荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

友達がいないのは不幸なの?

こんばんは。

友達について考えてみた荒馬です。

 

先日、

「引っ越してきてからママ友できました?」

と聞かれ、

「いえ、ママ友ほど煩わしいものは

   ないので、あまり求めていません」

と答えました。

「あらっ!それは淋しいですね。

   ママ友がいたら、楽しいのに」

と、さらに返されました。

 

荒馬には、ママ友はいませんが、

友達はいます。

身近にいないだけで、

全国にいます。

これまでもママ友はいませんでした。

 

数は少ないですが、

それも、多ければ幸せとは限りません。

近くにいても、遠くにいても、

それによる、幸福度は変わりません。

 

友達の価値観は人それぞれ。

友達の定義も人それぞれ。

 

その人が、それで満足してるなら、

それで良いのだと思うのですが、

少ないことに、

身近にいないことに、

【かわいそう】というのを、

置いていかないで欲しいなぁと、

その時は思いました。

 

これは子育てにおいても言えます。

自分の子どもに友達がいないことを

嘆く方がいらしたのですが、

果たして、お子さんは求めていたのかどうか。

それによって、

親としての関わり方は変わりますし、

親が、親の価値観を通しすぎるのも、

考えものです。

 

荒馬も、人との縁は大切にします。

しかし、

淋しいからとか、

もっとたくさん欲しいから

という理由ではありません。

SNSも、

積極的にやりますが、

友だちがたくさん欲しいからでは、

ありません。

 

人と人が仲良くすること、

繋がりを大切にすること、

慮ることは、

もちろん必要ですし、大事なことです。

しかし、

【友達】である必要はないと思っています。

 

そして、

【ひとりでいる自分】だって大切です。

そういう時期というのもあると思います。

 

人は1人では生きていけないんだよ。

は、イコール、

友達をたくさん作りなさい。

ではないんですよね。

 

1人の方が身軽な時もあれば、

誰かが居てくれる方が助かる時もある。

 

この歳になって、

新しい土地で暮らすようになって、

まだまだ、

サイクルやリズムが確立していない中、

【友達】の新規開拓は、

非常に煩わしい。

 

話す人はいるし、

必要な情報を教えてくれる人もいます。

一歩外に出て、

自分から挨拶をし、

話しかければ、

何も問題なく、

誰かと関わることはできます。

それが、

たった一度きりだとしても…。

 

そこに費やす労力を、

荒馬は、

他のところにあてたいです。

ですので、

あまり不便さも、不都合も、

寂しさも悲しさも感じていないのに、

押し売りのように、

強引に入ってきて、

価値観を植えつけられるのが、

ちょっと嫌です。

 

それが、

私の友達になって!とか、

あなとの縁を太くしたいという

理由でなら、煩わしさはありませんが、

「友達を作ったら良いよ」

「もっと、そこに積極的になって」

「大丈夫よ」

という視点で来られると…。

 

荒馬も、こんなひねくれた性格ですし、

可愛げも、中途半端な情もないので、

キッパリ

ハッキリ

ピシャリと

返してしまうのですが…。

 

くだんの、ママ友できました?

を言った人も、

困ったような、

信じられないというような

表情をされていました。

 

荒馬を気遣って、

発してくれたのだとは思います。

ですので、

丁寧な返し方をしたつもりですが、

不快な思いをされてなければ良いのですが…。

 

そんなに、

可哀想に見えたのかなぁ。

気をつけなければ。

 

 

 

 

 

 

 

『おとぎの国の郵便切手』

こんばんは。

最近、ハガキや手紙を書く時間が、

なかなか取れない荒馬です。

 

毎月のルーティンとなっていた【書き作業】

筆文字のハガキを書いたり、

手紙を書いたり、

絵本ノートと言って、自分が持っている絵本について

ノートにまとめる作業など、

書くことにまつわることを、

夜の一人時間にやっていたのですが、

こちらに引っ越して来てから、

なかなか、

それらをゆっくり取り組む時間が取れません。

と言うより、

とにかく眠い。

一人時間を楽しむよりも、

疲労を蓄積させないために、

短時間で、細切れですが、

睡眠時間を優先する生活は、今でも続いています。

 

22:00くらいから、

一人時間のスタートなのですが、

そこから仮眠がスタート。

23:30~0:00で一度起きて、

その後は変に目が覚めてしまい、

1:00~2:00まで眠れず、

ようやく熟睡できるようになるのは、その後です。

そして、

6:30に起床。寝坊なくらいなのですが、

荒馬は幼い頃から、早起きが苦手。

これでも、頑張っている方なのです。

情けない話ですが…。

いまだに、凡師さんに起こしてもらっています。

 

さて今日は、そんな荒馬の生活を、

少しずつ元に戻していこうと思わせてくれる一冊です。 

おとぎの国の郵便切手 (安野光雅の本)

おとぎの国の郵便切手 (安野光雅の本)

 

 むかしむかし、ある国の大臣が、

【郵便】を始めようと王様に提案します。

切手の役割の説明に3日もかけて、話し、

切手の絵柄を描くことになりました。

王様が書くと言ったのですが、

王様はあまり絵が上手ではない様子。

小さな国では、修行中の絵描きしかおらず、

彼に頼みます。

彼が描く切手のデザインは、

日本の昔話の登場人物・グリム童話の登場人物などなど。

大臣は次々にダメ出しをして、次の絵を描かせます。

さて、

一体、この国の切手・郵便はどうなるのでしょうか…。

 

シャレやパロディの要素もあって、大臣と絵描きのやり取りが

非常に面白い一冊です。

途中から、

お話というより、漫才のシナリオを読んでいるようでした。

桃太郎が、ビーチボーイズという名の切手になっていたりします。

 

絵本にしては、読み応えのある文章量なのですが、

各ページに、絵描きが描く切手が載っていて、

【書き物】をやりたくなってきました。

 

荒馬も切手には少々こだわります。

その人をイメージしたり、

出す時期を考えたり…。

地域限定の切手なども、旅先で購入したりします。

郵便料金も改定になったので、

新しい切手を集めようかなぁと思っているところです。

 

以前紹介した、『ツバキ文具店』でも

紙・筆記具・封筒・封の仕方・切手にこだわりを持っていました。

あの小説の影響で、安物ですが万年筆を買ったくらいです。 

fuku-fukuro.hatenablog.com

 

手紙を書く時も、便せん選びから始めます。

『ツバキ文具店』の店主ほど、知識もありませんし、

自宅に文房具のストックもありませんが、

近所の文具店だったり、ネットを利用し、

購入しています。

 

荒馬、横書きが苦手です。

必ず、右上がりになってしまいます。

教師時代の13年間、毎日、縦書きで書いていたので、

縦書きの方が、字のバランスも上手に書けます。

 

それでも、今は、自分の事・自分の身の周りのことで精一杯

というところもあるので、

ハガキや手紙に込める言霊や心が、

不完全になってしまいます。

それは、相手にも失礼にあたるので、

もう少し、気持ちを整えてからにしようかなぁとも思っています。

 

新しい机や家にも、

まだ慣れていないのかもしれません。

机に座っても、

なかなかスイッチが入らなくて…。

 

やはり、環境の変化に馴染むには、

大人の方が時間が必要なようです。

タイムスケジュールだったり、

週単位・月単位の見通しだったりが、

上手にできずにいます。

 

落ち着いて荒馬

頑張って荒馬

1つ1つを大事にしつつだぞ荒馬。

『あるかしら書店』

こんばんは。

本を読んでいて、自分がいかに

思考がガチガチに凝り固まっているかを

思い知った荒馬です。

 

こんな本を読みました。

 

あるかしら書店

あるかしら書店

 

 ヨシタケシンスケさんの最新刊です。

他にもたくさんの絵本や本を

発表しています。

 

りんごかもしれない

りんごかもしれない

 
ぼくのニセモノをつくるには
 
このあと どうしちゃおう

このあと どうしちゃおう

 
つまんない つまんない (MOEのえほん)

つまんない つまんない (MOEのえほん)

 
もう ぬげない

もう ぬげない

 

 

どの絵本も、ヨシタケさんの発想力に

度肝を抜かれます。

絵も字もユルイ感じなので、

力を抜いて見られますし、

何より、

その面白い、ユニークな発想力に

笑いと感嘆の感情が湧くと思います。

 

絵本セラピーで使ったり、

他のセラピストさんに聞くと、

非常に、男性に人気が高い絵本です。

以前、

会社の社長さん達が集まる会で

紹介をしたら、

みなさん競い合うように、

それらの絵本を手に取り、

帰宅途中に購入された方が多かったという

お話を聞きました。

もちろん、子どもにも大人気の絵本ばかりです。 

 

今回の『あるかしら書店』は、

本好きな人なら、

間違いなく面白いと思うはずです。

こんな本があったら、

こんな本屋さんがあったら、

そんな風に妄想と想像が膨らませながら、

ニコニコ・ニヤニヤしながら、

ページを読み進めることでしょう。

 

ヨシタケさんの作品を読むたびに、

彼の柔軟さ、発想力、不思議に思う視点

などなどに、

ただただ脱帽します。

 

試しに荒馬も考えてみたのですが、

全く浮かばず…。

あれっ!?

こういうのが好きだったのに。

妄想とかして、それを書き残したり

していたのにー。

 

そう言えば、

こちらに来てから、

筆文字のアイディアが浮かばず、

まったく、

筆文字メッセージハガキを書いていません。

眠る前の妄想が日課だったのに、

秋田に来てから、

落ちるように眠っていて、

眠る前の時間を楽しんでいません。

 

まだまだ慣れていないのですね。

気持ちが張り詰めているのですね。

読書や映画鑑賞はしているので、

余裕が出て来たと思っていましたが、

確かに、

絵本を読んでいても、

本を読んでいても、

音楽を聴いていても、

以前のように、

何か【溢れ出てくるモノ】がありません。

 

感性よりも、妄想よりも、

今は、

別のことに気が向いているのだと思います。

それはおそらく、

【暮らすこと】【生活すること】

のリズムと流れの構築。

 

もう少し時間が必要なのかもしれません。

働いていた頃の異動は、

すんなり慣れたのになぁ。

 

住む場所が大きく変わるのは、

意外に大変なことなんですね。

 

そんな時は、

焦らず行かねば!

いつか必ず、

これまでのように、

ワクワクする過ごし方が、

アイディアが溢れ出る時間が、

生まれると信じて……

 

 

 

『バンブルアーディ』

こんばんは。

誕生日にあやかって、

誕生日がテーマの絵本を読んだ荒馬です。

 

絵本セラピスト®︎になってから、

季節や行事に合わせた絵本や

テーマに合わせた絵本のセレクトを

するようになりました。

昨日、隣の市にある、

大きな本屋さんに行きました。

 

本屋さんにいるだけで

楽しくて、落ち着いて、

日常とは別世界にいる感覚になれます。

凡師さんとも、

「一日中、ここにいたいね」と

話していました。

タリーズコーヒーが入っている本屋さんなので、

長居もできそうです。

 

近所の本屋さんと同じ系列ですが、

隣の市にある方が大きく、

蔵書数も比較になりません。

もちろん、

絵本の数もたっぷり!

自宅にも同じ絵本があるのに、

本屋さんで手にとってしまいます。

ベンチも置いてあって、

お母さんが子どもに

読み聞かせをしてあげていました。

娘さんが楽しそうに、

お母さんにぴったりとくっついて、

どんどん次の絵本を持って来ます。

お母さんも嫌がることなく、

楽しそうに、穏やかな声と表情で、

読んであげていました。

 

素敵な親子。

素敵な時間です。

 

誕生日ということで、

凡師さんから大量に絵本を

プレゼントしてもらえました。

荒馬には最高のプレゼントです。

そんな誕生日後に迎えた、

この週末。

忙しくお出かけしましたが、

夜はゆっくり読者タイム。

 

そこで読んだのがこちら。

 

バンブルアーディ

バンブルアーディ

 

 

生まれて一度も

誕生日を祝ってもらったことのない

バンブルアーディ。

9歳の誕生日に初めて祝ってもらいます。

おばさんには内緒で、

友達を呼ぶのですが…

 

この絵本を買った時は、

中身に目を通さずに表紙の絵だけ見て、

買いました。

誕生日がテーマの絵本とは知らずに…。

 

これを読んで、小学生の時の、

誕生日パーティを思い出しました。

母がご馳走を作ってくれて、

たくさんの友達を呼んで、

パーティを開催。

今となっては、

誰が来てくれたのか、

どんなパーティだったのかは

思い出せなかったのですが、

母が作ってくれた料理は覚えています。

当時、パーティと言えば、

いつも、デザートにフルーツポンチを

作ってくれていました。

 

兄も6月生まれなので、

同じ月に2度も食べることができて、

嬉しかった記憶があります。

兄に電話したら、

「あのフルーツポンチ美味かったよなー」と

しっかり覚えていました。

数年はあのフルーツポンチを

作ってくれましたが、

いつからか、

デザートには別のモノが

テーブルに並ぶようになりました。

 

久しぶりに食べたくなったのですが、

母のレシピを教えてもらえずじまいで、

荒馬にとっては、

幻のデザートになっています。

兄も、

「あの作り方聞いたか?

    えっ?聞いてないのかー、

    あれ食べたいよなぁ。でも、

    母さんのオリジナルだから、

    どこに行っても食べられないな」

 

聞いておけば良かったー。

 

他にも、

聞いておけば良かったレシピは

たくさんあります。

今頃、悔やんでも仕方ないのですが…。

 

母直伝のレシピには、

父の大好物の茶碗蒸しがあります。

父も、

どんなに美味しい茶碗蒸しを

お店で食べても、

「母さんのには敵わない」と言います。

毎年、

父の誕生日と正月に作ってあげていました。

何度も一緒に作り、

完ぺきに覚えたので、

母の味を出せるようになりました。

父も満足してくれています。

 

もし今年、帰省できたら、

作ってあげようかな。

孫と囲む食卓も恋しいでしょうし、

茶碗蒸しも恋しくなっているはずです。

週末のお出かけ

こんばんは。

心地よい疲労感に包まれている荒馬です。

 

こちらに来て2ヶ月半。

週末にみんなで出かける機会が、

本当に増えました。

近場へのお出かけなら、

8:00に出発しても、

14:00には、

十分楽しんで帰宅できます。

 

改めて車で2時間圏内に、

見所が満載なのは素敵です。

以前、住んでいた所では、

見たい・行きたい所があっても、

なかなか短時間では難しく、

泊も伴うことが多かったので、

できなかったのですが、

今は、

楽しんで楽しんで帰宅しても、

家でゆっくりできる時間がたくさんあります。

 

今日はバラガーデンで開催されている、

ばらまつり

秋田犬博物室へ足を運びました。

その後、買い物もしました。

あいにくの雨でしたが、

とても楽しかったです。

ランチは焼肉。

義両親が

「いつもありがとうね。誕生日だったから、

   ご馳走するよ。体に変化が起こる年代だから、

   無理せず、健康に気をつけて」

なんて、嬉しい言葉をかけてくれました。

 

ここは遠慮せずに食べよう!

モリモリ頂きました。

感謝です。

 

バラガーデンは、こぢんまりしていましたが、

500種類のバラが咲いており、

一帯に良い香りが漂っていました。

週末の3日間は、

ナイトガーデンも開催されているとのことで、

帰宅したのち、

夜に再び出かけて、

ライトアップされたバラを愛でて来ました。

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雨の雫が、また素敵で、

カメラでパシャパシャと

撮りまくり。

他の来場者の方々も、

お気に入りのカメラを片手に、

いろんな姿勢で、

いろんなアングルで、

何度も撮った写真を確認しながら、

やっぱり

パシャパシャ。

 

まだ蕾が多いバラがあったり、

ライトアップのライトも花型だったり…

楽しくて楽しくて、

小凡師くんが

心配して探しに来てくれるほど、

1人で黙々とシャッターを押していました。

 

こちらに来て、

より、

カメラに夢中になりました。

 

写真を撮るようになってから、

何気ない景色、

細かな所に目がいくようになります。

小さな変化に敏感になったり、

残しておきたい、

見ることができない誰かに見せたい。

そんな風に思うようにもなりました。

 

自分で言うのもなんですが、

そういう感覚って素敵だなぁと思います。

ともすれば、

素通りしてしまう場所の一コマ

素通りしてしまう生活の一コマ

全てを注意深く、取りこぼしなく

というのは無理ですが、

1つでも多くの小さな事に、

目を向けられるような心持ちで、

いたいものだなぁと感じました。

 

明日もお出かけの予定。

今日は歩いたし、

写真を撮る時にもいろんな態勢になったので、

少し筋肉痛ですし、

油断すると、

座ったままでも寝てしまいそうなほど、

疲労がありますが、

重く暗い疲労感ではないので、

嬉しくなります。

ウキウキし、楽しくて…。

 

眠すぎて目眩するほどです。

 

今日は綺麗な虹も見られました。

 

明日はどんな1日になるのでしょう。

なんだか、

明日になるのが楽しみ

という感覚も久しぶりだなぁ。

 

 

 

 

 

 

『マイ・ディア・フレンド』

こんばんは。

フライングで兄から

おめでとうメールが来た荒馬です。

 

明日、30代最後の歳を迎えます。

来年の今頃は

【40代になるにあたって…】なんて、

孔子のように語るブログを書いているかも

しれません。

学生時代、身長や声の太さもあり、

大人に間違われることが多かったので、

社会人になって、

年齢を言うのが待ち遠しかった荒馬。

これまでも、今でも、これからも、

年齢を言うことに、

特に抵抗はありません。

自分が思うほど、周りは、

その人の年齢を気にしていないと思っています。

あっ、

合コンとかは別なのでしょうか。

 

社交辞令や話のネタとして、

年齢を挙げることはあるでしょうが、

そこに変に固執したり、

回りくどいサバ読みや、

はたまた

「いくつに見える?」なんて応対は、

滑稽ですし、ある程度、年配になると、

イタイだけだと思っています。

 

それより、

「39歳になりました」と言った時、

「えっ!? もっと若いと思ってました」

と言われる方が遥かに嬉しいはず。

まっ、

言われたことはないんですけどね。

「とても落ち着いているので、

   もっと上かと思いました」というセリフは

何度も言われたことがありますが…

 

そんなわけで、

先ほど兄から

「誕生日おめでとう。

   新しい土地で、30代最後の1年を

   お前らしく、お前のペースで楽しめよ」

なんて、嬉しいメールが届きました。

照れ臭い荒馬は、

  「ありがとう。でも、明日だけどね」

と返事を。

すると、

「えっ?! 今日、金曜日じゃないんだ。

   なんか損した気分だー

   とりあえず、39おめでとう」

と、すぐに返事が…。

 

金曜日だと思っていたら木曜日だった……

 

これ、地味に凹みますよね。

1日、余分に過ごしている感覚になるはずです。

 

ですので、

「増えた1日、仕事も遊びも嫁孝行も

   ガンバッテーーーー」

と送り返しました。

明日の兄は、どんな1日を過ごすのやら…

 

今日はこちらの本を。

マイ・ディア・フレンド (Parco Happy Birthday Books)

マイ・ディア・フレンド (Parco Happy Birthday Books)

 

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 画像が出て来なかってので、

写真を貼り付けました。

 

この本は、

20年前に友人がプレゼントしてくれました。

短大生だった当時、

友人たちと、本を贈り合うことが多く、

別の友達は、

手作り絵本を贈ってくれました。

 

今でも誕生日が近づくと、

必ず開いて読み返す本です。

贈ってくれた友人が恋しいというより、

自由で、

なんでもできて、

楽しく充実していた日々を懐かしむ

というのが近いかもしれません。

これまでの人生で、

短大時代が1番、お金に不自由せず、

どんどん使っていた頃です。

決して、

怪しげなことに手を出していたわけでもなく、

親の不仲による別居を

上手く利用し、

両者から仕送りをしてもらっていた

という、

親不孝で情けない、

反抗期を脱していないという理由です。

さらに、

バイトも2つ、3つ掛け持ちしていたので…

 

あの頃、これでもかと遊び尽くしたので、

社会人になってからは、

嘘のようにスイッチを切り替えて、

過ごしました。

 

学生時代に

遊び足りなくて、やりきれていないと、

大人になっても引きずる気がします。

そして、

大人になってからは、

ちょっとタチが悪くなる人が

多いような…

 

善悪の判断や価値観、

人との関わり方、恋愛の仕方などなど

歪んでいるような…

 

あくまで荒馬の周りは…という話ですが。

 

何となく、明日が誕生日ということで、

特別感が増して、

かなり尊大な態度になっている気がします。

こういう部分は、

まだまだ未熟者ですよね。

 

【三十にして立つ】

なんて、とても言えませんね。39なのに…

【四十にして惑わず】

いやいや、心に迷いばかりで

迎えそうです。

 

浮かれ気分は置いておいて、

真摯な姿勢で39を迎えたいと思います。

 

『どんまい!こめごろう』

こんばんは。

冷えたご飯が好きな荒馬です。

 

荒馬、小さい頃、

スナック菓子は、あまり食べませんでした。

物心ついた頃は、

母がまだ専業主婦だったので、

着る服もおやつも手作りのモノばかり。

小学生になってから、

母が働きに出るようになり、

当時は学童保育なんてものはなかったので、

家で留守番をしていました。

 

学年が上がると、

母からの伝言メモに、

【お手伝いして欲しいことリスト】が

記されていることが多く、

お米を研いで、炊いたり、

料理の下ごしらえをしたり、

掃除や洗濯、

おつかいに行きました。

 

その頃の荒馬のおやつは、

食パンかご飯。

食パンは焼かずに、なにも塗らずに食べます。

ご飯は、

朝に残った半人前ほどの冷えたのが最高。

炊きたてももちろん美味しいのですが、

冷えて少し硬くなり始めたご飯は、

今でも好きです。

むしろ、

冷えたご飯を食べたくて、

少し多めに炊いたりしています。

 

そのまま食べたり、

冷えたオニギリにしたり、

ラップに包んでから、

お煎餅のように潰したり…。

 

秋田県に移住して嬉しいことの1つが、

あきたこまち】を食べられること。

あきたこまち】は、

おにぎりなどのように、

握ったり潰して食べるのが本当にお似合い。

きりたんぽ・だまこ餅・みそつけたんぽ

たまらなく好きです。

特に、味噌つけたんぽ。

先日、義母が作ってくれて、

かなりの数を食べてしまいました。

たんぽを作るための棒も買ったので、

自作たんぽ・自作みそつけたんぽにも

チャレンジしたいです。

 

そんな、お米にまつわる絵本をご紹介。

 

どんまい! こめごろう

どんまい! こめごろう

 

お米の妖精のお話です。

稲穂にお米の妖精が付くと、

素晴らしいお米が出来上がるはずが、

主人公[こめごろう]がついた稲穂は、

何故か枯れてしまいます。

いじけた[こめごろう]は田んぼを飛び出し、

様々な食べ物の神様のところへ…。

 

よしながこうたくさんの絵は、

インパクトがあり、キモかわいいキャラクターで、

ページの隅々まで、

面白く、キモかわいいモノが

ちりばめられています。

子どもはおそらく、

トーリーもさることながら、

あの絵に興味を持つことと思います。

かくゆう、

小凡師くんも、よしなが作品は大好き。

『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』は、

 

でんせつの きょだいあんまんを はこべ (講談社の創作絵本)

でんせつの きょだいあんまんを はこべ (講談社の創作絵本)

 

 

絵本セラピーで使った際、

男性参加者から、大人気だった絵本です。

セラピー終了後に、

再び読んだり、

「これ、絶対買う」とおっしゃる方が多数。

 

今回の『どんまい!こめごろう』

トーリーは、

分かりやすい自分探し系なのですが、

この絵本が、

むしろ始まりになっている気がしました。

これから、どうなるのだろう。

シリーズものになるのかなぁ?

と思ったくらいです。

今回で、

完結ともできるのですが、

もう少し[こめごろう]を見たいと言うか…

 

そしてやっぱり、

何度も絵だけを見返してしまいます。

見るたびに発見があって楽しめます。

そして、そして、

読むたびに、お米を食べたくなります。

さすがに今は夜中なので控えますが…

 

 

 

家族団欒

こんばんは。

ボードゲームで楽しんだ荒馬です。

 

我が家は、

ボードゲームテーブルゲームが大好き。

我が家には、

割と多くのボードゲームテーブルゲーム

あります。

 

充実しているのは【人生ゲーム】

新バージョンが出ると、

ついつい買ってしまいます。

今日、

こちらが家に届きました。

 

人生ゲーム MOVE !

人生ゲーム MOVE !

 

 新発売した【人生ゲーム】です。

新たに導入されたギヤによって、

面白さも増しました。

具体的には?

という声が上がりそうですが、

このシリーズをいくつかやっている人なら

すんなりわかると思うのですが、

説明がなかなか難しい部分です。

まさしく、

人生ゲーム。

思いもよらぬ所で、

思いもよらないことが起こります。

 

以前より時間も早く終わり、

手間も少なくなりました。

 

そして、

当然なのですが、

1つ1つのマスにも時代が反映されています。

【VRが…】という最近のフレーズがあったり、

職業のランクアップしたも、

医者から芸能人とかあったり…。

 

夕食後、2回ほどやりました。

ボードゲームテーブルゲームは、

とにかく会話がたくさん生まれます。

止まるマス目に、起こる出来事に、

いちいち皆んなで反応して、

一喜一憂を共有。

 

テレビゲームも好きな我が家。

みんなでマリオカートをやっても、

楽しさはあるのですが、

やっている最中は、

独り言のような言葉が出るだけで、

会話はあまりありません。

 

どちらも、【やり方】次第ですが、

我が家では、基本的に、

【家族みんなで】なので、

どちらのゲームにしても、

楽しい家族団欒です。

 

先日、

東京おもちゃショー2017があったと

新聞で読みました。

ラジコン・人生ゲーム・野球盤は

昭和から不滅の玩具だそうです。

確かに、

今でも新しいシリーズが発売されますよね。

そして、

我が家には、その全てがあります。

 

ラジコンに至っては、

ドローンも含めて、色んな種類が。

これも家族みんなで楽しんでいます。

野球盤は、

1つだけですが、

結構楽しんでやっています。

 

すごろく系は何やら人気の兆しだとか…

荒馬が気になっているのは

 

地球まるごとすごろく

地球まるごとすごろく

 

これから発売するのですが、

地球儀への憧れが幼少期からあり、

しかも、

買ってもらえなかった荒馬としては、

この形にそそられます。

 

凡師さんと小凡師くんに相談してみようかなぁ。

 

 

 

 

 

『おじいちゃんがおばけになったわけ』

こんばんは。

母が最期に伝えたかったことが何か

考えていた荒馬です。

 

先日、母の命日を迎えました。

13回忌法要は、

母の亡くなる前年に亡くなった祖母と一緒に

1年繰り上げて行いましたが、

やはり節目の13回忌に、

側にいられなかったのが悔やまれます。

最近、運転をしている時、

ランダムで流れる曲の中に、

母が好きだった曲が流れることが多く、

その曲にまつわるエピソードとを

思い出しています。

 

そんな今日、読んだのは

 

おじいちゃんがおばけになったわけ

おじいちゃんがおばけになったわけ

 

 こちらの絵本です。

亡くなったおじいちゃんが、

【忘れていたことがある】と

孫の前に、おばけとなって現れます。

おじいちゃんが忘れていたこととは…

 

先日読んだ『おもいで星がかがやくとき』

と同様に、この絵本にも帯には、

【大切な人を亡くしたあなたへ】と

書かれていました。

 

以前も書いたことがありますが、

母は亡くなる直前、

目を見開いて、私を見つめ、

何かを言いたげでした。

その時は父も兄もいなかったので、

私に向けた【何か】では

なかったのかもしれません。

父と兄が、その直後に到着しましたが、

その時には、

呼びかけが聞こえていたのかどうか…。

 

小凡師くんが生まれる5ヶ月前。

妊娠の報告をした時も、

「孫の顔、見られるかなぁ」

「一緒に手を繋いで散歩できるかなぁ」と

力ない笑顔で言った母。

 

その2週間後に、急変し、そのまま…。

 

あれから、12年。

もともと父と不仲だった荒馬ですが、

兄に諭されたこともあり、

良好な関係になりました。

とにかく、たくさん話しています。

北海道と秋田という距離ができても、

定期的に電話をして、

必ず30分以上は話をします。

 

父も電話を切るのを惜しそうにしてくれます。

こんなに、おしゃべりな人だったのかと思うほど。

 

最期の日がいつかは分かりませんが、

今回は聞き逃したくない。

そんな風に思っています。

 

明日あたり、また電話しようかなぁ。

こんな時、

メールに疎い父を持つと、

必然的に電話をかけることになるので、

ある意味、疎くて良かったです。

 

 

『かさ』『あめ』

こんばんは。

雨降りが続いていて、

そこでも新しい発見があった荒馬です。

 

「例年は6月上旬くらいから梅雨入りするんだよ」と、

義父母に教えてもらいました。

荒馬、

梅雨は初めての経験です。

北海道にも【蝦夷梅雨】と呼ばれる、

いつもよりも雨の多い時期というのはありますが、

荒馬の住んでいた場所では、

雨が降ると、気温が一気に下がり、

秋のような気温になります。

しかも、どの季節でも、【冷たい雨】です。

 

秋田へ来てから、何度か雨の日に遭遇。

気温が23℃の雨の日、

雨は【ぬるい雨】でした。

今日のように12℃くらいの寒い雨の日でも、

外気温と変わらずの雨。

ふと、地元の気温を見ると………6℃。

「え!? 6月だよね」

北海道内では、雪の地域もあったとか、ないとか…。

 

雨の日の気温もそうですが、

以前までは、風の強い地域に住んでいたので、

上から下にまっすぐ降る雨を見ることが少なかったので、

こちらに来てから、

雨を眺めるのが好きになりました。

一直線に降る雨って、見慣れていないから

とても素敵に見えます。

 

花などの植物に落ちる雨の雫。

今回の雨の前は、蒸し暑い日だったり、

太陽が燦々と照っている日が多かった分、

植物が気持ちよさそうに見えました。

 

さて、そんな雨の週末に読んだ絵本です。 

かさ (ジョイフルえほん傑作集 10)

かさ (ジョイフルえほん傑作集 10)

 

 

あめ

あめ

 

 『かさ』は文字のない絵本。

文字のない絵本は、絵を見ながら、ついつい

自分でストーリーや言葉を考えてしまいます。

もっと、純粋に絵だけを楽しみたいと思いつつも、

頭の中では、字を求めてしまいます。

これ、大人ならではの読み方なんですよね。

ですので、

何度も読み返して、絵に注目しようとしています。

 

絵に注目すると、細かな描写が見えるようになり、

それもまた、新しい発見です。

 

『あめ』は、科学絵本です。

雨の仕組みを、雨の雫が擬人化したキャラクターが押してくれるのですが、

それが、どうにも憎めない可愛らしいです。

 

季節にあった絵本をその都度読むというのは、

クリスマス以外、あまりありませんでした。

絵本セラピスト養成講座の時に、

たくさんの絵本を知ることができて、

その季節、

その時のイベント、

季節に合う絵本を選び、読むと、

多くのストーリーと出会えて、

色々な視点で、季節を楽しむことができるようになりました。

 

これは、自宅から見える蕗の葉を撮影したもの。

大きな蕗の葉で、

本当にトトロが傘代わりに持っていそうな大きさです。

先ほど書いたように、

植物が気持ちよさそうと思ったのは、この蕗の葉を見たから。

そこから、他の植物も見てみると、

本当に気持ちよさそうです。

 

上手に雰囲気を伝えられていない気もしますが、

まっすぐ降る雨も見えますでしょうか。

荒馬にとっては、とても新鮮な写真です。

まっすぐに降る雨。

風で揺れない植物。

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明日以降は、天気が回復するようですが、

憂鬱な雨も、

初めての土地で見ると、新鮮な発見もあるので、

今年は、

どの季節の、どんな現象も楽しめそうです。