荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『あいだで考える』シリーズを読んで、久々に脳をフル回転した日について

感情や思考の筋トレってしていますか?

どんなことをしていますか?

是非、みなさんが実行している方法を知りたいです。

 

どうも荒馬です。

ふっと空いた時間が5分以上あれば、本を開いています。

その日の気分で読む本を決めているので、

最近では並行読みが増えており、現在6冊の本を並行読み最中です。

 

ジャンルや作家さんに偏りが出てしまうので、

Instagram・X(旧Twitter)のpostをチェックして、

選書の参考にしています。

先日、ある本屋さんのpostで紹介されてたのが、

タイトルにある『あいだで考える』シリーズのこちら

 

 

シリーズの5作目の『根っからの悪人っているの?被害と加害のあいだ』

ミステリー小説が好きでよく読んでいるし、

心理学の勉強もしたことがあるし、

犯罪心理学などの関連書籍も読んだことがあるので、

興味を持った本でした。

 

早速購入し、読んでみると……

とにかく考えました 

読みながら考えて

メモして考えて

考えた内容を書き起こして、また考えての繰り返し

自分の中の正解は出ないし、そもそも正解が分かりません。

自分の乏しい経験では安直な言葉しか出てこなくて、

なんて薄っぺらなんだろうと思うばかりでした。

 

対話の様子を書いた本なのですが、

今回、対話しているのは10代の若者です。

感じる内容も話す言葉も豊かでした。

そのことにも「スゴイ」と感じ、嫉妬し、自己嫌悪に陥りました。

 

巻末に創刊のことばが書かれているので載せますね。

 

”「あいだ」を考えるための多様な視点を伝えます。

 それを読むことは、自ら考える力、他者と対話する力、

 遠い世界を想像する力を育むことを助け、正解のない問いを

 考えてゆくためのねばり強い知の力となってゆくはずです”

 

そう、正解のない問いなんです。

こういうことを考えるの、案外好きなのですが、

考えるのにも習慣化というのが必要で、

すぐには脳が回転してくれません。

いかに普段、何も感じず考えずに、

ぬぼーっと過ごしているか露呈しました。

ですから、

ひたすら考えました。脳みそを回転させ、

その速さが増すまで、ひたすらに。

フル回転させた先に自分は何を感じ考えるのか。

40代半ばの今の自分がどう出るのか、

自分自身を試すというか、自分への取材をするというか。

 

運動不足とは身体の機能で言われることが多いですが、

思考や感情の運動不足というのもあるのですね。

筋力が落ち、瞬間的に動かない。

今や、

心も体もかなりの運動不足のようです。

 

鍛えないといけません。あちこちの筋肉を。

『あいだで考える』シリーズは現時点で7冊出版されています。

この本を用いて、読書会を開いている場所もあります。

行きたい・聞きたい・考えたい

気持ちはあるのに筋力が足りていない。

そして、

近隣地域では開催されていない。

 

やっていないなら、主催者になれば良いのですが、

自分の時間が取れないという縛りのある生活をする身としては、

モヤモヤが募ります。

それについても打破すべく、動き出すべく、

考えないといけませんね。

 

できない理由を並べるのだけが上手になりました。

つまらない40代になったものです。

そんなことも感じる事ができた今回の読書です。

他のシリーズも読んで、もっと筋トレしようと思います。