荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

人生ゲーム タイムスリップ

こんばんは。

大笑いの家族時間を過ごしている荒馬です。

 

夏休みに入ってから、

特に小凡師くんに気持ちの余裕ができたので、

夕飯や入浴後に、家族で何かをする時間が生まれます。

普段は、夕飯・入浴後は、

寝る間際まで、勉強やら読書やらゲームやらと、

1人時間を過ごしている小凡師くん。

中学生の彼にとっては、大事な時間ですので、

邪魔はしません。

 

しかし、夏休みに入ったことで、

1人時間の他の余暇ができたので、

「みんなで映画観ようよ」

「みんなで人生ゲームやろうよ」

「みんなでモノポリーやろうよ」

「みんなでデザート食べようよ」

そんなお誘いが増えています。

 

今日は、本日届いたテーブルゲームを。

人生ゲームの最新作です。 

人生ゲーム タイムスリップ

人生ゲーム タイムスリップ

 

50周年記念の今年は、

人生ゲームが発売されてからの50年を振り返る的なもの。

1968年からスタートし、2068年まで楽しめます。

凡師さんや荒馬が幼少期の時代からスタート。

番組名や作品名など、直接的な表現はありませんが、

当時を生きた人なら、誰でも分かる内容が織り込まれています。

「午後8時、テレビの前に全員集合し………………」

「同情したら、お金を取られた…… 」などなど。

 

マスに書かれた指示を読み上げる小凡師くん

「テレホンカードってなに?」

PHSってなに?」

「ホームビデオカメラってなに?」

「ビデオデッキで録画予約って、どういうこと?」

ハレー彗星って観たの?」

などと、疑問をぶつけてきます。

 

懐かしいフレーズばかりで飛び出し、

そのたびに、質問に答える夫婦。

 

今回は凡師さんが、かなりの借金を抱えることになり、

「△円はらう」のマスばかり止まるので、大笑い。

昔の話をしたり、未来の話をしたり……。

ボード上の立体物には、

東京スカイツリー中部国際空港などがあります。

さらに、

新国立競技場まで…。

 

テレビやスマホ・パソコンのゲームと違って、

そこには会話が生まれます。

(テレビ・スマホ・パソコンのゲームでも会話はありますが…)

会話と言っても、

賑やかで(うるさい位に)、とめどなく続く会話。

終わったときには、話して笑って、少々苦しくなるくらい(笑)

 

今日は1回しかできなかったため、

未来コースまで進めなかったので、

明日以降、

小凡師くんの「全員集合!!!」という、掛け声があがれば、

ゲームを囲んで、大笑いの時間を過ごすことになりました。

 

人生ゲームは、ついつい勝ってしまいます。

数年連続で購入しています。

いつか、自宅を開放して、

テーブルゲームが気軽にできる場所にするのも良いですね。

 

そこには、笑いと話し声が飛び交っているでしょうから!

『どっちのてにはいってるか』『いーれーて』

こんばんは。

子どもと一緒に楽しめる絵本を開拓中の荒馬です。

 

秋田県民になって2年目。

昨年は空梅雨だったそうで、

今年の梅雨は梅雨らしい気候だったとか…。

その梅雨も明け、空気もカラッとしてきています。

とは言え、

梅雨の無い北海道と比べると、やはり空気は湿度を多く含んでいます。

気温よりも湿度の方が辛かったです。

そういえば、

荒馬がサウナが苦手なのも、湿度が高いからなのでは?と

思っていました。

 

さて、お陰様で、

昨年の【子ども・子育て推進協議会】さんで、

絵本を使った講演をやらせて頂いてから、

講演や絵本セラピーのご依頼を多く頂けるようになりました。

特に、

子育て支援センターや保育園から…。

子育て支援センターでは、

親子一緒での親子講座の講師を勤めさせて頂いているので、

本来の絵本セラピーとは少し違った進め方。

絵本を使って講演をするというスタンス。

 

参加してくださっている、お母さんに向けてなのですが、

0歳~2歳のお子さんも一緒なので、

せっかくなら一緒に楽しめる絵本のご紹介も兼ねて、

赤ちゃん絵本や低年齢のお子さんも楽しめる絵本も取り入れています。

 

これまでは、

小学生・中学生の道徳の授業をやらせて頂いたことはあっても、

月齢の低いお子さんは、こちらに来てから初めて。

4・5・6歳のお子さんとは、

また違う選書が必要となります。

 

というわけで、赤ちゃん絵本と呼ばれる分野も

現在、

開拓中です。

 

ここ数回の講座で使っているのが、

こちらの2冊の絵本。

 

いーれーてー

いーれーてー

 

  

どっちのてにはいってるか? (あてて・あててえほん)

どっちのてにはいってるか? (あてて・あててえほん)

 

『いーれーて』は、

言葉の掛け合いも楽しむことができます。

「いーれーて」とこちらが言うと、「いーいーよ」という

声が返ってきます。

この言葉の掛け合い、荒馬は大好きです。

素敵な言葉です。

お子さん達が楽しそうなのはもちろんですが、

何より、この「いーいーよ」と言っているときの、

お母さん達の表情がたまらなく可愛らしくて…。

慈愛に満ちていて、口調も優しくて…。

 

『どっちのてにはいってるか』は、

クイズ絵本でもあります。どちらの手に入っているかを聞き、

次のページで、

どちらの手に、何が入っているかが分かります。

 

どちらも、単純なやりとりの、繰り返しなのですが、

子ども達は、繰り返しが大好き。

支援センター内で、初めて顔を合わせる荒馬に、

最初は人見知りをするお子さんが多いのですが、

この2冊を読むと、表情が和らいでいきます。

 

絵本で凄いですよね。

子どもだけでなく、大人でも、

絵本を介するだけで、打ち解けた空気感を作り出せるのですから…。

 

今後も、

場を和まし、親子で楽しめる絵本をご紹介できるよう、

荒馬も勉強に励もうと思っています。

また、

保育士さんの研修でも講演をやらせて頂くことになったので、

これまで、

何となくは分かるけれど、実態や詳細を知らなかった、

保育・保育士分野も勉強が必要です。

 

いくつになっても、勉強ができる環境があるので、

幸せなことです。

ネットで検索すると、「賃金の低さ」「重労働」など、

良い面より、悪い面が多く見られるのですが、

素敵な職業ですので、

もっと勉強を深めて、良い面を発見し、

周りにも、保育士さん自身にも、お伝えできればと思っています。

『大名行列』絵本de団欒

こんばんは。

親子で絵本を楽しんだ荒馬です。

 

今日はこちらの絵本 

大名行列 (おひさまのほん)

大名行列 (おひさまのほん)

 

 今でも、絵本が並んでいる本棚の前に座り込んで、

たまに絵本を読んでいる小凡師くん。

また、

学校に通うようになって、興味の幅が広がったのと、

もともと読み聞かせが大好きな小小凡師くん。

そんな2人が楽しめるかなぁと思い、購入したこちらの絵本。

 

作者のシゲリ カツヒコさんの絵本は、

絵もポップで、ストーリーも予想外の作品が多く、

凡師さんも荒馬も好きな作家さんです。

我が家には他にも、 

ごじょうしゃありがとうございます (ポプラ社の絵本)

ごじょうしゃありがとうございます (ポプラ社の絵本)

 

 

バスガエル

バスガエル

 

こちらの絵本があります。

 

とは言え、

最初は大名行列の解説のような絵本だと思って買いました。

表紙に貼られた【奇想天外】というシールを見て、

これは、ちょっと違うかも…!と思ったら、

やはり、解説の絵本ではありませんでした。

しかし、面白い!! 

小凡師くんが「えっ!?」「なんで!?」と大笑い。

小凡師くんも、じっとページを見つめています。

 

これ以上はネタバレになってしまうので書けませんが、

大変面白い大名行列になっています。

 

その後は、参勤交代について、

小凡師くんの【歴史講義】が開かれ、荒馬も勉強になりました。

 

中学生になってからは、とにかく忙しそうな小凡師くん。

帰宅するのも遅く、帰宅してからも、

ご飯を食べ、お風呂に入ったら、ずっと勉強をしています。

夏休みに入ったおかげで、

在宅時間も増え、小凡師くんも自由に過ごす時間が増えました。

そして、

お兄ちゃん大好きな小小凡師くんは、終始ご機嫌。

学校が大好きな小小凡師くんは、

家にいると、退屈そうにしています。

しかし、そこにお兄ちゃんやお父さんがいてくれると、

途端に上機嫌に。

 

こういう時、母は蚊帳の外。

 

小小凡師くんも、絵本が楽しいというよりも、

みんなで同じ事を楽しむ時間を、楽しんでいるように見えます。

 

荒馬自身も忙しくなったこともあり、

なかなか、ゆっくりと読み聞かせをしてあげられなかったのですが、

夏休み中は時間もたっぷりあるので、

一緒に遊び、読み聞かせをたくさんしてあげようと決めました。

 

絵本は、子どもからお年寄りまでが楽しめる本。

1人で楽しむこともできますし、

みんなで楽しむこともできます。

団欒のための、素敵なツールです。

 

次は何をみんなで楽しもうかなぁ。

夏休みはまだ始まったばかり。

世の中のお母さん達の愚痴がTwitter上では、多く見られますが、

それも子どもが家に居てこそ。

特に

小凡師くんは中学生。

まだ先だと思っていましたが、近い将来、家を出ることになります。

一緒に居られる時間を、

愚痴や文句で過ごさずに、楽しく過ごしたいものだと、

思うようになりました。

 

少々、ご飯の準備の回数が増えようが、

暇をもてあまして、家で騒がしくしていようが、

それがいつか、

恋しく、懐かしく、そして寂しく感じられる日が来ます。

 

その日が近づいてることに気づくと、

今が愛おしくなるものですね。

無くなってから気づく前に、できることはやろうと思った、

梅雨明けの秋田県で過ごす2年目の夏の夜です。

 

 

 

はかどる勉強

こんばんは。

勉強がはかどっていて、

ちょっと嬉しい荒馬です。

 

昨日、ノートパソコンを買ってもらったというネタを書きました。

普段使っている道具を1つ変えるだけで、

こんなにも作業効率が上がるとは…と改めて感激しています。

今すんでいる家、快適なのですが、

仕事&勉強の環境は、なじめません。

作業スペースが狭いのが最たる原因です。

以前まで使っていた大きな机は、

パソコンを置いて、資料を広げて、ノートを広げて、

打ちながら、見ながら、書きながら、調べながら、

同じスペースで作業ができました。

その机、

こちらに来てから、小凡師くん所有の机に。

高学年になる小凡師くんに初めての一人部屋を割り当て、

中学生になった今は、少しずつ居住時間が長くなってきました。

とは言え、

以前までの習慣なのか、リビングにいる時間も長いのですが…。

 

そんなわけで、荒馬の机は、

メタルラックを改造してもらいました。

コンパクトになったので、

先ほど書いたような、同時作業ができないため、

時間が余計にかかります。

そうなると、集中力も続かず、という悪循環。

 

今は、一般家庭でいうところのリビングダイニングに、

リビングスペース

ダイニングスペース

小小凡師くんスペース(あえて、個室は作りませんでした)

書斎スペース(小凡師くんを介護する時に近い方が目が届きやすいので)

という4つのスペースを作りました。

 

凡師家のこだわりの1つ。

小小凡師くんの介護のために個室を作ることは、

あえて避けました。

常に同じ空間にいるほうが、互いに安心感があるからです。

そこからスタートしたので、

今の家の形に落ち着きました。

 

昼間は問題ありませんが、

夜になると、部屋全体の明かりは落とします。

それぞれのスペースのみ明るく照らすという、ライトは位置に。

と言っても、

1つの空間内であるので、

眩しさは残ります。

 

そんなわけで、夜は少し薄暗い中での作業になるため、

狭いスペースで、薄暗い中を行うので、

よりストレスが高まります。

 

しかし、ノートパソコンによって、

それらの問題を、かなり解消されました。

気持ちの部分も作業の部分も。

今も小小凡師くんの視界に入らない場所で、

悠々とパソコン仕事ができています。

 

さらに、パソコンが小さくて軽いので、

机にしっかりと座り込んで…という作業だけでなく、

体を伸ばしながら、寝転び気味の態勢でも可能。

これが、案外、素晴らしい。

あとは、目の疲れを解消すれば完璧になります。

 

今日も、ノートパソコンと共に、

作業場所を変えて、

次の講演の台本を作るための勉強をしました。

格段にはかどりました。

集中力も高まったおかげで、

記憶力も上昇。

 

長時間、同じ作業に時間を割けないため、

家事をしながら、

小小凡師くんのお世話をしながら、

今は夏休み中なので、

小凡師くんの相手もしながら、

勉強や仕事をするのが、荒馬の生活スタイル。

もっとガシッと集中したい時もありますが、

これに関しては、もう13年(もしくは8年)続けているので、

慣れたものです。

 

どうしても自分の時間を集中的に過ごしたい時は、

荒馬の場合は、22:00以降にする必要があります。

我が家の男衆が、みんな就寝した後に。

この時間については、

まだまだ北海道にいた時の方が充実しており、

秋田に来てからは、

仮眠をしつつ、小小凡師くんのお世話をする時間が主流。

 

大人の方が、環境の変化への適応力が下がりますね。

こちらでの生活には慣れてきましたが、

そういった【潤い】の部分は、まだまだこれからです。

まぁ、

これからは、この場所にずっといられるので、

ゆっくりと確率していこうと思っています。

 

さて、もうすぐブログを終えて、

少し講演に向けた準備をしようと思います。

今、ちょうど、乗り始めてきたので…

 

時間の使い方

こんばんは。

バタバタしている荒馬です。

 

タイムマネージメントが下手になりました。

特に仕事を辞めてから…。

必ず今日中に!

今、やらなければ!

というモノがなくなったので、

時間の使い方がテキトーに。

 

今年度は、

絵本セラピストとしての出番も多くなり、

さらに

講演会の実行委員長をやったり、

秋田県での生活は充実しているのですが、

1日の送り方、

1週間の送り方、

1ヶ月の送り方が

無駄の多い時間も過ごしてしまっています。

 

それに気づけたのも、

自分の時間を過ごすことが増えてきたから…。

 

これまでは、

小小凡師くんを在宅看護をしていたのですが、

今年度から、

特別支援学校に【通学生】として通えることになりました。

(医療的ケアが必要なので看護師さんの配置が必要なため)

痰の吸引が必要なので、スクールバスに乗車できないので、

学校への送迎は必要です。

とはいえ、昼間の4~5時間、

一人の時間ができたので、

少しレスパイトにもなっています。

 

家事もやりつつ、

自分の時間を楽しんだり、

仕事にあてたり…。

これまでと変わらない【やること】

これまでとは違う【やること】を

バランス良く…。

5時間なんて、あっという間です。

現在の家は、田舎にあるので、

買い物など、少し大きな場所で…と思うと、

車で片道20分はかかります。

 

1日の過ごし方、予定の組み方を誤ると、

本当に無駄に過ごしてしまいます。

やりたいことは、たくさんあるのに、

それができる時間を確保できない。

今年度は特にそう感じます。

 

時間が足りないのではなく、

有効に使えていない。

ただ、それだけなのに、なかなか…。

 

時間がある ということは、

それはそれで難しいものです。

時間が足りなければ、工夫して生み出そうと

努力をするはずなので…。

 

時間は作るものだ 

と、誰かに言われたことがあります。

作り出し方が下手なので、

子ども達が夏休みに入った今、

リセットしてみようと考えています。

 

ということで、

毎日更新していたはずのに、

すっかり遠ざかっていたブログ更新からスタートです。

 

これまでは、一体型のパソコンを使っていたので、

同じ家の中にいても、

その場所 まで行かなけれパソコンを開けず、

スマホでブログ更新をすることもありました、

ただ、

スマホからだと、

画面は小さいし、キーボードも小さいし、

何より、40歳になった今、

目の疲れが…。

 

そんな矢先、

凡師さんがノートパソコンを買ってくれました。

好きな場所で開ける!

仕事をしていた頃は、

ノートパソコンを使っていたのですが、

退職後はデスクトップを使っていたので、

久しぶりのノートパソコン。

しかも、

軽量。

さらにコンパクト。

 

iPadminiは持っていますが、

古くなり、容量も少ない上に、

小さすぎて、

今では読書用と化しています。

紙の本も読みますが、

時には、デジタルも役に立ちます。

 

さっそくnewマシンでの更新。

デスクトップと比べると画面は小さいですが、

快適です。

モニターを買えば、大画面で仕事もできるので、

現在、おねだりを画策中です。

(我が家は凡師さんが財布のひもを握っているので…)

 

ということで、

今後は、マメに更新しようと思っています。

 

自問する習慣

こんばんは。

自問する力を忘れずにいたい荒馬です。

 

人はいくつもの【顔】【立場】を使い分けて生活しています。

これは、子どもも大人も同じ。

嬉しくなる時もあれば、辛い時もある。

簡単なこともあれば、とても難しい事もある。

荒馬は、

特に退職してから、どんな小さな事も、

【チャレンジ】をすることを心掛けています。

今だからこそ見える世界、今だから直面すること、

今まで見ないフリをしていたこと、今まで見たことのなかったもの。

それらに対して、

損得勘定をせず、とりあえずやってみよう を大事に。

 

さらに、これまで身につけた知識や技術を、

再確認して、アップデートするようにしたいとも思っています。

 

常に「今の自分で良いのだろうか」「今の自分に何ができるだろうか」を

自問しながら…。

そんな視点に立つと、以前と比べるとですが、

少し謙虚に物を考えられたり、受け止められたりできるようになりました。

 

自分に自信を持つことも大切です。

しかし、それによって、頑固になってしまうのは考えもの。

素敵なアイディア・素敵な出来事のはずなのに、

プライドが邪魔したり、傲慢な自分が邪魔して、

取り込まずに、通り過ぎてしまう可能性もあります。

 

常に変化している世の中で、

アップデートが必要なこと、変わらず大切にするもの の

見極め・決断・覚悟・選択を

忘れずにいたいものです。

 

最近、よく感じるのが、学校の先生。

秋田県に引っ越して来て、

小学校・中学校・特別支援学校の先生と関わる機会が増えました。

そこで痛烈に感じることです。

「昔からこうなので」

「自分はこうなので」

という言葉をよく聞きます。

そこに、目の前の子ども達(児童生徒)が映っているのだろうか。

大人側の思想や価値観に、子どもを近づかせよう

もっと言えば、

こっちに合わせてよ と言わんばかりの強制力。

子ども達は素直ですから、

「先生が言うなら、正しいんだ」と疑うことをしなかったり、

「言ったら面倒なことになる」と諦めたり…。

 

もちろん、正しいことも多くありますが、

自問する習慣を付けると、

ちょっと立ち止まって、周りを見渡すようになると思うのです。

子どもや保護者の声に耳を傾けようと。

 

以前、他の保護者の方々に、

「こっちでは、少し意見を言ったり、質問するだけで、

 クレーム扱いをされて、目をつけられるからね」

と言われたことがあります。

保護者も面倒だから、表だっては言わない。

学校側も、まさか疑問や文句を持っているとは思っていない。

そんな構図が、【普通】に存在していて驚きでした。

そもそも、

保護者の声を聞こうとしない上に、

保護者の声を発する場がないのです。

 

子どもも同じ状況(らしい)です。

「なんかあったら言ってね」「何でも聞いてね」と

言う割に、実際に口を開くと、怒られたり、聞いてもらえないと。

 

他の職業の人だって、もちろんアップデートや自問は

必要だと思います。職業だけに限らず、生活のすべてに。

しかし、とりわけ学校現場では、

特に必要な事だと荒馬は思っています。

目の前にいる生徒・保護者は毎年変わります。

世の中だって変わります。

一年の中でも、めまぐるしく状況は変化します。

全ての変化に対応する必要はありませんが、

ポイントを絞った対応は大切なはず。

 

この数週間、そんなモヤモヤを常に抱えながら、

荒馬も自問して、次の行動や思考を組み立てています。

元教員だけに、学校運営・教員の力量や技術には、

ついうち目がいってしまうもの。

自分が感じていることが正しいのか、間違っているのか、

それは誰のためなのか、何なのか。

そこを見極めながら、

適切な時に、適切な場所で発信できればと…。

 

周りの人から、自分を見つめ直しています。

今は関わる人すべてが、鏡のように姿を現し、

投影している気がします。

 

勉強と作業

こんばんは。

【勉強する】ことについて

考えていた荒馬です。

 

中学生になった小凡師くん。

初めての定期テストが明日行われます。

小学校の時と違い、単元ごとのテストではないので、

範囲表が2週間前に配布され、

国語・数学・社会・理科・英語の5教科を

テストに向けて勉強中。

 

しかし、小凡師くん、

【勉強】ではなく、【作業】をしていました。

与えられた課題を解くことに一生懸命で、

復習をするにも、ただ、書き写すのみ。

単語や漢字の練習も、【書く作業】をしているにすぎません。

ですので当然、

頭に入っていません。

凡師さんが、ミニテストを作って、やらせてみたところ、

特に英単語が全く覚えられていないことが発覚。

 

荒馬は、勉強について口出しも手出しもしてきませんでした。

小学生の時に、【勉強のやりかた】について、

教えていたつもりだったので…。

しかし、昨年度、秋田県に引っ越してきてからは、

とにかく山ほど宿題が出されます。

宿題を【こなす】ことが、いつのまにか大事になり、

本来の【勉強】が軽視されていきました。

【自学ノート】という自主学習のシステムはあるのですが、

これに関しても、

教師が【〇〇ページやってきましょう】

【国語の〇〇を△△のようにやってきましょう】と

ノルマとやり方を提示するのだとか…。

これでは、宿題と同じです。

 

自分で課題や苦手に気づき、そのために、

どの教科を、どんな風に勉強すれば良いのかを考え、

実践するという形が、どんどん失われていきます。

 

あー、これが、秋田の裏側なのだと思いました。

小中学生の時には、できるのに、

高校生以上になると、勉強をしなくなる

と聞いたことがあったのですが、

そもそも、

【勉強のやり方】を叩き込まれていないので、

できるはずもありません。

勉強をしないのではなく、やり方が身についていないのですね。

 

一応、【家庭学習の進め方】というプリントが出されましたが、

見せてもらったところ、

【勉強のやり方】が分かる・できる内容ではありませんでした。

この部分は、

できて当たり前という前提のものです。

 

そこで、小凡師くんに、

日常的な授業の内容や進める形態について聞いてみました。

実際に見たわけではないので、なんとも言えない部分もありますが、

昔ながらの講義型の授業をやっている印象です。

【学び合い活動】も、机をグループの形にしているけれど、

結局は、個人の形態のような感じです。

 

授業の中で、勉強のしかたに触れたりはないようで、

範囲表には、教科書やワークなどのページ数が書かれているだけで、

勉強する時のポイントもなく、

何をやったら良いのか分からない と小凡師くんが言っていました。

 

教師によって、学校によって、市町村によって、都道府県によって

学校現場・学校運営の違いがあるのは理解しているので、

それが間違っている とは言いませんが、

より良いものがあるのに…とは思っています。

先生達が自分の務める学校の地域から、

外に出て学んでいないというのが顕著です。

やり方もノウハウも…。

 

秋田県に先生達は、上からのプレッシャーが大きいらしいですし、

学びに行くというよりも、学びに来る人数のほうが多いそうです。

 

考えを進めていくと、

保護者対応や生徒指導でも見えてくるものがたくさん出てきます。

ツッコミどころが満載。

今は、そんな風に感じている荒馬です。

 

ただ、そんなことも言っていられないので、

小凡師くんには、

あまり出していなかった【先生モード】を発動し、

勉強のやりかた、進め方の情報提供をしたり、

実際に、様々な方法を試してもらい、

小凡師くんに合う形を探ってもらおうと思っています。

今回のテストは、明日なので、

次回以降、【小凡師 学習スタイル】を一緒に作り、

早い段階で、1人で取り組むことができるようになればと考えています。

 

目先のことだけに捕らわれず、

数年先を見据えると、

【勉強する】ことが、ゆくゆく【仕事する】ことにも繋がります。

 

ゆとり世代は困る」

「さとり世代は……」

「これだから若いのは…」

 

今回の気づきで、様々なことが、荒馬の中で解決しました。

ゆとり教育だとか詰め込み教育だとか、

教育内容ではなかったのだと。

 

ノウハウが身についていないのに、基本的な事が分かっていないのに、

「やってみなさい」「やりなさい」「どうして分からない?」

と言われても、困るだけですよね。

学生時代に、素地がそもそもないのですから…。

 

インターネットで、書店で、問題集も容易に手に入ります。

塾や家庭教師など、頼めば(頼まなくても)通えます。

 

しかし、それ以前に、

【作業をする】【勉強をする】の違いが欠落しているんですね。

それじゃ、

どんなに熱心に学習教材を与えても、通わせても、

伸びていかないはずです。

 

この観点は、保護者には気付きづらい部分かもしれないね と

凡師さんと2人で話していたところです。

【勉強のしかた】を教える塾 なんてあったら良いかもしれませんね。

『I Love Youの訳し方』『名作名言 一行で読む日本の名作小説』

こんばんは。

久しぶりに近代文学

触れてみた荒馬です。

 

今日は【恋人の日】だとか。

日本額縁組合連合会が決めたとか。

ブラジルのイベントで、

家族や友人、

恋人同士との縁を深めるために

フォトフレームを送りあう習慣があり、

そこに着目したらしいです。

 

ということで、

恋愛ドラマを観ました。

そして思い出したのが、

こちらの本 

I Love Youの訳し方

I Love Youの訳し方

 

100人の作家さんの100の愛の言葉。

ジャンルに分かれており、

様々な【I Love You】が書いてあります。

小説やマンガでは、恋愛モノに限ったことではありませんが、

情熱的な言葉・素敵なフレーズが多く出てきます。

そこに、

キュンキュンしたり、

登場人物になりきって、一喜一憂してしまいます。

 

じゃあ、実際に遭遇したら?

そんなシチュエーションも、そんな相手も、

ありそうでなくて、いそうでいない。

それが現実なんじゃないかなぁ。

と、やっぱり現実世界では、冷めてしまいます。

 

40代を迎え(先日、誕生日で40歳になりました)、

結婚し、子どもも居るので余計でしょうか。

では、

独身時代・学生時代には、そんな体験を?

誰もが一度や二度は、ありますよね。そんな恋愛の経験が。

 

そんな思い出を思い出してはみましたが、

今は、小説やマンガ・ドラマや映画で十分かなぁと、

モードをOFFに。

 

『I Love Youの訳し方』は、小説にフレーズが登場するので、

文学作品を読みたくなってきました。

とは言え、

どっぷりと腰を落ち着けて、

作品を読み漁る時間を今は持てないので、

こちらで… 

名作名言 一行で読む日本の名作小説

名作名言 一行で読む日本の名作小説

 

名言集に近い、こちらの本。

『I Love youの訳し方』と同様、

たまに本棚から引っ張り出しては、読んでいます。

こういうジャンルの本を読むと、

また読書熱が高まってくるので、

たまに文学作品をじっくりと読んでみようかなぁと思います。

 

まずは、好きな作家さんの作品を読んで、

ウォーミングアップをしてから、

どの作品を読もうかなぁ。

あらすじは知っているけれど、

実は、最後までしっかり読んだことのない作品を

読んでみようかなぁ。

 

 

 

新しい元号を予想してみた

こんばんは。

小凡師くんの提案で思わぬ楽しい時間を

過ごすことができた荒馬です。

 

このブログで何度も書いていますが、

小凡師くんは歴史が大好き。

中学生になり、

本格的に歴史を学ぶようになって、

よりいっそう、好きになっているようです。

親の荒馬が言うのも、なんですが、

小凡師くんの歴史の知識は相当なものなので、

授業は新たな発見がなく、つまらないのでは?

と思ったりもしたのですが、

彼には【目の前のことを楽しむ】というのが備わっているのか、

苦手なこと、退屈そうなこと、難しいこと

それらの中から、【楽しめる要素】を探し出して、

視点を変えて楽しむことができるようです。

 

さて、その小凡師くん、

西暦と元号の合致が素晴らしく、

昭和53年は1978年と、スッと出てきます。

逆も然り。

本当にすごい能力だと感服です。

 

今は、もうすぐ迎える【新元号】が

一体、どんな名前になるのかが気になっている様子。

自分なりに、色々と考えているようで、

「ねえ、お母さんは、なんだと思う?」と

聞かれました。

「2人で予想してみようよ」と提案され、

しばし、2人で考えては発表してみました。

 

最終的に

小凡師くんは【希和(きわ】】もしくは【和希(わき)】

希望の【希】と平和の【和】を織り交ぜて、

平和で希望にあふれる世の中になるように

という願いを込めて、付けられるのではないか。と予想。

 

荒馬は【光和(こうわ)】

荒馬は、意味を考えずに、

音の響きと簡単な漢字という視点で命名。

 

しかし小凡師くん、

「うん、それも良いね。光溢れる平和な世の中になりますように

 っていう意味でしょ。お母さんも、なかなかやるねぇ」と

たいそうな意味づけをしてくれました。

 

発表が待ち遠しいようですが、

ニュースでは、

変更ギリギリまで発表はしないという報道が流れており、

カレンダー業界など、様々な所で、

てんやわんやになるのでは?と予想していました。

確かに、

関係企業にとっては、発表が早ければ、

今からできることは、たくさんありますよね。

 

さらに小凡師くん、

2020年に修学旅行の予定。

こちらでは、中学校の修学旅行では、東京へ行きます。

オリンピックがある年なので、

修学旅行先が変更になるのでは?

もしや、修学旅行自体が無くなるのでは?

と、友達と話しているとのこと。

 

彼らにとって修学旅行は、

何より楽しい行事でしょうから、

今から心配のようです。

 

元号も修学旅行も、

個人の力では、何もできませんが、

何にせよ、

親子の会話を弾ませる話題になっていて、

荒馬は、感謝すらしています。

 

小凡師くんも小小凡師くんも、

学校で過ごす時間が長くなり、

家にいても、

特に小凡師くんは、

帰宅して、夕飯を食べ、お風呂に入って、

宿題と家庭学習をして、本を読んで気持ちを落ち着かせ、

寝てしまうという流れ。

夕飯の時や勉強後の束の間に、会話ができるスケジュール。

 

まだ会話してくれるだけマシだよ。

と言う人もいますが、

たとえ数分でも、

思春期だろうが、なんだろうが、

会話は大切にしたいと思います。

 

みなさんも、新しい元号、予想してみませんか?

案外、頭を悩ませますし、考えているうちに楽しくなってきますよ。

 

 

命日に思うこと・できること

こんばんは。

母の命日を迎えた荒馬です。

 

13年前の今日、母が他界しました。

小凡師くんの顔を見ることなく、

しかし、

妊娠していることは告げていたので、

「早く孫と一緒にオシャレして散歩したいなぁ」

などと話はしましたが…。

亡くなる10日くらい前には、

死期が近づいていることが分かっていたのか、

もう諦めに変わっていました。

何とか励ましても、力なく笑うだけ。

亡くなる3日前には、

話をするのも辛くなりました。

 

それでも、治療入院だったので、

母を含めた家族みんなが、

数日経てば、回復すると思っていました。

今、もう少しだけ耐えれば…。

そんな矢先に急変し、

そのまま息を引き取りました。

 

今でも鮮明に覚えています。

 

かなり厳しい状況だったはずなのに、

担当医からは何の説明もなく、

年度が変わって、担当医も変更になったため、

必要な引き継ぎ、大学病院との連携も

やってくれていなかったことが、

亡くなった後に分かりました。

「意味ないかと思って…」

そんな風に淡々と語る医師。

地元の病院への不信感が募り、

荒馬父は今もその病院には罹らず、

遠方にある病院へ通っています。

 

毎年、命日にはお寺へ行き、

母が好きだった花と和菓子を持って、

母との会話をするのが恒例でした。

 

婦人服の販売員をしていた母。

身なりを整えること、

オシャレを楽しむこと、

服装のTPO、

スーツの着方・選び方・小物との組み合わせ方

など、幼い頃から、

一緒に買い物へ行っては、

教えてもらいました。

 

お陰で、兄や凡師さんのスーツ選びなど、

助かっていることがたくさん。

 

秋田県へ来て2年目。

昨年も今年もお寺に行くことはできません。

せめてもと、

凡師家の仏壇に、

いつもより長めに手を合わせます。

「もし、母に会うことがあれば

    荒馬は元気だとお伝え下さると嬉しいです。」

凡師家の嫁として合格点を頂けていたら、

この伝言を伝えてくれるのではないか。

そんなことを考えながら…。

 

もちろん、父や兄にも電話をします。

みな、やはり考えることは同じで、

「連絡しようかと思っていた」と。

父はそういうことにはキッチリした人なので、

朝からキッチンに立ち、

母に供える食事を作り、

母との会話を楽しんだようです。

仕事が忙しい兄は、

週末にお寺に行くとか…。

 

今の荒馬を見て、

母はなんと言うだろう?

どんな話をするのだろう?

遠く離れてしまいましたが、

母が見守ってくれていると信じて、

恥じない生き方をしなければと思っています。

 

そこにいるかは分からないのですが、

どこを見たら良いのか分からないので、

母が恋しい時には、

空を見上げています。

今日は雨。

厚い雲が、母との距離をいっそう遠ざけています。

 

母を想い、恋しがる。

それがいっそう強い命日。

何年経っても、気持ちは薄れませんね。

しかし、

悲しいかな、母の声を忘れています。

声を録音しておけば良かったなぁ。