荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

息子たちに甘えられるようになった夜

こんばんは。

息子たちに弱音を吐いたり、

甘えることができるようになった荒馬です。

 

まだ小学生の小凡師くんと小小凡師くん。

逞しくなってきましたし、

素敵だなぁと感じる瞬間も増えましたが、

やはり、

親が泣き言を言ったり、

弱音を吐いて、落ち込んでいては、

その負の気持ちが移ってしまうのではと

思っていました。

どこかで、

しっかりしなくちゃ。

笑顔で元気でいなければ。

と、

◯◯しなければ…の呪縛に

陥ってしまいがち。

 

凡師さんが入院しました。

明日、手術です。

物心ついてからの入院は初めて。

初めての全身麻酔に、

初めての手術。

緊張や不安は、大きいはず。

しかし、

それを表には出しません。

とは言え、

長い付き合いですので、

顔を見ていれば、

言動を見ていれば、

分かるものです。

 

男の人は自分で思っているよりも

ずっとずっと、

嘘が下手ですね。

見抜くのは、ちっとも難しくありません。

そして、

女の人、

特に母親である女性は、

滅多なことに動揺しなくなるもの。

肝が座ってきます。

こんな時に見え隠れするものですね。

 

ただ、不安げで緊張した顔を見てから

病院を後にしたせいか、

何だか荒馬もソワソワしています。

仕事で数日の泊まりはありましたが、

こういう形での留守は初めて。

 

子ども達の不安や寂しさを

解消してあげるのが先だと思いきや、

まだ初日だからか、

ケロリとした兄弟。

「寂しいね」

「お父さん大丈夫かなぁ」

などと荒馬が言っても、

「お父さんの方が寂しいよ」

「お父さんの方が不安なんだから、

   僕たちがそんなこと言っちゃダメだよ」

「お母さんには僕たちがいるでしょ」

と言われました。

ひょっとして、

荒馬を思って、

甘えさせてくれて、受け止めようと、

してくれているのでは?

と考えてみました。

 

なるほど、

いつもにも増して、協力的な兄弟。

「何か手伝うことある?」

「それは僕がやるよ」

と小凡師くん。

いつもより、機嫌も良く、

様々な処置も嫌がらずに

協力してくれたり、暴れずに待ってくれる、

小小凡師くん。

 

なんて素敵な兄弟なんだ。

こんな時、

家族の中で唯一の女性は、

優しさも独り占めできます。

 

ふと思ったのが、

確かに元気で笑顔でいることも

大切だけれど、

悲しい時、

寂しい時、

不安な時、

それを子どもに伝えても良いよなぁと。

 

大人だからって、完璧ではない。

母親だからって、完璧ではない。

 

そう思うと肩の力も抜けます。

気負っていたのですが、

まぁいいか

と思えるように。

 

先程、仏壇と神棚に手を合わせてきました。

毎朝の日課ですが、

今日は夜にもご挨拶。

明日の朝は小凡師くんと一緒に

ご挨拶に行こうかな。

 

そして、

凡師さん、頑張れ!

大丈夫!

大丈夫!