荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

たまに訪れる恋愛小説渇望期

みなさん、こんばんは。

昔から、恋愛小説はあまり読まなかった荒馬です。

 

テレビドラマや映画では、たくさん観ているのですが、

小説では、恋愛モノはあまり読まなかった荒馬。

サスペンスや推理モノが大好きで、

特に浅見光彦シリーズは、溜まらなく好きです。

新作が出れば必ず購入し、読んでいました。

浅見光彦が『旅と歴史』のルポライターという設定というのもあり、

様々な地域へ出向いては、事件に巻き込まれるという内容。

内容もさることながら、その土地についての描写が非常に細かく、

テレビドラマ化されたものも観ているのですが、

そこへ行った気分になれるという、一度に二度美味しいという現象が起きます。

他の方の作品もそうなのかもしれませんが、

なぜか、内田さんの作品は、出てくる場所にも感情移入というか、

そこに居る気分にさせてもらえるのが強いです。

 

しかし荒馬、たまに無性に恋愛小説を渇望する時があります。

お気に入りの一冊に巡り会えていないので、

今はネットでランキングやレビューなどを見ながら、

気になる小説を、片っ端から読んでいるという状態です。

と言っても、

その渇望期は、たまに…なので、途中でやめてしまうのですが…。

 

先日、家に来てくれた訪問看護師さんと、

「最近、泣けないのよね~」という話題に。

「恋愛モノなんかで、泣きたいなぁとは思うのだけど、泣けないの」と。

分かります。よ~く分かります。

 

高校の同級生とお酒を飲みに行った時にも、

「恋愛のしかたを忘れた」という話題に。

昔の恋愛話に花を咲かせてみるも、逆にむなしくなったり…。

まぁ、荒馬、恋愛をしたいわけではないのですが…。

 

もともと、荒馬の生活の中で、恋愛に占める割合は、

とても低いものでした。

もちろん、夢中になった事はあります。

しかし、

学生の頃から、もっと他に楽しいこと、やりたいことがあって、

恋愛をしても、優先順位が上位にあがるわけでもなく、

長続きしない恋愛ごっこを繰り返していた気がします。

 

リアルでは、引いてしまうし、求めていないので、

小説で…ということで、

今はこの二冊を読んでいます。 

きみはポラリス (新潮文庫)

きみはポラリス (新潮文庫)

 

 

最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

 

 この二冊は、かなり前に買った本です。

短編集なので、読み進められると思いきや、

読了できていないので、再読に近いものです。

やはり恋愛小説は苦手です。

 

教師時代に、中学生の恋愛を目の前で見聞きしていたので、

そちらの方が、小説よりも、とても楽しめました。

若者の恋愛というのは、本当にほろ苦く、切なく、だからこそ、

楽しくて幸せです。

多くを求めないので、ほんの小さな事で有頂天になったり、落ち込んだり。

 

あの頃、見てきた恋愛の数々を、荒馬が書くというのもアリですかね。

読むのがダメなら、書いてみる……。

いえ、

そう簡単なことではありません。

 

再び恋愛小説渇望期が来たら、また新しい本に出会えることを

楽しみにしようと思います。