荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

山Pやガッキーは乗っていないけど…

こんばんは。

ドクターヘリを間近で見た荒馬です。

 

気づけば、久しぶりの更新。

4月・5月は、母ちゃん業で、

大忙しの毎日で、週末も忙しく…。

最近は、

寝落ちパターンが多くて、

大変、充実(笑)しています。

おまけに、

25℃超え、もしくは、それに近い気温。

この季節がやってきました。

 

さて、

小小凡師くんの定期通院で、

近くの病院へ。

4月・5月は、通院もたくさんあり、

小凡師くん・小小凡師くんが

入れ替わり立ち替わり通院しています。

その時に

ドクターヘリに出会う確率が、

とても高いです。

不謹慎ですが、興奮しますね。

当然、山Pやガッキーは降りてきませんが、

ドラマを全て観ていて、

夏に公開の映画も観に行こうとしている

荒馬としては、

ドラマのシーンが頭をよぎります。

 

それとは逆に、

現実として、

「あー田舎に住んでいるのだなぁ」と実感。

これだけドクターヘリをみかけるということは、

この病院では診られないということ。

ヘリで30分の大学病院へ搬送。

それを思うと、

少しだけ胸がざわつきます。

というのも、小小凡師くんは、

風邪であれ重症化すると、

かなり大変な状況になります。

これまで、

緊急性がある

重篤な症状になったことはありませんが、

その可能性が非常に高い重度心身症児。

 

ここ数年は状態も落ち着いていたので、

そのことを忘れていました。

通学生として学校にも通えて、

ここまで休まずに通学できていて、

風邪もひかない日々が続いていて、

荒馬は親として、油断していました。

余裕ができたのではなく、

油断していた!

そのことに気づかされました。

 

「体力がついたなぁ」

「学校に行くのが楽しいのだろうなぁ」

最近は、そんなことをよく感じています。

 

もちろん、

あまりにナーバスになるのは良くありませんが、

それでも、心の片隅にでも、

置いておかなければならないことがあります。

ポジティブであることと、

危機予測をしないことは違いますものね。

ドクターヘリで興奮しつつも、

そんなことを思った日でした。

 

そして思い出したことが…。

小小凡師くんが産まれて、

荒馬、医者になりたいと思いました。

福祉環境・医療環境が、

重度心身症児には整っていないことが多く、

不安が募りました。

特に秋田県に来てからは…。

小小凡師くんのような子を診たことのある医師が

少なく、

どうしても都市部や大学病院に集中します。

そして、だからこそというべきか、

重度心身症児を抱える家族は、

都市部に住むようになる。

秋田県内でも、

わざわざ引越しをしたご家庭が多いとか…。

 

荒馬は現在、

凡師さんの実家がある田舎に住んでいます。

それでも、なんとかやっています。

秋田県は北海道と比べると、

障害児を抱える家庭の経済負担が多いです。

もっと言えば、

子育て世帯に対する負担が。

小凡師くんの通う学校の学納金の高さに驚きです。

高齢者優先の体制だからしかたありません。

荒馬の場合は、

働きたくても働きに出る環境が整いません。

女性の社会進出の推進といっても、

子育て世帯(母親)に向けてといっても、

それらは、

健常児を抱えた世帯が前提。

それはそれで苦労も多いことは分かりますが、

様々なことの政策に、

我が家はカウントされていないよなぁと

感じます。

 

経済負担が多いけど、働きには出られない。

助成はありますが、

それ以上にお金がかかります。

車椅子などの装具も助成があるとはいえ、

フルオーダーなので、ウン十万。

 

田舎に住んでいるので、生活にかかるお金も…。

それなりの都会に住む方が、

経済的なのかもなぁと思います。

まぁ、ここは自分たちで決断したので、

文句を言うのはいけませんね。

 

忙しくて、

なんだかフワフワしていた荒馬。

今日は「きちんと緒を締め直しなさい」と

言われているような気がしました。

母の命日が近いので、

母からのお言葉でしょうか…