みなさん、こんばんは。
秋田県が大好きな荒馬です。
秋田県は凡師さんの故郷
初めて秋田の地を訪れてから11年経ちます。毎年、夏と冬には帰省。
行く度に大好き度が増しています。
国文科出身・伝承文学をテーマに卒論を書いた荒馬は、
【東北】と聞くだけで、胸が躍ります。
さて、秋田県は日本一民俗行事(お祭り)が多い県だと聞きました。
詳しいデータや資料がないので、今度、調査してみますが、
そういう話があるのです。
その中で今日は【アメッコ市】をご紹介。
秋田県(一部の地域なのかなぁ?)では、
モノの名前の後ろに「~っこ」を付けます。
全てのものに「~っこ」が付くわけではないので、
その法則性までは、県民にしか分からないのかもしれません。
「その皿っこ、取ってけれ」
「餅っこ食うか」
「帽子っこ、かぶれ」
などなど。
ですので、【アメッコ】は【飴っこ】となります。
このアメッコ市、1588年から続けられているとか。
「この日、飴を食べると風邪を引かない」と伝えられています。
近くの山々から、神様や仙人も飴を買いに来るので、その足跡を
消すためその日は吹雪になると言われています。
農家の主婦達が飴を作って餅につけて食べたことから、旧正月行事として
家内の平安・無病息災・その年の豊作を祈願するために、
ミズキの枝に飴を付け、稲穂に見立てて神前に供えるようになりました。
その後、「大館アメッコ市」と名称を変えて、
観光事業化し、現在に至っているということです。
と説明をしていますが、荒馬はまだ一度も行ったことがありません。
しかし、凡師さんの実家から近い大館市
毎年、アメッコ市の時期は、たくさんのアメッコが送られてきます。
今年は、こちら
これは、アメッコ市期間限定の
大館市「ふるさとセット」と呼ばれるものなので、
アメッコ以外にも、ハチ公サブレ・干し餅・餅ショコラも
一緒に入っています。
実際にアメッコ市の会場には行っていませんが、
家族みんなで、枝アメ(枝についたピンク色のものがアメ)を
頂きました。
【無病息災】
今年の荒馬、2016年になって1ヶ月半で、
不注意による破損・体調不良などが続いているので、
いつもよりも長い時間をかけて、アメをかみしめました。
こういった伝統行事を今も大切にしているというのは、
素敵なことですよね。
いつか、実際アメッコ市の会場へ行き、
枝アメ並木を歩いてみたいなぁと思っています。
へば、まんず!(それでは、また!)