荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『おじいちゃんがおばけになったわけ』

こんばんは。

母が最期に伝えたかったことが何か

考えていた荒馬です。

 

先日、母の命日を迎えました。

13回忌法要は、

母の亡くなる前年に亡くなった祖母と一緒に

1年繰り上げて行いましたが、

やはり節目の13回忌に、

側にいられなかったのが悔やまれます。

最近、運転をしている時、

ランダムで流れる曲の中に、

母が好きだった曲が流れることが多く、

その曲にまつわるエピソードとを

思い出しています。

 

そんな今日、読んだのは

 

おじいちゃんがおばけになったわけ

おじいちゃんがおばけになったわけ

 

 こちらの絵本です。

亡くなったおじいちゃんが、

【忘れていたことがある】と

孫の前に、おばけとなって現れます。

おじいちゃんが忘れていたこととは…

 

先日読んだ『おもいで星がかがやくとき』

と同様に、この絵本にも帯には、

【大切な人を亡くしたあなたへ】と

書かれていました。

 

以前も書いたことがありますが、

母は亡くなる直前、

目を見開いて、私を見つめ、

何かを言いたげでした。

その時は父も兄もいなかったので、

私に向けた【何か】では

なかったのかもしれません。

父と兄が、その直後に到着しましたが、

その時には、

呼びかけが聞こえていたのかどうか…。

 

小凡師くんが生まれる5ヶ月前。

妊娠の報告をした時も、

「孫の顔、見られるかなぁ」

「一緒に手を繋いで散歩できるかなぁ」と

力ない笑顔で言った母。

 

その2週間後に、急変し、そのまま…。

 

あれから、12年。

もともと父と不仲だった荒馬ですが、

兄に諭されたこともあり、

良好な関係になりました。

とにかく、たくさん話しています。

北海道と秋田という距離ができても、

定期的に電話をして、

必ず30分以上は話をします。

 

父も電話を切るのを惜しそうにしてくれます。

こんなに、おしゃべりな人だったのかと思うほど。

 

最期の日がいつかは分かりませんが、

今回は聞き逃したくない。

そんな風に思っています。

 

明日あたり、また電話しようかなぁ。

こんな時、

メールに疎い父を持つと、

必然的に電話をかけることになるので、

ある意味、疎くて良かったです。