荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

泳ぐ

こんばんは。

数年ぶりに泳いで、全身がダルい荒馬です。

 

夏はプール

冬はスキーに

毎日行く小学生でした。

友達と一緒には行きますが、

しゃべって終わりというのではなく、

ただただ泳ぐ

ただただ滑る。

 

着替えや行き帰りで、話をします。

そういう波長が合う友人と、

いつも行っていました。

短大生になってからは、

プールにはあまり行かなくなりました。

働き始めてからは、

プールに行く時間すら無くなりました。

退職後、

小凡師くんに泳ぎを教えるために、

何度か一緒に行きましたが、

なんせ小凡師くんは、

運動が苦手。

無理強いしても効果がないので、

また足が遠のくように…。

 

ここに来て小凡師くんが

泳ぐのが上手くなりたいという意志と、

凡師さんが、

仕事で泳がなければならないという

事情が生まれ、

先週から男同士で通うように。

今日は、

荒馬も一緒に行くことに。

 

かろうじて水着も入り、

久々の水泳に、不安もありましたが、

楽しい楽しい。

水の中にいる時間は、

リラックスしますね。

と言っても、

一気に泳げたのは25m。

あー、筋力・泳力は

確実に落ちていました。

25m泳ぐ→立って息を整える→25m泳ぐ

を繰り返しました。

 

泳ぎ終えて、着替えた瞬間から、

腕がだるくなりました。

「あー鍛えられたんだなぁ」

と実感していますが、

「こんなにも筋力が落ちたんだなぁ」

とも実感。

 

また泳ぐに行きたいなぁ。

そして、

帰宅してダラダラすると、

せっかく活発になった筋力が

すぐに戻ってしまう気がして、

先日、

凡師さんに買ってもらった自転車で、

買い物がてら、

散歩をして来ました。

 

けっこう気温も湿度も高いことに

慣れて来たので、

27℃でも涼しいと感じるようになりました。

今日は風もあったので、

自転車がとても気持ちよかったです。

 

こちらに来てから、

何だかアクティブな荒馬です。

 

妖怪博覧会

こんばんは。

妖怪の世界に触れ、学んできた荒馬です。

 

先日のブログでも書きましたが、 

fuku-fukuro.hatenablog.com

 

荒馬は、妖怪などが大好きです。

たまに、

小凡師くんの部屋にある、妖怪の本を読んでは、

自分も同じ年代の頃、

同じような本を読みまくっていたなぁと思っていました。

 

秋田県の県立博物館で、

15日から、妖怪博覧会の特別展が開催されており、

家族で行ってきました。

3連休前からスタートということで、

家族連れも見越して開催されていると思っていたので、

もう少し、子ども向けの特別展になっていると思いきや、

がっつり、

大人向けの、展示になっていて、

足を運んだ小さな子は、ただただ、退屈そうにしていました。

あまりにリアルな絵巻などが登場するので、

怖がっているお子さんもいらっしゃり、

大人の方が、夢中になっている様子。

 

我が家と言えば、

小凡師くんは、言わずもがなで夢中です。

小小凡師くんは、室内の空調状態がお気に召さなかったらしく、

早々に、愚図っていました。

ですので、

大変、早足の観覧になってしまいましたが、

荒馬もワクワクし通しの一時でした。

 

もう少し、じっくりと見たかったのですが、

そこは、

購入したパンフレットを

(と言っても、とても立派な冊子になっており、

 展示内容が、この一冊に載っています)

帰宅してから、ゆっくりと見ることができたので、満足です。

 

さて、帰宅途中、

スマホを持って十数年経つのですが、

初めて、

緊急速報を体験しました。

雨が降るとは分かっていたのですが、

しっかりとニュースを見ていなかったので、

どの程度の悪天候になるのか知りませんでした。

行くときに、

北海道では経験したことのない、スコールのような雨を経験。

冠水と言うよりは、水はけのよくない道路で、

行き場の失った雨水が、溜まっているという状態でした。

通り道沿いの川が、いつもよりも増水しており、

「おや!? これは、マズイのでは?」

と凡師さんと話ながらも、

博物館に到着し、観覧。

 

帰宅前に、道路情報を確認しましたが、

帰宅路で大きな被害はなさそうだったので、

車を走らせていたところに、

緊急速報のアラームが鳴り響きました。

 

荒馬たちが博物館にいる間に、

大雨・洪水・土砂災害警報が発令されていました。

 

雨のおかげで、

もう一つの予定がキャンセルになったので、

予定よりも早い帰宅だったのですが、

帰宅してすぐにニュースを見ると、

自宅から1時間圏内の場所に、

避難勧告も発令され始めました。

 

自宅近くの川も、かなり増水しており、

川の水位を見に来ている人達もいて、

にわかに

近所がざわついておりました。

 

荒馬も、

昨日、凡師さんが買ってくれた、

新しい自転車に乗って、

近所を偵察。

 

雨も上がり、空も明るくなってきていましたが、

心配な夜になりそうな気配でした。

 

それにしても、

久しぶりに自転車をこぎました。

以前の家周辺は、

坂道が多かったのと、

自転車で行けるほど近くに、お店や金融機関がなかったため、

全く自転車が必要なかったのですが、

こちらにきて、

スーパーもコンビニも金融機関も

近所になったため、

そして、

こちらの気候だと、

車内の方が暑く、エアコンを使って涼しくなる頃には、

目的地に到着するため、

自転車が、非常に便利だという結論に達し、

Amazonプライムデーを利用して、

お得な価格で自転車を購入しました。

 

暑さや湿度の高さにも徐々に慣れてきたので、

自転車で軽快に走りました。

同じように川を偵察しに来ている人達と、

挨拶と言葉を交わし(初対面の方ですが)、

車では、得られない【何か】を得て帰宅した荒馬です。

 

今日は、

ワクワクすることがたくさんの1日でした。

大雨・洪水は心配が残りますが、

連休中なので、家族みんなで行動できること、

家に居た方が、非常に安全なこと

もあり、そこまでナーバスにはならずに済んでいます。

 

明日は、天候が落ち着いていたら、

プールに行く予定です。

小小凡師くんの介護を始めてから、

泳ぎにいく機会がなくなったので、

こちらもワクワクしています。

 

泳ぐのが好きな荒馬ですが、

40歳間近の荒馬が、

かつてのように泳げるのか、少々、不安もありますが、

凡師さんに、啖呵を切った手前、

泳げなければなりません。

 

明日は、

足をつって、溺れないように

今日からストレッチをしておこうと思います。

 

 

『本の子』

こんばんは。

新感覚の絵本を見つけた荒馬です。

 

先ほどまで、

地元から少し離れた場所の、

お祭りを見に行ってきました。

日本一大きな太鼓の奉納祭です。

今日は神社の境内で、

奉納の舞が披露されていました。

北海道には、

こうした昔から継承されてきた、

伝統文化が少ないので、

秋田に来たら、

たくさん見たいと思っていました。

小さな集落ですが、

子どもからお年寄りまでが集い、

舞を踊って、盛大な拍手がおこる。

とても素敵な時間に立ち会えました。

明日は昼間に、

大太鼓が街の中を巡ります。

見に行けたら良いなぁ。

 

自分の中に、

こうして新しいものを取り込むのは、

いくつになってもワクワクします。

今までとは違う地域に来たなら、

なおさらです。

旅行などで全国各地を見ていますが、

やはり、

生活する中で見られるものとは、

違うので、

暮らしの中の文化・伝統も

大変興味深いです。

 

最近は、

読書もコンスタントにできているので、

何だか心の栄養に、心の豊かさに

なっていて、良い感じです。

 

新しいものといえば、

絵本でも新感覚のものを見つけました。

 

本の子

本の子

 

 

昨日書いたように、

夏休みに読み聞かせをすることになったので、

その絵本を探しにいった本屋さんで見つけた、

新刊絵本です。

帯とタイトルに惹かれて手に取りました。

本とはどんなものかが書かれているのですが、

文は、

短く、だからこそ深く沁み入る感じです。

何より、

絵の至る部分に、

海外の名作の一部分が、

書かれており、それが絵と溶け合っています。

中身を見せられないのが、

とても残念ですが、

手にとって頂ければ、

荒馬の言いたいことが、

分かっていただけるかと思います。

 

背景となっている絵に書かれた文を

見るのも楽しさの1つです。

これまで、

このようなスタイルの絵本は、

見たことがありませんでした。

 

海外絵本は、

内容もさることながら、

絵やデザインなどにも、

斬新さや面白さがあります。

そして、

絵本というカテゴリーになっているだけで、

決して、

子ども向けに作られてはいないように

思います。

特に文の内容が。

子どもだからわかりやすい言葉で、

という印象がしません。

子ども達に、こんなことを伝えたい。

子どもだけでなく、

本を手に取った人たちに伝えたい。

そんな気持ちがする絵本ばかりです。

 

少し考えないと理解できないような、

表現もあります。

子どもだって、

子どもなりの解釈ができますし、

大人が思う以上に、

感じ、考え、受け取るはずです。

そして、

絵本は子どもだけのモノではありません。

 

短い文・絵によって、

大人にも深いメッセージを

感じ取ることができます。

単純に楽しめる絵本もありますが、

それも大人だって、

楽しめるのです。

 

来月、絵本セラピー®︎を

秋田県で初開催します。

荒馬の活動としては、

半年ぶりです。

 

そろそろ、

絵本セラピー®︎モードに切り替えて、

プログラムを作っていこうと思います。

今回は、

小学校の先生へ。

教員研修でくんでくださいました。

 

参加してくださる方々に、

新感覚なものを

ワクワクしながら、

体験していただくため、

頑張りたいと思います。

 

『大接近!妖怪図鑑』

こんばんは。

夏休み中に、

読み聞かせをすることになった荒馬です。

 

連日、30℃越えの中、

小小凡師くんの通院などがあり、

25℃以上の経験が少ない荒馬は、

すっかり暑さにやられていました。

体調を崩したわけではありませんが、

夜は落ちるように寝てしまうほど、

体力を奪われていました。

今日は久々に、

ゆっくり過ごせました。

それでも、少しずつ暑さに慣れてきたのか、

27℃と聞いても、

「あっ、涼しいね」と言えるように。

 

さて、荒馬、

PTA専門部に所属しており、

予算の関係で図書館司書教諭がいない、

小凡師くんの学校で、

夏休み中に、

図書室ボランティアをやることに。

貸し出しが主な内容ですが、

来てくれた子どもに達に、

読み聞かせをすることにしました。

他の役員の方も快諾してくれて、

3日間、午前と午後に実施。

 

荒馬は6回中、2回の読み聞かせを担当。

ということで、

これまでは、

絵本セラピー®︎に使えるような

絵本を買ったりしていたのですが、

夏・小学生好み・読み聞かせ

というキーワードで、

絵本を買いました。

 

今回はズバリ【怖い話系】

それらの絵本を8冊も購入。

こちらは、その中の1冊です。

 

大接近!妖怪図鑑

大接近!妖怪図鑑

 

 荒馬、子どもの頃から、

妖怪・お化けなどが大好きで、

よく図鑑や本を読んでいました。

短大生の時には、

伝承文学を専攻し、

雪女伝説について、卒論も書きました。

DNAなのか、

小凡師くんも妖怪好き。

 

読み聞かせ用と言いつつ、

歴史オタクの小凡師くんに、

絵本を見せたくて、買った1冊です。

 

荒馬と小凡師くんの中では、

メジャーとなっている妖怪達が、

とにかくページいっぱいにドアップで

描かれています。

小凡師くんもページをめくるたびに、

「おーーー」

「すげーーー」

「迫力満点だーー」

と言いながら、何度も見ています。

その後、

自分の部屋の本棚にある、

妖怪図鑑を持って来て、

見比べたり…。

 

子どもは、お化けとか妖怪とか、

好きな子が多いですよね。

怖いけど見たい。見たいけど怖い。

 

読み聞かせをする図書室は、

エアコン完備の涼しい場所です。

少し部屋を暗くして、

雰囲気を出しながら、

読み聞かせしようかと考えています。

 

こんな時、

低い声の荒馬は、役に立つはず。

声色も変えてみようかなぁ。

 

絵本セラピー®︎などで、

大人に向けて読み聞かせをする時には、

あまり過剰な演出をせずに、

絵本を読み上げます。

あえて、淡々と。

しかし、

子ども達に向けて読むなら、

思いっきり演じます。

これがまた楽しみの1つ。

 

購入した8冊全ては読めないので、

これから、選書しようと思っています。

まずは、読み手が面白いと思いながら、

読まないと、

子どもにも伝わりませんよね。

 

どんな事でもそうですが、

大人が、まずは楽しんでいる姿を

見せる事で、

子どもも何かを感じ取ってくれる気がします。

 

楽しんで読み聞かせしたいです。

 

『10秒の詩』

こんばんは。

なんだかモヤモヤする時は、

絵本や詩集がいいなぁと思いながら、

本棚からたくさん本を取り出した荒馬です。

 

今日はなんだかモヤモヤする日でした。

周りの人の、言葉遣い・態度に

過敏になります。

それでも、

感情に任せて話すのは良くないと思い、

言葉を慎重に選びながら、

伝えたい想いを伝えてみます。

それでも、

一方通行な感触。

 

自分が、

こんなにも会話することが下手なのかと、

思った日でした。

分かりやすく伝えられない。

慎重になりすぎて、

かえって、

小難しい言い回しになってしまう。

ですので、

余計にモヤモヤが募る。

 

言いたかったけれど、

飲み込んだ言葉もあります。

荒馬、

普段は飲み込まないので、

言いたいことを飲み込むことへの

耐性が、極端に弱いです。

 

言葉は難しいですね。

伝えるのは難しいです。

 

そんな今日はこちらを再読。

もう何度も読み返しています。

 

10秒の詩 ─ 心の傷を治す本 ─

10秒の詩 ─ 心の傷を治す本 ─

 

 

絵本セラピスト®︎の同期であり、

朗読家でもある友人が、

この詩集の詩を朗読している動画が

アップされ、

迷わずに購入しました。

 

現代詩はやはり面白いです。

短い言葉の中に、

様々な思いが溢れますし、

これまで体験した思い出の映像が、

映画のように頭に浮かび上がります。

たぶん、

10人いたら、10通りの解釈があるのだと

思います。

詩集でブックトークするのも、

楽しいかもしれませんね。

 

 

最近は、教師をしていた頃よりも、

教育について考えさせられます。

それはたぶん、

普通学校と支援学校の保護者になったから。

そして、

たったの十数年ですが、

その現場にいたから。

 

秋田に来てから、

本当に【学校】について、

考えさせられることが増えました。

それはおそらく、

以前よりも、

学校が遠い存在になったからなのだと

思います。

 

かたや普通学校の方は、

学校や先生との距離が遠すぎて、

何をしているのか、

何を目指しているのか、

何を大事にして、

子どもに関わっているのかが

分かりません。

家庭と学校が協力して、

なんてセリフを聞きますが、

家庭(保護者)は置いてけぼりです。

 

かたや支援学校は、

訪問指導にしてもスクーリングにしても、

我が家の場合は、

医療行為が必要なので、

荒馬が必ず同行(同席)しています。

まだ不慣れなので、

自分の立ち位置が定まらないのと、

通学生ではないので、

同行(同席)しているにも関わらず、

学校の様子が断片的にしか分かりません。

 

保護者が知らない・分からないというのは、

こんなに不安になるのだと、実感です。

 

退職して6年。

その間に、

カウンセラーや絵本セラピストの

資格を取る中で、

様々な分野の勉強をして、

これまで狭かった視野が広がり、

そして、

小学生の保護者の経験値を踏む中で、

学んだことがたくさんです。

 

実際は無理ですが、

今、仮に復職したら、

6年前よりも、もっと、

やれること、

考えられること、

できることが、

あるように思います。

 

そんな、

やりたくてもできないという、

ジレンマや、

未練にも似た感情があるので、

余計に、

今の学校や先生達への、

思いだったり、

言いたいことが増えます。

 

その多くは飲み込むのですが、

だいいち、

特に小凡師くんの通う普通学校では、

親が何かを言える機会がありません。

懇談会も先生の独壇場。

保護者の声を聞いてなんぼだと思っていたので、

これには違和感です。

 

そしてふと、

荒馬も親なんだなぁと、

改めて感じました。

 

これは小小凡師くんにも言えることです。

 

上手に、

折り合いをつけなければ、

荒馬自身の視野が再び狭くなります。

 

今は特別支援教育について、

一から勉強したいです。

 

思い立ったが吉日。

勉強しようかなあ。

 

 

 

 

 

花火大会

こんにちは。

久しぶりに花火大会会場へ行った、荒馬です。

 

昨夜、家族4人で、

地元の花火大会を観に行きました。

思えば、

大会会場まで行って、花火を観たのは、

数年ぶりになります。

以前までは、

高台にある自宅から見えていたので。

そして、

暗いところを怖がる小小凡師くんのため。

 

こちらに越してきて、

凡師さんと小凡師くんが、

ウキウキ・ワクワク

ソワソワ・ムズムズしていたので、

今回は、行ってみました。

もちろん、

小小凡師くんも一緒に。

 

有難いのは、

身障者用の駐車場が完備されていたこと。

場所が最高だったので、

人混み・蚊に惑わされるよりも、

車内から花火を堪能しました。

 

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花火を撮るのは難しいです。

凡師さんは、とても上手なので、

凡師さんのブログでは、

素敵な写真がアップされるかもしれません。

 

さて、

花火は綺麗でしたし、

こういう場所は、

混雑している方が好きなのですが、

とにかくマナーが悪い。

ゴミ箱があるのに、

至る所にゴミが散乱していたり、

トイレ行列でも、

横入りをしたり、

罵声や怒号が飛び交ったり。

夜遅い開催なので、

子どもも眠くなったからなのか、

グズリ出すのですが、

怒る親御さんの多いこと。

 

秋田県の県北である、この地域は、

方言や訛りが津軽よりらしく、

怒ってはいないのかもしれませんが、

怒っているように聞こえます。

 

小凡師くんも、若干の驚きと戸惑いの表情。

せっかく楽しみにしてきたので、

そういったものを、

見たり聞いたりするのは、

最小限にしてあげたくて、

話しかけたり、花火に注目させたり。

それでも、

6年生は色々と見て、聞いて、考えます。

 

「みんな、綺麗な花火をもっと見ないとね。

    そして「た〜まや〜」って叫ばないとね」

と、

案外マイペースな発言。

 

もしかすると、

荒馬に気を遣ってくれていたのかもしれません。

 

そんな荒馬は、

花火の写真を諦め、

花火を観る人をパシャリ。

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楽しみをどこで見出すのか、

こういったものは、

楽しんだもの勝ちとばかりに、

パシャリパシャリしました。

 

秋田県大曲市

全国的にも花火が有名。

それも観に行けたらなぁ。

 

 

 

『どんなかんじかなぁ』

こんばんは。

皆が共通の【あたりまえ】を

持つことは、難しいことだと思った荒馬です。

 

学校ネタが、続いていますが、

今日も関連するブログです。

今日は、

小小凡師くんの通う

特別支援学校の近くにある、

小学校の児童との、近隣校交流でした。

もう30年も続いているとのこと。

年に一回、この時期に。

全校での七夕集会に参加したり、

今年は四年生の児童と交流を深めました。

 

こちらの児童達は、

障害を持った人と接することへの、

抵抗感も偏見もありませんでした。

正確に言えば、

そうは見えませんでした。

もちろん、

接する上で戸惑っている様子は

あるのですが、

差別的な気持ちはありません。

 

周りの人と変わらない態度で、

接してくれて、

帰り際は、全員が【さよならタッチ】を

してくれて、

「また来てね」

「また遊ぼうね」

「嫌な思いはしなかった?」

「楽しかった?怖くなかった?」

と話しかけてくれます。

 

これまでは、

「かわいそう」

「なんか、怖い」と言われたり、

嫌悪感のある視線を感じたりする場面の方が

多く、その度に胸が痛みました。

 

実は、子ども達よりも、

大人達の方が、その傾向は強いです。

「変なのが移るから、近づくな」と

自分の子どもに言う親御さんもいました。

 

車イスは目線が下なので、

ちょうど歩いている人の、

手の位置・カバンや持っている物の位置に

顔が来るので、

ぶつかることもたくさんありました。

 

その度に、

チクっと小さな棘が刺さります。

それが、

親の本音です。

とは言え、

だからと言って、

家から出ずに過ごすのは嫌なので、

凡師家は、全国各地に旅行したり、

とにかく連れ出して、

多くの人に会いに出ます。

 

20代前半より下の世代は、

障害を持った人への垣根が低く感じます。

小さな頃から、

身近にいる環境があるからでしょう。

慣れているという言い方の方が

良いかもしれません。

対して、

それよりも上の世代は……。

 

もちろん、若い人も年配の人も、

いろんな人が存在します。

様々な生育環境があり、

様々な価値観があります。

それでも、

相手の立場を考えてみる、

他を慮る思考は、

大事にしたいところです。

 

今日はそんな絵本です。

 

どんなかんじかなあ

どんなかんじかなあ

 

相手の立場や状況を

想像してみる。

そこから見えるもの、考えること。

 

これは、障害のあるなしに限りません。

こんなことをしたら、

こんなことを言ったら、

相手は、他の人は、

どう思うだろう

どんな気持ちになるのだろう。

 

これは人と関わる上で、

とても大切な事だと思います。

バレなきゃいいや、

自分の中で収められたら…。

そんな思いが、

いつ、誰を深く傷つけているか。

苦しめているのか。

 

そういう機微には敏感でいたいと

荒馬は思っています。

できることなら、

誰かの役に立ちたい。

1人でも多くの人を笑顔にしたい。

一歩先の気遣いができるようになりたい。

 

簡単なようで難しいことです。

そこにも

価値観や受け取り方の差が生じるので。

 

それでも、

今日見た、あの児童たちのように、

思いやりの気持ちや

相手が嬉しくなる、温かくなる

そんな言動をしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

アイディア力と視点の違い

こんばんは。

特別支援学校でワクワクした荒馬です。

 

小小凡師くんは、

特別支援学校に在籍しています。

医療的ケアが必要なのと、

何をするにも全介助が必要なので、

入学して間もない小小凡師くんは、

訪問指導がメインです。

それでも、

同年代の子との関わりを増やしたくて、

定期的にスクーリングを

させてもらっています。

 

今日はスクーリングの日。

3つの学校(本校と分校)の交流があり、

出かけて来ました。

 

現在、

普通学校と支援学校の保護者である荒馬。

地域や学校によっても、

その方針は大きく違う上に、

普通学校と支援学校では、

さらに大きな違いがあり、

とても新鮮で、

保護者にも素敵な学びが多いです。

 

支援学校の先生はとにかく元気。

年齢性別に関わらず、

とにかく体力があります。

動きも俊敏です。

さらに、視野が広く、

観察眼に優れています。

 

そして、

勉強に向かわせるための

声かけ、アイディアが、とにかく豊富。

支援学校は、

子ども一人一人に支援計画があり、

きめ細やかです。

到達目標の設定、その過程も様々。

それを、

集団生活の中で、

時には個で、時には集団で、

作り上げて行きます。

 

普通学校とは違う視点の注意点も多いです。

怪我に直結しやすく、

心が不安定になってしまう要素を

取り除きつつ、

教材、声かけ、物作りを、

臨機応変に対応するための、

引き出しがたくさん必要です。

 

頭が下がります。

 

ただ、小小凡師くんに同行していると、

保護者である荒馬も、とにかく楽しい。

毎回、ワクワクします。

 

比較するには、

学校種も違いますし、

目指す方針も手立ても違うのは

分かっているので、失礼なのですが、

残念ながら、

小凡師くんの通う普通学校の参観は

ワクワクしません。

先生が求めている方向に、

軽い誘導をしながら、持って行きます。

授業規律の基本はしっかりしていても、

結局、

先生が【やりたい方向】に誘導するので、

【やらされてる感】が目立ちます。

 

秋田県の課題は、

小中学校の時は良くても、

それ以降に伸び悩みがあったり、

学力が下がる傾向にあるという

ことらしいのですが、

何となく納得できます。

 

授業規律が、

子ども達の自主性や積極性を

作り出すのではなく、

その実、

教師側の管理的な視点や態度を

円滑にするためのものになっている気がします。

 

秋田県というと語弊がありますね。

数多くの中の一校しか知らないので…。

それでも、

期待が大きかっただけに、

学習内容や指導法に

少しガッカリの3ヶ月です。

 

おそらく、

自主学習という名の、

宿題を毎日やることで、

勉強する習慣が確立しているため、

それなりにはできているのだと思います。

それが、

本来の自主学習の伸びを、

妨害しているのかもしれません。

習慣という武器があるのに、

その扱い方を子ども達が

分かっていない。

そんな印象です。

 

同じ週に、

普通学校と支援学校を見たので、

ついつい比べてしまいます。

支援学校は、

本当に子どもをよく見ており、

さらに、その保護者に対しても、

きめ細やかで、丁寧です。

対する普通学校は…。

 

荒馬が教師経験者なので、

余計にシビアに見ているのかもしれません。

 

昨日も書きましたが、

小凡師くんが毎日楽しそうに通っているので、

それで良しとすべきかもしれませんが、

何だかモヤモヤしたものが残ります。

今日、

それが、特に顕著に浮かび上がりました。

 

モヤモヤの解消がされる前に、

卒業になりそうですが、

あまり比較せず、

そして、

文句を言わないようにしなければ。

 

 

 

『ルラルさんのにわ』

こんばんは。

本当に大切にすべき事って

何だろうと考えていた荒馬です。

 

この問いは、

教師目線や教師の立場の経験がある、

荒馬から見た、学校についてです。

そこはもちろん、

学校に通う子ども達を

大切にするのですが、

その、どんな部分を大事にするのか、

学力重視なのか、

運動重視なのか、

管理型なのか、

子供達に切り拓かせるのか。

などなど。

 

地域・学校・教師集団・管理職、

それぞれの立場や価値観、

大切にするポイントが存在します。

 

それでも、果たして、

子どもだけのことを、

考えるだけで良いのか。

そんなことを考えていました。

 

そんな時に思いついた絵本がこちら。

 

ルラルさんのにわ (いとうひろしの本)

ルラルさんのにわ (いとうひろしの本)

 

 ルラルさんは、自慢の庭を

毎日丁寧に手入れしています。

自分の庭で、

誰かが悪さをしないように見張ります。

そんなある日、

ある動物がルラルさんの庭に来ました。

さて、どうするルラルさん?

そして、どうなる?

 

 

荒馬は小中併置校も含めて、

3校の教員経験。

保護者として、3校の保護者経験。

凡師さんの勤務校の様子を、

聞くだけとはいえ、知っているのが3校。

 

それぞれに、特色があります。

良くも悪くも…。

 

秋田県に来て、

小凡師くんの学校の、

2度目の懇談会がありました。

学力1位がキーワードとして、

よく出てくるのですが、

今はダントツではないですし、

分野別にすると、

他県に追い抜かれています。

 

上からの厳しい言葉があるのか、

学力向上に関するお話が、

先生達から、やたらと話されます。

それも、

もっと家庭も協力してよと言いたいのか、

家庭生活へのダメ出しや注意喚起が

目立ちます。

 

その割に、

学校からの発信や日々の関わりに関して、

保護者には不親切だなぁ。

と思うわけです。

転校生だから余計かもしれません。

小さな地域だからなのか、

慣例になっているから、

保護者も卒業生が多いから、

子どもに自立心を育てたいので、

子どもにしっかり伝えています。

お子さんから聞いて下さい。

というスタンス。

 

あぁ、保護者を大事にしない学校だなぁ。

丁寧さと親切が、もう少しあれば…

と、思ってしまいました。

原稿ばかり見て、

保護者の顔を見ていなかったら、

「子ども達が時間にルーズ」と言いつつ、

授業も、懇談も、時間通りに終わらない。

保護者も仕事を持ちつつも、

何とか遣り繰りして、

時間を作り足を運んでいるのに…。

そして、

「参観には来ても、

    懇談に残ってくれる保護者が少ない」

と嘆くのですが、

大人だって人間です。

大事にしなければ、ぞんざいに扱えば、

離れるものですよね。

 

学校・家庭・地域が協力して。

なんて、

よく聞く話ですが、

簡単ではないことは分かります。

それでも、

小さな積み重ねで、

相互に【大事に思う】行動をすれば、

変化は生まれると、

荒馬は思います。

 

当然、文句ばかりの保護者はダメ。

文句なのか、意見なのか、

それは、

自分のためなのか、

自分の子だけのためなのか。

 

どちらかだけ頑張っても上手くいきませんが、

それでも、

学校が、教師が、

率先しないとならない部分の方が、

圧倒的に多いと思うんです。

 

これも価値観の違いがあります。

だから、先生達が忙しくなるんだ。

という声も聞こえてきそうです。

しかし、

負担にならずに、できることなんて、

山ほどあるんですよね。

やっていた身からすると。

 

それは、教師の怠慢だよぉ。

って思うことが。

 

小凡師くんは楽しい楽しいと、

登校しているので、

それで満足すべきなのは分かります。

それでも、

転校という事情、

都道府県も変わったという事情、

PTA役員の仕事もやらせていただいている、

立場からすると、

様々な部分で、「うーむ」と

思うことが…。

 

相談しても、歯切れが悪く。

少しモヤモヤしている荒馬です。

あと1年もせずに卒業だと、

割り切った方が良いのかなぁ。

ついつい、

以前の学校と比べたり、

自分の教師時代と比べたりしちゃいます。

 

改めて、

北海道(もっと言えば、以前住んでた地域)

の教育って、悪くない。

たとえ、

学力が下位だったとしても…。

と思いました。

 

大事にするポイントが違うだけで、

荒馬は、

そちらに慣れていただけなのでしょうね。

そんな意味では、

秋田県にも慣れなければ…

 

 

 

ご依頼を頂く

こんばんは。

嬉しくて、張り切っている荒馬です。

 

秋田県に来て、

生活は落ち着きましたが、

絵本セラピスト®︎としては、

まだ活動再開をしていませんでした。

この先、ずっと暮らす地なので、

今は焦らず、準備を整えて、

秋田県

1人しかいない絵本セラピスト®︎として、

ゆっくりと、

秋田県の大人たちは、絵本を広げられたら…

そんな風に、

思考をシフトチェンジしていたところです。

 

本日、長男の参観懇談の日。

担任の先生から、

夏休み中の教員研修、

秋の6年生の道徳の授業での、

絵本セラピー®︎のご依頼を頂きました。

すでに、

12月の保護者研修会の依頼は頂いていましたが、

初めて聞く【絵本セラピー®︎】という、

キーワードに、

先生たちが反応してくださり、

ご依頼の運びとなったようです。

 

こうして、

素通りせずに興味を持ってくれて、

さらに、

体験してみようと思って下さる。

本当に嬉しい限りです。

 

さらに6年生というと、

小凡師くんの学年。

昨年も小凡師くんの学年で、

絵本セラピー®︎を実施しました。

「お母さん、やっても良いかなぁ?」

と聞くと、

「またお母さんの絵本セラピーを

   受けられるの?やったー! 

   やったね。お母さん。嬉しいね」

と喜んでくれました。

 

凡師さんも喜んでくれて、

応援してくれました。

 

こうして、

家族の応援や後押しがあるお陰で、

私も活動ができます。

 

色んな方に感謝の気持ちを持って、

心を込めてやってきたいと思います。