荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

シリーズ読了 『BAR追分』シリーズ3冊

小説も映画も続編といのはハードルが高くなりがち。

期待感が買ってしまうからでしょうか。

だからこそ、

続編も面白いと一気にその本が好きになります。

先日のブログで書いた

『BAR追分』シリーズ3冊を読了しました。

 

続編やシリーズ物は世界観が続いていくので、

荒馬は好きです。

とりわけ、この『BAR追分』シリーズ

 

第1弾で小説の世界観を味わい、内容を味わい

一歩踏み入れるという感覚でした。また俯瞰している感じ。

第2弾になるとすでにその世界観の中にいて、

登場する人物も風景も細かなところまでもが

自在に動き出すという感覚になりました。

視野の外でも動いていて続いていて…

活字の映像化というだけでは足りないくらいに。

その場に居る 間違いなく居る

息づかいというかリアルな何かを感じる。

不思議体験ができた本でした。

 

俯瞰して眺めていた世界に

自分もしっかりと降り立ち、歩き、眺め、話す

第3弾になると一層強まりました。

あーなんだろう この感覚

シリーズ物は過去にいくつも読んできたのに、

読んでいるだけではなく、存在している。

パラレルワールドのような

夢遊病のような

不思議な感覚です。

 

第3弾を読み終えた時、

長い旅行から帰った来たようでした。

まだそこにいたい。

第4弾は出ないのかなー

 

この感覚をまた味わいたい。