荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

アイディア力と視点の違い

こんばんは。

特別支援学校でワクワクした荒馬です。

 

小小凡師くんは、

特別支援学校に在籍しています。

医療的ケアが必要なのと、

何をするにも全介助が必要なので、

入学して間もない小小凡師くんは、

訪問指導がメインです。

それでも、

同年代の子との関わりを増やしたくて、

定期的にスクーリングを

させてもらっています。

 

今日はスクーリングの日。

3つの学校(本校と分校)の交流があり、

出かけて来ました。

 

現在、

普通学校と支援学校の保護者である荒馬。

地域や学校によっても、

その方針は大きく違う上に、

普通学校と支援学校では、

さらに大きな違いがあり、

とても新鮮で、

保護者にも素敵な学びが多いです。

 

支援学校の先生はとにかく元気。

年齢性別に関わらず、

とにかく体力があります。

動きも俊敏です。

さらに、視野が広く、

観察眼に優れています。

 

そして、

勉強に向かわせるための

声かけ、アイディアが、とにかく豊富。

支援学校は、

子ども一人一人に支援計画があり、

きめ細やかです。

到達目標の設定、その過程も様々。

それを、

集団生活の中で、

時には個で、時には集団で、

作り上げて行きます。

 

普通学校とは違う視点の注意点も多いです。

怪我に直結しやすく、

心が不安定になってしまう要素を

取り除きつつ、

教材、声かけ、物作りを、

臨機応変に対応するための、

引き出しがたくさん必要です。

 

頭が下がります。

 

ただ、小小凡師くんに同行していると、

保護者である荒馬も、とにかく楽しい。

毎回、ワクワクします。

 

比較するには、

学校種も違いますし、

目指す方針も手立ても違うのは

分かっているので、失礼なのですが、

残念ながら、

小凡師くんの通う普通学校の参観は

ワクワクしません。

先生が求めている方向に、

軽い誘導をしながら、持って行きます。

授業規律の基本はしっかりしていても、

結局、

先生が【やりたい方向】に誘導するので、

【やらされてる感】が目立ちます。

 

秋田県の課題は、

小中学校の時は良くても、

それ以降に伸び悩みがあったり、

学力が下がる傾向にあるという

ことらしいのですが、

何となく納得できます。

 

授業規律が、

子ども達の自主性や積極性を

作り出すのではなく、

その実、

教師側の管理的な視点や態度を

円滑にするためのものになっている気がします。

 

秋田県というと語弊がありますね。

数多くの中の一校しか知らないので…。

それでも、

期待が大きかっただけに、

学習内容や指導法に

少しガッカリの3ヶ月です。

 

おそらく、

自主学習という名の、

宿題を毎日やることで、

勉強する習慣が確立しているため、

それなりにはできているのだと思います。

それが、

本来の自主学習の伸びを、

妨害しているのかもしれません。

習慣という武器があるのに、

その扱い方を子ども達が

分かっていない。

そんな印象です。

 

同じ週に、

普通学校と支援学校を見たので、

ついつい比べてしまいます。

支援学校は、

本当に子どもをよく見ており、

さらに、その保護者に対しても、

きめ細やかで、丁寧です。

対する普通学校は…。

 

荒馬が教師経験者なので、

余計にシビアに見ているのかもしれません。

 

昨日も書きましたが、

小凡師くんが毎日楽しそうに通っているので、

それで良しとすべきかもしれませんが、

何だかモヤモヤしたものが残ります。

今日、

それが、特に顕著に浮かび上がりました。

 

モヤモヤの解消がされる前に、

卒業になりそうですが、

あまり比較せず、

そして、

文句を言わないようにしなければ。