こんばんは。
これがホームシックなのか考えていた荒馬です。
荒馬、生まれ育った北海道を離れ、
秋田県に引っ越してきました。
北海道内でも、住んでいたのは2カ所のみ。
短大時代に2年間、1人暮らしをしていた他は、
地元に住んでいました。
地元に教師になって戻ると決めていたので。
短大時代、
地元を離れた高校の同級生たちは、
いつ会っても、いつ話しても、
皆一様に「寂しい」「親に会いたい」と言っていました。
荒馬は、全くなし。
たった2年間だという気持ちと、
卒業したら(この時は本学に編入しようと思っていたのですが…)
地元に戻るんだ。絶対に。と思っていたのがあったから。
今回の引っ越しは、
凡師さんの職業柄、新聞発表がされてからではないと、
公表できない約束が。(守秘義務というやつです)
ですので、内示が出た時点で、
凡師さんは周りの人に伝える事ができましたが、
荒馬と小凡師くんは、
仲の良い友達にも伝えることができませんでした。
そして、
公表した翌日には引っ越し。
引っ越しをした時点でも新聞発表はまだだったので、
ごく限られた人しか知りません。
当然、
送別会だとか、お見送りだとか、お別れの儀式もなし。
唯一、荒馬の父と兄夫婦には伝えていたので、
引っ越しの手伝いやら、お見送りをしてくれました。
引っ越しのバタバタもあり、(ギリギリまで片付かず…)
そして、伝えたい人に「さようなら」を言えなかったこともあり、
寂しさに浸るということがなかったのですが、
家を出発して、市街地を抜けると
突然、大粒の涙がこぼれました。
そこから、約1時間。ずっと泣いていました。
今回は、自家用車2台で移動。
男衆は仲良く1台に乗っていたので、
荒馬は1人ドライブ。
運転中だったとは言え、気兼ねせず大泣きすることができました。
こんなに泣いたのは、何年ぶりだろうというくらい泣きました。
帰省することはあっても、
私が北海道に住むことは、この先、訪れません。
(あっ、離婚すれば訪れるかな)
ここまで、故郷愛があったとは思いませんでしたが、
やはり【お別れ】は悲しいものです。
感情とは関係なく、体が悲しさ・寂しさを表出している状態。
とは言え、1時間泣いたら、スッキリ。
落ち込んだり、何かに浸ったりということはしませんが、
やたらと、
荒馬父&兄に連絡をしています。
電話をしたり、メールをしたり、ハガキを書いたり。
荒馬母が生きていたら、どうだったかなぁと考えたり。
あれっ!?!?
これって、ホームシックなのか?
家族を恋しいと思っているか?
転居通知ハガキにも
「すでに北海道が恋しいです」とか
「地元が恋しいです」「帰りたいです」と
書いてはいるものの、
言うほど、思ってはいないと自覚しているはずでした。
実際、
こちらでの生活をバタバタしつつも、楽しんでいます。
それでも、特に兄には何かの理由を付けては、
電話をしています。
「おれの声、聴きたいのか???」と言われるほど。
荒馬父は、現在、
病気の治療のため入院中。
あえて引っ越し後に入院&治療することにしたそうです。
もう、闘病生活も数年に及び、
この治療入院も何度かしているのですが、
すぐに行ってあげられない、距離のもどかしさがあります。
せめてもの親孝行と、電話をしたり。
でも、連絡しすぎると、逆に心配をかけてしまうので、
病院にハガキを出したりしています。
未だにガラケーを使い、メールやネットを一切やらない父。
秋田行きを見越して、教えようと試みましたが、断念。
それならアナログな方法でということで、ハガキです。
病室に届くハガキって、
見舞いにも匹敵する喜びがありますよね。
そう信じて、
今日もハガキを書きました。
2,3日したら、家の近所の写真を撮り、
それをポストカードにして、出そうと考えています。
気の済むまで、ホームシックを満喫すれば、
新しい生活に移行できると信じて…。