荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

観光客になる

こんばんは。

地元に帰省した荒馬です。

 

地元を離れて、たった4ヶ月。

それまでは到着地でしたが、

今回から、

目的地に変わりました。

 

北海道に入った途端、

風が爽やかで、カラッとしていて、

吹く風がとても気持ち良かったです。

秋田では、

風が吹いても、肌に張り付くような感覚。

湿度の高い風を初めて経験し、

こんなにも感じ方が違うのかと実感。

 

38年間も、

見慣れている景色なのに、

今回は、

まるで違いました。

目につく懐かしいモノ全てが、

食べるもの全てが、

行く場所全てが、

何だか新鮮で、

すっかり観光客の気分です。

普段は素通りだった場所でも、

カメラ片手に、

パシャパシャ!

 

お土産店を見ても、素通りだったのに、

欲しくなります。

(もちろん、数点、買いましたが…)

 

午前中に北海道入りして、

ゆっくりと、いろんな場所で止まりながら、

地元には、夜に到着。

 

荒馬の地元ではありますが、

生まれ育った家には、

兄夫婦が暮らしており、

2人仕様になっています。

この十数年前、

実家は帰る場所ではなく、

客として、遊びに行く場所。

 

父が暮らしているのは、

元は祖母が住んでいた家。

一階は貸店舗なので、

二階が住宅ですが、

こちらも母が亡くなってからは、

父1人仕様に。

そもそも、実家という感覚ではないので、

お客さん気分になります。

 

というわけで、

迷わず、むしろ、積極的に、

車中泊をすることにしました。

これがまた新鮮で、興奮しています。

 

道の駅で車中泊ですが、

これまでは、

JRの駅でもあるので、誰かを迎えに行ったり、

土産店で、ちょっと買い物したり、

映画館が併設されているので、

遊びに行く場所でした。

 

そこに泊まっているなんて!

 

夜に着いたのに興奮が冷めないので、

散歩しながら、カメラでパシャパシャ。

風が強く、

寒い。

これも、3月までは慣れていたのに、

ちょっと辛く感じるなんて、

すっかり、秋田に慣れたということでしょうか。

 

明日は、地元観光をします。

今回の帰省は短い上に、

こちらに置いたままのバイクを取りに来るのが、

目的だったので、

会いたい人はたくさん居ますが、

厳選できないので、

誰にも連絡をしていません。

 

バッタリ、どこかで会えたら、

それはそれで、

計画的に会うよりも、

嬉しさが込み上げてきそうです。

 

北海道は、

何でも絵になります。

改めて実感、そして、再発見。

離れたからこそ感じることができる、

地元の魅力。

 

明日の観光も、

また格別な感じ方ができるかなぁ。

楽しみだなぁ。

人生ゲーム

こんばんは。

ボードゲームを堪能した荒馬です。

 

凡師家、

読書もゲームも大好き。

みんなで、同じタイミングで楽しみます。

「よーし、みんなで読書Timeだー」

「よーし、みんなでゲームしよー」

「よーし、みんなテーブルに集合」

「よーし、みんなで出かけるぞー」

家族全員で居られる時間には限りがあります。

6年生の小凡師くん、

来年度以降は、

忙しい日々を送る事になりそう。

なかなか家族全員での時間は、

難しくなります。

 

それと、

ゲームだって与え方、やり方次第。

ルールを決めて、守る。

それは、

子どもだけではなく、

大人も一緒に実践。

TVゲームにしろ、携帯型ゲームにしろ、

凡師家は、

みんなでやります。

 

読書もそうで、

「本を読みなさい」と言うだけでは、

【読まされてる感】が必ず出て来ます。

幸いにも、

凡師さんも荒馬も読書好き。

それなら、

一緒に読書Timeを楽しもう。

というわけで、

各々が読みたい本を読みます。

 

凡師家は、

読書Timeと

ボードゲームテーブルゲーム)Time

の時にはBGMをかけます。

amazonプライムミュージックでは、

【読書しながら聴くジャズ】

【幸せな気分になれるポップス】などの

プレイリストがあるので、

それをフル活用しながら…。

 

今日は、

凡師さんが朝早くから夜遅くまで

仕事のため留守。

対して、

小凡師くんも荒馬も小小凡師くんも

特に用事がなく家でまったり。

ということで、

小凡師くんと2人で、

人生ゲームをやる事に。

我が家には、

4種類の人生ゲームがありますが、

最近のお気に入りは、

最新版のこちら。

 

人生ゲーム MOVE !

人生ゲーム MOVE !

 

 夕ご飯を終え、入浴も済ませた後、

このところ毎日、やっています。

今日は、2人で。

プレイヤーが2人だと、

面白さも半減するので、

それぞれ、2つずつ操作する事に。

車の色でプレイヤーを分け、

【白さん、赤さん、青さん、緑さん】

という感じでやります。

 

2人でやるバージョンだと、

不都合も生まれるので、

特別ルールを設定しながら競いました。

小小凡師くんが、

妙に2人バージョンにハマリ、

今日1日で5回もやりました。

 

小小凡師くんがいるベッドの横に、

ダイニングテーブルがあるので、

小小凡師くんも、

じっと見守ってくれます。

楽しそうな雰囲気に、

小小凡師くんも、終始楽しそう。

何より、

大好きなお兄ちゃんが、

テンション高く楽しそうに笑っているので、

弟である小小凡師くんも、

楽しくないはずがありません。

 

人生ゲームは、

ゲーム自体も楽しい内容ですが、

頭も使います。

一喜一憂し、お金の計算もして、

職業に就いたり、無職になったり、

子どもが生まれたり…。

 

マスに止まり、指示に従う中で、

楽しみつつもリラックスし、

現実世界の出来事とリンクするのか、

小凡師くんが、

色々と話をしてくれたり、

悩みを打ち明けたり、

相談をしたりします。

 

こういう会話の仕方も良いものです。

6年生ともなれば、

母親には言いたくないことが、

増えます。

「お父さんに話す」

「お父さんに聞いてみる」

「お父さんになら…」

それでなくても、

我が家の息子達は、

幼い頃から【パパっ子】

それに拍車をかけ、思春期に突入し、

男親を求める時期の小凡師くん。

 

凡師さんがいない時には、

母親の存在も大事にしてくれます。

 

良い時間を過ごしました。

あとどのくらい、

こうして、

子どもと思いっきり話したり遊んだりが

できるのかなぁと、

ふと思いました。

 

寂しさはありません。

これが至って自然な流れなのですから。

たまに、

付き合ってくれるだけで良いです。

 

明日も凡師さんは、お仕事。

その隙に、

夏休み中の

息子達との時間を楽しもうと思います。

読み聞かせ

こんばんは。

小学生に読み聞かせをしてきた荒馬です。

 

小凡師くんの通う学校へ、

図書室ボランティアとして、

午前と午後に行ってきました。

司書教諭を配置するのが、

多くなってきた昨今の学校に反して、

小凡師くんが現在通う学校には、

司書教諭・図書館司書の方の配置はありません。

通常は、

ボランティアの方が、

本の配置や飾りつけなどを、

やってくれているとか…。

貸し出しに関しては、

校内の図書委員会が担っています。

 

夏休み中に3日間だけ、

図書室を開放するのですが、

そこに保護者がボランティアとして、

運営の協力をします。

校内のPTA専門部が担当。

他にも、

専門部以外の保護者にも、

ボランティア募集をかけましたが、

協力者はなし。

悲しい現実です。

 

こちらの学校では、

6年生の専門部員は、自動的に部長。

1学年1クラスしかない、

小さな学校です。

ということで、転校早々、

部長をやらせて頂いています。

 

図書ボランティアは、

貸し出しがメインの仕事ですが、

夏休み中に、

図書室を開放しても、

利用する児童が少ないと聞きました。

確かに、

全校児童の2〜3割の児童しか来ませんでした。

もっと図書室を利用してほしい。

これが毎年の願いのようで、

開放時間内で、

工作コーナーを設けたり、

プチイベントも行っているとか。

 

今年度は、

工作コーナーにプラスして、

3日間、午前と午後の両方で、

読み聞かせをする時間を作りました。

 

荒馬は、初日の午前と午後が役割の日。

プールを利用する児童が、

その帰りに図書室へ顔を出し、

本を読んだり、勉強したり、

工作を楽しんでいました。

 

そして、読み聞かせの時間。

ちょうど、学区内の中学生が、

職場体験で来ており、

中学生と一緒に読み聞かせをすることに

しました。

 

今日、読んだのはこちら、

 

ともだちやもんな、ぼくら

ともだちやもんな、ぼくら

 

 

怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)

怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)

 

 

 

いちにちおばけ (PHPにこにこえほん)

いちにちおばけ (PHPにこにこえほん)

 

 

 

しにがみさん

しにがみさん

 

 

 

学校ななふしぎ

学校ななふしぎ

 

 荒馬は、

『ともだちやもんなぼくら』

『しにがみさん』を読みました。

他の絵本も自宅から持って行き、

一緒に読み聞かせをした、

中学生や、保護者の方に選書してもらいました。

 

絵本セラピー以外で、

読み聞かせをするのは初めてです。

しかも、

こちらの学校では、月に一回、

読み聞かせボランティアさんが来校し、

絵本の読み聞かせをしてもらっている

ということで、

なるべく、読んだことがない絵本を…と

考え、前日から絵本をチョイス。

 

選び出すと、

あれもこれも読みたくなりました。

 

初めて会った、おばちゃんが

読み聞かせするということで、

反応は薄めでした。

それでも、身を乗り出して聞く姿は、

素敵だなぁと思いました、

 

午後の部では、

小凡師くんも

「お母さんの読み聞かせを聞きたい」と

学校へ。

さすが、荒馬の読み聞かせに慣れているので、

抜群の反応。

それに呼応して、午後の児童は、

反応が良かったです。

 

小凡師くんは、帰宅後も、

読み聞かせした絵本を部屋に持って行き、

今度は、1人で楽しんでいました。

 

読み聞かせをしている間、

子ども達と関わっている間、

本当に幸せな時間でした。

あー、

荒馬はやっぱり、

こういう時間が、こういう仕事が、

好きなのだなぁと実感。

小中学生と関わると、

今でも教師の仕事への未練が

残っているのだと痛感です。

 

今月末は、

秋田で初開催の絵本セラピー。

心を込めて、やってきたいと思います。

 

髪だけで変わる気持ち

こんにちは。

ストレートパーマをかけてきた荒馬です。

 

荒馬の髪は、

量が多く、クセが強く、硬い。

若い頃は、

髪の毛も元気一杯なので、

これらの髪質が頑固でした。

歳を重ね、出産を終えると、

変化が出てきます。

若い頃よりは、

量が減り、軟らかくなりました。

しかし、

クセは強くなる。

若い頃と比べてなので、

量も硬さも、人並み以上なのは変わらず。

 

こんな髪型にしたい。

こんな風にパーマをかけたい。

そんな理想も、

「うーん、難しいかなぁ」と

言われて、

似たような髪型ばかりでした。

 

高校の修学旅行前に、

母がストレートパーマを提案してくれました。

その理由が…

「荒馬の髪の毛は、

   セットに時間がかかるから、

    修学旅行中、朝の時間は

    周りに迷惑がかかるよね。

    占領できないしさ」

 

女子高生ともなれば、

朝の時間は大切です。

化粧をしなくたって、

アイロンで巻いたりしなくたって、

何かと時間が必要になります。

【周りへの配慮】のため、

初めてストレートパーマをかけました。

 

その後、社会人になってから、

縮毛矯正という、

ストレートパーマよりも強いタイプのパーマが

出回るようになりました。

 

【風が吹いたら綺麗になびく髪】

が憧れだった荒馬。

それまでは、束で動いていた髪の毛が、

サラサラと風になびきます。

 

世界が変わったようでした。

手触りも良く、

何度も髪をかきあげました。

天使の輪っかが初めて生まれ、

ツヤツヤサラサラ!

 

コンタクトレンズをした時も、

世界が変わりましたが、

荒馬にとっては、

髪の毛の変化の方が大きかったです。

 

そうして、ここ数年は、

髪の毛も柔らかくなり、

パーマものりやすくなったため、

こうしたいという髪型にできるようになりました。

と思ったら、

今度はなかなか美容室には通えない。

 

1つにまとめられるくらいの長さがあれば、

縛ってしまえば、ごまかせます。

半年に一回しか

美容室に行けなくなりました。

 

行けなくなった

というより、

行かなくなった

が正しいでしょうか。

 

優先順位が、自分ではなく、

夫や子どもになります。

我慢することが上手になりました。

 

◯◯に行きたい

◯◯をやりたい

 

しかし、

凡師さんの予定が優先です。

仕事でもプライベートでも。

さらに、

小凡師くん、小小凡師くんの

予定や都合、状態も優先です。

 

荒馬が◯◯を叶えるには、

整えなければならない環境、

やらなければならないことが

たくさん。

 

多くを望むことはなくなりました。

我慢してもストレスにならなくなりました。

みんなばっかりズルイと、

家族に抱かなくなりました。

 

だからこそ、

◯◯が、たとえ小さな望みでも、

叶った時には、とても幸せを感じます。

今回の美容室もそれです。

 

クセの戻りがひどかった髪が、

ツヤツヤサラサラになり、

洗い終わった後もラクになり、

良いことづくめです。

 

欲張らない。

望まない。

羨まない。

 

その先に見えるものもあるんですよね。

 

 

『書斎の鍵』

こんばんは。

読書の時間がお気に入りの荒馬です。

 

最近は読書の時間が楽しくて、

いろんな本を読んでいます。

ただ、

人生を変える本には、

まだ、出会っていません。

 

今日はこちら

 

書斎の鍵 (父が遺した「人生の奇跡」)

書斎の鍵 (父が遺した「人生の奇跡」)

 

作者である喜多川泰さんは、

作家であり、塾講師。

【本との出会いで人生が変わる】

【読書は心にまいた希望の種】

などの言葉を、

講演会などでもお話しされます。

 

『書斎の鍵』の中でも、

読書や本の素晴らしさが書かれています。

喜多川さんの作品は、

自己啓発小説というカテゴリーに

分類されることが多いのですが、

本との出会いを書いてある作品が、

とても多いです。

 

最近は、

絵本・児童書・小説を読んでいます。

以前のブログでも書いた、

『ちいさなちいさな王様』を

再読したのですが、

ドイツの作品は、

児童書のカテゴリーでも、

子ども向けという意識で、

作品を作ってるわけではないように

思えます。

テーマや内容も、割と難しかったり、

深かったり、哲学的だったり、

示唆的だったり…。

 

比較するのは、違うかもしれませんが、

日本の絵本や児童書は、

子ども向けというのが、

前面に出ているように感じます。

テーマも内容も、

分かりやすく、直球で。

それが悪いわけではありませんが、

子どもだからこそ、

想像豊かな解釈をしたり、

自分なりに噛み砕く術を、

持っていると思います。

 

大人になれば、

自分の尺度や価値観の中で、

噛み砕き、都合の良い解釈で、

取り込む。

 

良いとか悪いという話ではなく、

【◯◯向け】というカテゴリーなど、

必要ないのでは?

と思っています。

 

特に絵本セラピスト®︎になってから、

絵本がこんなにもスゴイとは…と

驚いているほどです。

教師をしていた頃も、

中学生に読み聞かせなどをしていたので、

そう感じたことはありましたが、

今ほどの感情ではありませんでした。

 

様々な疑似体験ができますし、

様々な世界に行ってる気がしますし、

(想像の世界なども含めて)

様々な考え方や価値観に触れられます。

歳をとると、

仕事や生活において、

視野が狭くなっていきます。

変なプライドだけが残り、

頑固になったり、固執したり、

柔軟性がなくなってくる気がします。

 

荒馬は、

読書という体験も、

視野を広げ、柔軟性がつく、

素敵な手段だと思っています。

 

読書の時間を作るのは難しくても、

短時間でも活字に触れる時間を持てると、

気持ちも落ち着きます。

 

『書斎の鍵』を読んで、

より一層、

たくさんの本を読みたくなりました。

とは言え、

どうしても手に取る本に偏りがあるので、

ダ・ヴィンチ』などの雑誌や

いろんな作家さんの作品が

一冊に収められている短編集などを読み、

新規開拓もしたいです。

 

北海道砂川市にある、

岩田書店さんでは、

【一万円選書】という取り組みをしていて、

多くのテレビや雑誌で取り上げられています。

簡単なカルテの記載をすると、

店主さんがチョイスした、

一万円分の本が届きます。

今では大変な人気で、

募集に応募する人数が多く、

月に一度、抽選をして、

当選した方に、購入の機会が与えられます。

 

荒馬も一度だけ当選し、

利用しましたが、

既読本があれば、入れ替えてくれますし、

どれも読んだことのないジャンルの本が、

届きました。

また利用したくて、

応募しましたが、

今のところ、2回目の当選メールは、

届きません。

 

誰かが勧めてくれる本を読むのも

良いですよねー。

 

さて、

また本の世界に戻ろうかなぁ。

 

『ニジェール物語』

こんばんは。

今週は大忙しの荒馬です。

 

小小凡師くんの通院が、

病院や診察科の違いで、

3日連続ありました。

1日にまとめて入れた方が良いんじゃない?

とも言われるのですが、

滞在時間が長くなる方が、

小小凡師くんには辛いので、

なるべく別日に設定しています。

今週は偶然にも立て込んでしまいました。

 

病院へ行くと、

車椅子に乗り、

気管カニューレというのが付いているだけで、

好奇の目で見られたり、

「かわいそうね」のシャワーを浴びたりと、

6年経った今でも、

慣れることがなく、気疲れが大きいです。

 

そして、

明日は小凡師くんの担任の先生との

個人面談が入ります。

さらに、

明後日は、この時期お決まりの、

更新手続きラッシュのため、

市役所やらの関係機関へ。

福祉関係や子育て関係の更新が、

怒涛のように押し寄せます。

締め切りには間があるのですが、

荒馬は、

とにかく数が多いので、

早めにまとめて行っています。

 

あと2日、頑張れ荒馬!

 

外出の合間に、

家事やらをやるのですが、

夏休みには、【昼食作り】が入ります。

意外とこれが辛い。

そして、給食ありがとうと思うのです。

 

そんな時には、

無理にでも時間を作って、

1人にはならないけれど、

1人時間を持って、最近はもっぱら読書。

夜は、

体力温存のために、眠りを優先するので、

昼間に細切れで取るようにしています。

幸いにも、

小凡師くんの在宅率が高いので、

お兄ちゃん大好きな小小凡師くんは、

ご機嫌なので…。

 

今日、手に取ったのは、

 

ニジェール物語

ニジェール物語

 

出版された当時に、

絵本セラピスト仲間に勧められていて、

欲しかったのに買えなかった絵本を、

ようやく入手しました。

 

作者が、

数年住んでいたニジェール共和国

何もないと思っていたサハラ砂漠で、

見聞きした様々なことを基にして、

この絵本が生まれました。

もっとニジェール共和国

多くの人に知ってもらいたいという

思いから生まれた、こちらの絵本。

7つのお話が一冊になっており、

神秘的なお話と絵が、

とても素敵な絵本です。

子どもから大人まで、楽しめること請け合い。

 

想像なのか現実なのか。

実際にあるニジェール共和国

実際に存在する物も中にはあります。

やはり、

神秘的という表現がぴったり。

 

アフリカのサハラ砂漠

そう聞いても、何もないのかなぁとしか

思えなかった、貧困な思考の荒馬。

海外へ出たことのない荒馬は、

日本ではない場所が舞台というだけで、

旅行している気分だったり、

イマジネーションの世界だったり、

そんな夢見る立場になります。

 

田舎者なので、

国内でも、都会へ行くだけで、

ドキドキします。

高層ビルが立ち並び、

キラキラ眩しい街並だけでも、

「ちょっと怖い」と思ってしまう。

行ったら行ったで、

「意外にイケた。やれた」

と思うのですが、

やはり、田舎が落ち着きます。

 

そういう意味では、

変化を、

心から楽しんでいないのかもしれません。

 

それが海外ともなれば大変です。

言葉も文化も違います。

行ったら行ったで、は通用しない気がします。

本や映像で楽しむのが、

荒馬には合っている気がします。

 

行ってみたいなぁとは思いますが、

これから先の人生で、

海外へ行くことが現実化する可能性は

低そうです。

それゆえ、

絵本や本、写真集や映像で満足。

 

今日は遠くニジェールを、

想像の中で、楽しもうと思います。

 

 

『東京喰種』

こんばんは。

漫画の深さを感じた荒馬です。  

 

別に漫画への偏見があるわけではありません。

子どもの頃は、

兄が買ってくる雑誌や漫画を

たまに借りるくらいで、

あまり漫画を読みませんでした。

大人になってから、

漫画を買って読むように…。

 

最初は、

生徒たちが興味のある

漫画・ゲーム・音楽・TV・雑誌などを

実際にやったり読んだりして、

興味関心を探ったり、

それらによって出される言動や心理を

勉強するためという、

意外に真面目なきっかけでした。

 

そのうち、

面白くなってきて、

個人的に楽しむようになりました。

これまで経験したことのない世界は、

楽しいものですよね。

そして、

給料をいただいている大人としては、

大人買い】という武器もあります。

 

荒馬にとっての新しい世界は、

ゲームと漫画でした。

幸いにも、凡師さんも

多趣味で、

外での趣味も室内での趣味も

両方楽しみます。

ここが共通すると、さらに幅が広がります。

 

今回、凡師さんが勧めてくれたのが

こちらの漫画

 

これも生徒理解の一環が

きっかけです。

ハマるかどうか分からない時は

凡師家、

レンタルショップで借りてきたり、

Kindleの無料巻を読むみます。

 

『東京喰種』は、

アニメ化もされ、映画化もされました。

人気の漫画なのを、

今回初めて知りました。

グロテスクな漫画は苦手でしたが、

大人になったからなのか、

このタイミングで読んだからなのか、

考えさせられたり、

こんなことを示唆してるのかな?とか

深いなぁと

思うところも多く、

すっかり、続きがきになるほど、

ハマっているようです。

 

ただ手元に置きたい漫画かというと、

レンタルで十分だなぁ

というのが感想です。

 

なにせ荒馬、

その世界観に入り込みすぎなのか、

小説でも絵本でも、

漫画でもゲームでも、

テレビや映画でも、

必ず夢に出てくるのです。

 

見た場面が出てきたり、

続きだったり。

 

ですので、

特に寝る前には、

極力、どんなジャンルでも、

過激な、印象的な作品は読みません。

寝る前には、

ビジネス系や自己啓発系が

ある意味では無機質で最適です。

心に響いても、

映像としてショッキングではないので。

 

凡師さんは、

漫画も好きなので、

また荒馬が知らない作品を

勧めてくれるのが楽しみです。

 

そして、

明日は、

貸したまま手元に戻らなくなり、

買い直した、児童文学本が

届く日なので、

今から読むのが楽しみです。

 

最近、読書しながら寝落ちパターンが

多いので、

ブログも間が空きがちですが、

書きたい時に書くという、

ユルイ感じのスタンスなので、

良しとしようと思います。

 

 

優しさに触れる

こんばんは。

友人たちの優しさに触れて、

とても幸せな気分の荒馬です。

 

この週末、

秋田県内は

数多くの警報・注意報が発令されました。

避難指示・避難勧告も継続中の地域がたくさん。

土砂災害もありました。

幸いにも荒馬の住む地域は、

豪雨には見舞われましたが、

大きな被害もなく、

自宅近くの川も今は少しずつ、

水位が下がってきています。

 

秋田県でも、県南の方が被害が大きく、

これ以上、被害が拡大しないよう、

祈ることしかできません。

農作物の被害も大きいそうです。

 

そんな週末、

実にたくさんの友人から、

心配の連絡が届きました。

ニュースを見て、すぐに行動に移す。

誰かを思いやる気持ちと行動力。

心配の意を伝えつつ、負担にならないよう、

気遣いも忍ばせる。

 

荒馬の周りには、

学ぶべき姿を示してくれる人が

こんなにもたくさんいるのかと、

驚きと感謝の気持ちで、

いっぱいになりました。

 

ニュースを見ても、

「あー、大変そうだなぁ。

    ○○さんは大丈夫かしら?」

と思っても、

なかなか連絡するという行動には、

すぐに繋がらないものです。

それを、

いとも容易く、当たり前のようにできること、

荒馬も見習うべきことです。

 

短い言葉でも、

こんなに元気づけられたり、

心が温かくなるのかと実感しました。

こんなに素敵な友人に囲まれている荒馬は、

本当に恵まれています。

 

相手を不快にすることに長けている人、

狭い視野でしか物事を見ない人、

いつでも自分が中心の人、

そんな人達の方が多いのだと、

一時期、思っていたことがあります。

 

どうして、

ここまで他人を傷つけるのだろう?

何も感じないのだろうか?

こんなに近くにいる人のことさえも、

理解しようとしないのだろうか?

 

そんな風に、

誰かを査定するような時もありました。

 

今は、そんな風に思うことが

少なくなりました。

 

多少、不快に思ったり、イライラしたり、

モヤモヤしたり、傷ついても、

サラッと流したり、

気にしないでいられるようにもなりました。

 

それはおそらく、

素敵な姿をたくさん見ているから。

 

とは言え、

荒馬自身は、

ポンコツ部分が多いですし、

自分に都合の良い言い訳を、

自分にしながら、

言いたい事をズケズケ言ってしまいます。

なんて、未熟な39歳なのかと、

思います。

 

周りから学び、しっかり考えて、

行動できる人にならないとなぁ。

誰かを

幸せな気持ちにしたり、

勇気づけたり、

笑顔にしたり、

役に立てるような人に。

 

そんな事を思った週末でした。

 

 

『ええたまいっちょう』

こんばんは。

久々にゆっくり過ごした荒馬です。

 

最近はアクティブな荒馬。

日付や曜日の感覚も曖昧になったり、

これからの予定が

頭に入っていなくて、

少しバタバタ感もありました。

ほんの6年前、

働きながら、子育て・家事を

フル回転でやっていた自分が、

今は信じられません。

以前も書きましたが、

働いている頃の方が、

確実にタイムマネージメントは

上手かったと思います。

 

今日は小小凡師くんの、

訪問指導やスクーリング、通院もなく、

家でゆっくり過ごせました。

思えば、

こちらに来てからのバタバタの8割は、

小小凡師くんに関すること。

たぶん、

荒馬以上に小小凡師くんの方が、

疲れも溜まっていたり、

バタバタしているはずなのに、

体調を崩さないとは、

丈夫になってきたものです。

 

さて今日はこの絵本を。

 

ええたま いっちょう! (えほんのぼうけん)

ええたま いっちょう! (えほんのぼうけん)

 

 くすのきさんの絵本は、

トーリーや文が心に沁みるものばかり。

なんとこの絵本、

『おこだてませんように』に登場する

少年が大人になって再登場します。

 

おこだでませんように

おこだでませんように

 

 北海道では、8月7日に七夕をやる風習が

あるので、

七夕の短冊に願いを書くという、

こちらの絵本は、

今、タイムリーな絵本のはず。

そして、

親・教師なら、

心にズシンと響く絵本のはずです。

 

そこに出てくる少年が大人になり、

お巡りさんになって、

1人の少年との出会いが描かれています。

少年の視点に立った時、

お巡りさんの視点になった時、

感じ方は様々だと思います。

 

荒馬、

高学年の時に教師になりたいと

思っていました。

その後も最終目標は変わらずでした。

ある先生との出会いがきっかけです。

こんな大人になりたい。

それがいつしか、

同じ土俵に立ちたいと思うようになり、

教職を目指します。

 

あの時描いた大人像に、

果たして自分はなれているのか、

それはきっと、

自分では判断できないと思いますが、

少なくても満足していました。

【た】という過去形にしたのは、

今現在は疑問符があるからです。

 

誰かを笑顔にしたい。

誰かの役に立ちたい。

誰かのお手伝いができたら。

 

そんな風に思っていたのに、

今の荒馬は、

あまりに狭い範囲でしかできていません。

むしろ、

自分を甘やかして、

怠惰な日々だとさえ思います。

 

環境の変化を言い訳にするには、

もう時間が経ち過ぎています。

しかし、

まだまだ、そこを言い訳にしている荒馬。

何だか、

こちらに来てから、

パズルのピースがはまっていないような

心に開いた穴が塞がらないような

何かが足りないような

何かを忘れているような

そんな思いが常駐しています。

 

それが何なのか、

何を自分が求めているのか、

そこも分からないまま。

 

沈んだ気持ちにはなっていませんし、

文字で書くほど、

テンパってもいませんが、

この空虚感の行き場が…。

 

日々に追われているからなのでしょう。

落ち着いているようで、

余裕がない証なのかもしれません。

 

暑さを理由にダラけるのは、

そろそろ終わりにしないとなぁ。

 

 

『幸せのきっぷ Kiss&Goodbye』

こんばんは。

これぞ、読書の醍醐味だなぁと

思う絵本と出会った荒馬です。

 

夏休みに小凡師くんの学校で、

読み聞かせボランティアをすることになり、

【怖い話系】の絵本を数冊、購入。

その他、

ついでに、気になってた絵本も

数冊、購入しました。

 

夏休み・小学生ときたら、

やはり【怖い話】ですよね。

怖いけど、見たい。

怖いけど、やりたい。

外は暑いけど、何だかゾクゾク・ゾワゾワ。

今回は、

小説家さんが文を担当した、

割と本格的に怖い絵本も購入しました。

読み聞かせが楽しみです。

 

そして、

同じく夏休みに、

小学校に勤務する先生達向けに、

絵本セラピー®︎をやらせて頂くことになり、

大人に向けた絵本を再読したり、

最近は少し離れていた絵本セラピー®︎向けに、

荒馬自身を絵本モードに切り替え中です。

 

プログラムや使用絵本は、

だいたい決まっているのですが、

気になる絵本は

際限なく欲しくなるので、

吟味しながら購入しています。

ついに、

我が家の絵本蔵書数が、

530冊になりました。

 

今回はこちらの絵本をご紹介。

 

幸せのきっぷ Kiss & Goodbye

幸せのきっぷ Kiss & Goodbye

 

海外絵本(台湾)です。

2015年に、

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ】に

参加し、JR飯山線アートプロジェクトから

生まれた作品のようです。

 

少年が犬と、

列車に揺られながら、

色々なことを思い出したり、考えたり

する絵本です。

作品の背景が明言されていないのですが、

おそらく、

こんな感じなのかな?という、

読み手が自由に想像したり、

読み手自身も考えたりしながら、

読み進める絵本な気がします。

 

実は絵本の方が、

読み手の発想・想像・思考を

自由にするのではないかと思います。

もちろん、

絵があることによって、

文だけでは分からないことを

サポートしてくれていたら、

明言している絵本もありますが、

物語や小説よりも、

話の背景が分からないようになっている

気がします。

 

『幸せのきっぷ Kiss&Goodbye』は

まさに、

読み手の想像・思考が促されます。

これが、

読書の楽しみでもありますよね。

こうなのかなぁ。

いや、違うかなぁなどと、

考えたりするのが、

時には楽しい時もあります。

絵本だからかもしれません。

 

荒馬は、

小説・映画など、

内容がしっかりとしていて、

ページ数が多い本に関しては、

特にラストの部分は、

【読者の方の想像にお任せします】

というのは好きではありません。

そこまで書いたなら、

最後までお願いしますよー

という心境になります。

 

作家さんだったりの作り手さんが、

思う・考えるラストシーンが

知りたいのです。

そこだけ突然、

読み手に委ねるなんて、

ナンセンスじゃないの?と思うわけです。

作品を作る上で、

登場人物や場所などの設定を、

詳しく考えていたはずです。

たとえ、本編で出てこないにしても。

それなら、

ラストだって…と思うわけです。

 

ただ、絵本に関しては、

この余韻が、却って良いなぁと

思うこともあります。

完結型も好きですが、

大人になってから絵本を読むと、

想像して、考えて、照らし合わせて

読み進めるので、

【読者の方の想像にお任せします】

は、楽しみながらやれます。

 

今回も、色々と想像し、

それによって、

荒馬自身の経験と照らし合わせていたり、

思考してみたり…。

短い時間で読み終えるのですが、

頭の中ではフル回転でした。

 

読むたびに感じ方が変わりそうです。

絵本モードになるためには、

そういった、

自由度も大切です。

 

今日はもうすぐ寝ますが、

また明日、

数冊、絵本を開いてみようと思います。