荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

こんばんは。

最近、詩集熱が上がっている荒馬です。

 

このところ、たくさん読書しています。

やはり、

本棚に綺麗に本を並べると良いですね。

これまでは、

点在していたら、並べ切らなくて、

平積みしていたので、

なかなか手が伸びませんでした。

こちらに越してきて、

本棚を新調し、

処分せずにとっておきたい本を、

全て並べました。

そうすると、

以前読んだ本を再読したくなり、

次々に読み返しています。

至福の時間です。

 

一方で、

読書熱が上がっているので、

家にない本も読みたくなります。

Instagramをやっているのですが、

【#読書】【#読書記録】

【#読書好きな人と繋がりたい】などの、

ハッシュタグを入れると、

多くの方々の読書記録が見られます。

あらすじや感想を書いている人が多く、

「これ読みたい」「これも読みたい」

と、どんどん溢れてきます。

この新しい開拓も至福の時間です。

 

本を読み返している中で、

家にある詩集も読んでいます。

短時間で読めるというメリットがあるので、

すきま時間に最適です。

そして、

現代詩の詩集がないことに気付き、

欲しく、読みたくなりました。

 

これまで現代詩は、

あまり読んだことがなかったなぁ。

そう思って本屋さんで物色しました。

予想よりも現代詩は少なかったです。

大きな本屋さんに行ったのに…

そして、手に取り購入したのがこちら。

 

夜空はいつでも最高密度の青色だ

夜空はいつでも最高密度の青色だ

 

 詩は読み取るのが難しいです。

だから敬遠していたのかなぁと

思いながら読み進めました。

やはり、難しい。

しかし、

何か感じるものがある。

突き刺さるものがある。

共感できることがある。

それが詩ですよね。

 

読み取ろうとするより、

素直に、単純に感じよう。

そう思って読むと、

どんどん染み込んできます。

 

詩を書ける人になりたい。

詩集を読むたびに思います。

思うより、やってみようかなぁとも。

 

色んなことを感じられること、

そのスペースが心の中にあること、

大事にしていきたいです。

 

 

 

 

キュンとする瞬間がもたらす効果

こんばんは。

引っ越して環境が変わったからなのか、

色んな事にキュンとしている荒馬です。 

 

40歳目前の荒馬。

【キュン】と書くだけでも、

非常に恥ずかしいのですが、

こういう感情って大事だなぁと思いました。

【キュン】と聞くと、

恋愛系を想像する人の方が多い気がしますが、

何も、恋愛に限った感情ではありません。

 

特に今の荒馬は、

生活環境がガラリと変わり、

目にするもの、耳にするものが

新鮮で真新しく感じます。 

そして、

写真を撮るようになって、

細かな観察が癖になってきているので、

小さな変化に敏感になっています。

 

読書をしてキュン。

ドラマを観てキュン。

映画を観てキュン。

小凡師くんと接してキュン。

小小凡師くんを見てキュン。

景色を見てキュン。

音楽を聴いてキュン。

美味しいものを食べたり飲んでキュン。

 

性別年齢問わず、

素敵な人と会って、

素敵な人を見かけて、

素敵な人と話して、キュン。

 

キュンとすると、

何だか晴れやかな気持ちになります。

ふと、車のルームミラーを見たら

笑顔になっていたり、

口角が上がっていたり、

開けている目に力強さやハリがあったり。

 

すれ違う車やバイクにもキュンとしたりします。

 

荒馬自身が、

「どうして、こんなに?」と

思ってしまうほど。

見える聞こえるもの達が、

素敵に見えたり聞こえるのという、

精神衛生上、良い証なのかもしれません。

 

昨日は病院職員さんの、

素敵な笑顔と対応にキュンとしました。

月に一度の定期受診で、

大量の支給品を頂くのですが、

それを車まで運ぶお手伝いを

職員さんがしてくれます。

以前までの病院では、

荒馬1人で運んでいたので、

本当に助かります。

 

外来から車までの、

短い時間ですが、

無言にならず、

色んな話題をフッてくれて、

「もう少し話したいなぁ」と

思うほど、その職員さんとの

束の間の会話が楽しみです。

爽やかで素敵な笑顔。

 

若い人のそういった対応は、

嬉しくなります。

もちろん、

ご高齢の方の対応にもキュンとします。

歳を重ねていくと、

男女問わず、

可愛らしくなる人と、

イジワルになる人がいますよね。

 

病院という所は、

その人の本質が見える場所だなぁと思います。

聞き耳を立てているわけではありませんが、

そこでもキュンやイラッがあります。

 

キュンが続くと、表情だけでなく、

気持ちの変化があったり、

翌日に選ぶ服のチョイスも変化します。

今日は無意識で、明るめの色をチョイス。

普段なら、

やる気が続かなくて、

ダラーッと過ごしがちなのですが、

精力的に動く日に変わります。

 

キュンって大事です。

どんなことでも良いので、

キュンの回数が多くなると、

素敵だなぁと思えます。

 

あの病院職員さんに会えるのは、

また来月。

キュンの他にも、

ワクワクがあります。

楽しみです。

 

そして、

そう思える人と、

たくさん知り合いになれたらと

思っています。

 

友達じゃなくても十分。

心に活力を与えてくれる人に、

出会いたいですし、

荒馬も、そんな人になりたいなぁ。

 

 

初めての梅雨

こんばんは。

梅雨を初めて経験する荒馬です。

 

これまで北海道に住んでいたので、

梅雨を経験したことがありません。

北海道でも、

この時期は雨の日が増えますが、

【梅雨】とは、

少し違う気がします。

 

まず湿度。

蒸し暑いを体感中です。

北海道でも蒸し暑い感覚はあったのですが、

これぞ、蒸し暑い!なのか!

という感じです。

蒸し暑いは、

息苦しいに似ています。

そして、

風が吹くと、肌に張り付く感覚。

 

あちらでは、

風が吹くと、途端に、

涼しさを感じるのですが、

こちらでは、

涼しさがありません。

雨が降る前、降っている最中、止んだ後、

どの瞬間も、

モワッとした空気に包まれます。

 

北海道の、しかも道北に住んでいた荒馬。

雨が降ると、

体感温度がかなり下がります。

雨が冷たく、

一気に体も冷えるのですが、

こちらは、

生温かい雨。

 

以前までの気候に慣れている小凡師くん。

今朝の天気予報を見て、

午後から雨が降るという情報をゲットし、

昨日は半袖で投稿しましたが、

「雨が降ると寒くなるからさ」と、

長袖を着て登校。

 

帰宅した小凡師くんが、

「お母さん、雨が降っても、

    寒くない。いや、むしろ、

    暑い。なんかベタベタになるんだよ」

と、テカった顔で言っていました。

「東北も梅雨入りしたんだって。

    梅雨はこんな感じなんだね」

と、荒馬。

「雨1つとっても、違う所に来たんだって

    実感だね」

と、小凡師くん。

 

何より親子が興奮しているのは、

以前も書いた気がしますが、

雨が真っ直ぐに降ることです。

強い風が常に吹き荒れる場所に、

以前は住んでいたので、

雨降りの日は大変です。

雨合羽を羽織る時もありますが、

傘をさしても、

かなりの力で支え、

頭の上に傘をさすというより、

斜めにして、風に立ち向かいます。

向きを変えたら大変です。

 

台風の時のニュース映像で、

よく見る光景がそこにはあります。

そうそう、

以前までの場所では、

台風もありません。

まぁ、台風並みに、毎日が強風ですが…。

 

夕方、小凡師くんと、

近所のスーパーへ出かけました。

傘をさして並んで歩いたのですが、

雨の話だけで、

かなり盛り上がりました。

 

こっちは、雷が多いよね。

傘を頭の上でさしているよ。

お気に入りの傘が壊れる心配がないね。

それにしても、

雨が降っているのに、寒くないね。

これから、もっともっと気温が上がるんだね。

 

そう、昨日は28℃まで上がりました。

晴れていたので、

体感はもっとあったのかもしれません。

28℃なんて、

真夏でも体感したことがありません。

秋田に帰省で来ていた時くらい。

その時も、

車移動が多かったので、

あまり外を歩いていませんでした。

 

ですので、

最近は、外に出るだけで、

【初めて】に多く出くわします。

 

幸い、家の中は暑くならないので、

むしろ、寒くて、

たまに外に出て、温まるほどです。

毎日、徐々に気温が上がるので、

高温にも、体が慣れてきたのか、

まだ半袖1枚には、なれません。

長袖着用です。

 

どんな事も憂鬱にならず、

楽しめたら良いなぁと思いました。

今は、

引っ越してきた初年度なので、

何もかもが違って見えて、

新鮮で楽しいです。

 

そんな日々の変化を、

嫌悪感抱かず、楽しめる心を保ちたいものです。

 

 

 

 

『22年目の告白』

こんばんは。

映画を観に行きたい気持ちを抑え、

小説を読んだ荒馬です。

 

数年前、

当時好きだった韓国の俳優さんが主演の

映画を観ました。

韓国映画は面白い。

他にも数作観ていますが、

他の国とはまた違う視点があります。

とは言え、

何となく日本に近いような、違うような…

もちろんハリウッド映画も

面白いのですが、

スケールにしても、生活様式や考え方、

ライフスタイルなどなど、

あまりに日本とは違います。

そこも面白さの1つですけどね。

 

この映画、

日本版でリメイクにならないかなぁ

と、思っていました。

日本風にしたら、どうなるかなぁ、

やっぱり日本のサスペンスは面白いしなぁ。

出演する俳優さんは誰かなぁ。

そんなことを考えていました。

ベースに韓国版があるので、

ついついイメージが固定されてしまいます。

マンガが原作のドラマや映画も、

登場人物のイメージ固執はありますよね。

賛否がよく聞こえて来ます。

 

韓国版を観た時、

荒馬の登場人物の妄想の際、

主演に藤原竜也さんも出ていました。

他にも数名。

今回、日本版が上映されることになって、

本当に驚きました。

あっ、藤原竜也さんが主演だ!と。

 

ですので、

映画館で観たいのですが、

近所に映画館がありません。

時間があれば良いのですが、

1人で映画を観に、

片道1時間半+映画時間、

合計5時間強の時間を捻出できるはずもなく…。

 

今回は、

DVDがレンタルになるまで待つとして、

それならと、こちらを購入。

 

22年目の告白-私が殺人犯です-

22年目の告白-私が殺人犯です-

 

 韓国版を崩しすぎず、

日本風にアレンジしているとのこと。

しかも、

映画の小説版という発売の仕方。

 

あれっ!最近、こういうの多いですね。

 

小説・漫画原作ならともかく、

映画→小説の流れ。

とは言え、やはり映画とは少し違うようです。

小説にするなら、

映画より、内容や背景などの描写に、

丁寧さが必要になるので、

付け足さなければならない事もあるのでしようね。

 

ちなみに、

殺人の告白(字幕版)

殺人の告白(字幕版)

 

 こちらが韓国版です。

 

日本版は、確かに日本風。

あぁ、やっぱり日本人には、

こっちの方が、しっくりはくるのかなぁと

思います。

ただ、

映画もドラマもそうですが、

リアルな生活と身近な部分が多く、

感情移入しすぎると、

辛い時が多いのも、邦画の特徴です。

内容というより、

生活スタイルや画面に見え隠れする、

背景の部分、使用している物や、

身に付けているものなどなど。

 

その点、海外の作品は、

違う世界に旅する、

違う世界を疑似体験する

という要素を感じます。

あくまで私見ですし、

海外生活の経験がある人なら、

それもまた違う感想を抱くかもしれません。

 

最近は、読書をよくしているので、

とても心が穏やかです。

スキマ時間にしか読めないので、

なかなか読み終わりませんが…。

実は、

『22年目の告白』も、

ラストはこれからなんです。

 

今日は時間もありますし、

眠気もそこまで強くないので、

これからじっくり、ラストを

楽しもうと思っています。

 

 

 

 

父からの贈り物

こんばんは。

父の日なのに、

父から贈り物を貰ってしまった荒馬です。

 

秋田に越してきたので、

日本酒好きの父に、

秋田の日本酒を贈ろうと決めていたのに、

気付けば父の日が過ぎ、

ヤバイ…と思っていました。

週末も送ることができず、

よし、来週には、

時間を作って送ろうと思っていたら、

昨日、

父から贈り物が届きました。

 

先日、

例のごとく父と長電話をし、

「そろそろ、こっちの物が恋しいだろう。

    食べたいもの言ってくれたら、

    暇な時に揃えて、そのうち送るぞ」

と言ってくれて、

ここぞとばかりにオーダーしてしまいました。

たぶん、

電話した翌日には買い揃えて、

送ってくれたと思います。

そのうちって言いつつ、

すぐに実行してくれて、

しみじみ、

親という存在の有り難みを痛感です。

それがこちら!

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予想以上の数を送ってくれて、

大きな箱を開けた瞬間、

喜びの雄叫びを上げました。

 

すぐにお礼の電話。

照れ臭さを隠すかのような、

不器用な返事。

男親は、こういう所が愛おしくなります。

母にはない、母には出すことのできない、

父ならではの雰囲気。

 

そして、孫の近況を聞いてくる、

おじいちゃんの顔も。

小凡師くんの成長に感心し、

小小凡師くんの成長に驚いていました。

聞けば、

テレビで観たらしく、

小小凡師くんの今後の訓練や

今後のビジョンを

父なりの解釈で、解説してくれました。

疑問が残った部分は、

図書館で調べたらしいです。

 

重度心身症児である小小凡師くん。

おじいちゃんとしての父は、

なかなか受け入れられないのでは?

と思っていましたが、

すんなり受け入れ、

当たり前のように【普通】に接してくれます。

そして、

より理解を深めるために、

父自身も勉強し、

小小凡師くんと関わりながら、

彼のケアや訓練のサポートもしてくれていました。

たまに、

「俺が見てるから、夫婦で出かけて来い」

などと言って、留守番をしてくれることも。

外食に出かけても、

「まずは、おまえらが、ゆっくり食べろ。

    俺が見てるから」

と、私たちを気遣ってくれました。

 

「お前たちが秋田に行ってから、

   秋田の天気予報を毎日チェックしてるぞ」

「熊出没のニュースが多いけど、

   大丈夫なのか?小小凡師を連れて、

   ふらりと散歩に出るなよ」

などという言葉も…。

 

離れたからこそ感じる愛情。

親であり、祖父であり、

みんなを気遣ってくれる父。

本当に有難いです。

 

形あるもの

目には見えないもの

そのどちらの贈り物を貰って、

頑張らねばと思った荒馬でした。

 

友達がいないのは不幸なの?

こんばんは。

友達について考えてみた荒馬です。

 

先日、

「引っ越してきてからママ友できました?」

と聞かれ、

「いえ、ママ友ほど煩わしいものは

   ないので、あまり求めていません」

と答えました。

「あらっ!それは淋しいですね。

   ママ友がいたら、楽しいのに」

と、さらに返されました。

 

荒馬には、ママ友はいませんが、

友達はいます。

身近にいないだけで、

全国にいます。

これまでもママ友はいませんでした。

 

数は少ないですが、

それも、多ければ幸せとは限りません。

近くにいても、遠くにいても、

それによる、幸福度は変わりません。

 

友達の価値観は人それぞれ。

友達の定義も人それぞれ。

 

その人が、それで満足してるなら、

それで良いのだと思うのですが、

少ないことに、

身近にいないことに、

【かわいそう】というのを、

置いていかないで欲しいなぁと、

その時は思いました。

 

これは子育てにおいても言えます。

自分の子どもに友達がいないことを

嘆く方がいらしたのですが、

果たして、お子さんは求めていたのかどうか。

それによって、

親としての関わり方は変わりますし、

親が、親の価値観を通しすぎるのも、

考えものです。

 

荒馬も、人との縁は大切にします。

しかし、

淋しいからとか、

もっとたくさん欲しいから

という理由ではありません。

SNSも、

積極的にやりますが、

友だちがたくさん欲しいからでは、

ありません。

 

人と人が仲良くすること、

繋がりを大切にすること、

慮ることは、

もちろん必要ですし、大事なことです。

しかし、

【友達】である必要はないと思っています。

 

そして、

【ひとりでいる自分】だって大切です。

そういう時期というのもあると思います。

 

人は1人では生きていけないんだよ。

は、イコール、

友達をたくさん作りなさい。

ではないんですよね。

 

1人の方が身軽な時もあれば、

誰かが居てくれる方が助かる時もある。

 

この歳になって、

新しい土地で暮らすようになって、

まだまだ、

サイクルやリズムが確立していない中、

【友達】の新規開拓は、

非常に煩わしい。

 

話す人はいるし、

必要な情報を教えてくれる人もいます。

一歩外に出て、

自分から挨拶をし、

話しかければ、

何も問題なく、

誰かと関わることはできます。

それが、

たった一度きりだとしても…。

 

そこに費やす労力を、

荒馬は、

他のところにあてたいです。

ですので、

あまり不便さも、不都合も、

寂しさも悲しさも感じていないのに、

押し売りのように、

強引に入ってきて、

価値観を植えつけられるのが、

ちょっと嫌です。

 

それが、

私の友達になって!とか、

あなとの縁を太くしたいという

理由でなら、煩わしさはありませんが、

「友達を作ったら良いよ」

「もっと、そこに積極的になって」

「大丈夫よ」

という視点で来られると…。

 

荒馬も、こんなひねくれた性格ですし、

可愛げも、中途半端な情もないので、

キッパリ

ハッキリ

ピシャリと

返してしまうのですが…。

 

くだんの、ママ友できました?

を言った人も、

困ったような、

信じられないというような

表情をされていました。

 

荒馬を気遣って、

発してくれたのだとは思います。

ですので、

丁寧な返し方をしたつもりですが、

不快な思いをされてなければ良いのですが…。

 

そんなに、

可哀想に見えたのかなぁ。

気をつけなければ。

 

 

 

 

 

 

 

『おとぎの国の郵便切手』

こんばんは。

最近、ハガキや手紙を書く時間が、

なかなか取れない荒馬です。

 

毎月のルーティンとなっていた【書き作業】

筆文字のハガキを書いたり、

手紙を書いたり、

絵本ノートと言って、自分が持っている絵本について

ノートにまとめる作業など、

書くことにまつわることを、

夜の一人時間にやっていたのですが、

こちらに引っ越して来てから、

なかなか、

それらをゆっくり取り組む時間が取れません。

と言うより、

とにかく眠い。

一人時間を楽しむよりも、

疲労を蓄積させないために、

短時間で、細切れですが、

睡眠時間を優先する生活は、今でも続いています。

 

22:00くらいから、

一人時間のスタートなのですが、

そこから仮眠がスタート。

23:30~0:00で一度起きて、

その後は変に目が覚めてしまい、

1:00~2:00まで眠れず、

ようやく熟睡できるようになるのは、その後です。

そして、

6:30に起床。寝坊なくらいなのですが、

荒馬は幼い頃から、早起きが苦手。

これでも、頑張っている方なのです。

情けない話ですが…。

いまだに、凡師さんに起こしてもらっています。

 

さて今日は、そんな荒馬の生活を、

少しずつ元に戻していこうと思わせてくれる一冊です。 

おとぎの国の郵便切手 (安野光雅の本)

おとぎの国の郵便切手 (安野光雅の本)

 

 むかしむかし、ある国の大臣が、

【郵便】を始めようと王様に提案します。

切手の役割の説明に3日もかけて、話し、

切手の絵柄を描くことになりました。

王様が書くと言ったのですが、

王様はあまり絵が上手ではない様子。

小さな国では、修行中の絵描きしかおらず、

彼に頼みます。

彼が描く切手のデザインは、

日本の昔話の登場人物・グリム童話の登場人物などなど。

大臣は次々にダメ出しをして、次の絵を描かせます。

さて、

一体、この国の切手・郵便はどうなるのでしょうか…。

 

シャレやパロディの要素もあって、大臣と絵描きのやり取りが

非常に面白い一冊です。

途中から、

お話というより、漫才のシナリオを読んでいるようでした。

桃太郎が、ビーチボーイズという名の切手になっていたりします。

 

絵本にしては、読み応えのある文章量なのですが、

各ページに、絵描きが描く切手が載っていて、

【書き物】をやりたくなってきました。

 

荒馬も切手には少々こだわります。

その人をイメージしたり、

出す時期を考えたり…。

地域限定の切手なども、旅先で購入したりします。

郵便料金も改定になったので、

新しい切手を集めようかなぁと思っているところです。

 

以前紹介した、『ツバキ文具店』でも

紙・筆記具・封筒・封の仕方・切手にこだわりを持っていました。

あの小説の影響で、安物ですが万年筆を買ったくらいです。 

fuku-fukuro.hatenablog.com

 

手紙を書く時も、便せん選びから始めます。

『ツバキ文具店』の店主ほど、知識もありませんし、

自宅に文房具のストックもありませんが、

近所の文具店だったり、ネットを利用し、

購入しています。

 

荒馬、横書きが苦手です。

必ず、右上がりになってしまいます。

教師時代の13年間、毎日、縦書きで書いていたので、

縦書きの方が、字のバランスも上手に書けます。

 

それでも、今は、自分の事・自分の身の周りのことで精一杯

というところもあるので、

ハガキや手紙に込める言霊や心が、

不完全になってしまいます。

それは、相手にも失礼にあたるので、

もう少し、気持ちを整えてからにしようかなぁとも思っています。

 

新しい机や家にも、

まだ慣れていないのかもしれません。

机に座っても、

なかなかスイッチが入らなくて…。

 

やはり、環境の変化に馴染むには、

大人の方が時間が必要なようです。

タイムスケジュールだったり、

週単位・月単位の見通しだったりが、

上手にできずにいます。

 

落ち着いて荒馬

頑張って荒馬

1つ1つを大事にしつつだぞ荒馬。

『あるかしら書店』

こんばんは。

本を読んでいて、自分がいかに

思考がガチガチに凝り固まっているかを

思い知った荒馬です。

 

こんな本を読みました。

 

あるかしら書店

あるかしら書店

 

 ヨシタケシンスケさんの最新刊です。

他にもたくさんの絵本や本を

発表しています。

 

りんごかもしれない

りんごかもしれない

 
ぼくのニセモノをつくるには
 
このあと どうしちゃおう

このあと どうしちゃおう

 
つまんない つまんない (MOEのえほん)

つまんない つまんない (MOEのえほん)

 
もう ぬげない

もう ぬげない

 

 

どの絵本も、ヨシタケさんの発想力に

度肝を抜かれます。

絵も字もユルイ感じなので、

力を抜いて見られますし、

何より、

その面白い、ユニークな発想力に

笑いと感嘆の感情が湧くと思います。

 

絵本セラピーで使ったり、

他のセラピストさんに聞くと、

非常に、男性に人気が高い絵本です。

以前、

会社の社長さん達が集まる会で

紹介をしたら、

みなさん競い合うように、

それらの絵本を手に取り、

帰宅途中に購入された方が多かったという

お話を聞きました。

もちろん、子どもにも大人気の絵本ばかりです。 

 

今回の『あるかしら書店』は、

本好きな人なら、

間違いなく面白いと思うはずです。

こんな本があったら、

こんな本屋さんがあったら、

そんな風に妄想と想像が膨らませながら、

ニコニコ・ニヤニヤしながら、

ページを読み進めることでしょう。

 

ヨシタケさんの作品を読むたびに、

彼の柔軟さ、発想力、不思議に思う視点

などなどに、

ただただ脱帽します。

 

試しに荒馬も考えてみたのですが、

全く浮かばず…。

あれっ!?

こういうのが好きだったのに。

妄想とかして、それを書き残したり

していたのにー。

 

そう言えば、

こちらに来てから、

筆文字のアイディアが浮かばず、

まったく、

筆文字メッセージハガキを書いていません。

眠る前の妄想が日課だったのに、

秋田に来てから、

落ちるように眠っていて、

眠る前の時間を楽しんでいません。

 

まだまだ慣れていないのですね。

気持ちが張り詰めているのですね。

読書や映画鑑賞はしているので、

余裕が出て来たと思っていましたが、

確かに、

絵本を読んでいても、

本を読んでいても、

音楽を聴いていても、

以前のように、

何か【溢れ出てくるモノ】がありません。

 

感性よりも、妄想よりも、

今は、

別のことに気が向いているのだと思います。

それはおそらく、

【暮らすこと】【生活すること】

のリズムと流れの構築。

 

もう少し時間が必要なのかもしれません。

働いていた頃の異動は、

すんなり慣れたのになぁ。

 

住む場所が大きく変わるのは、

意外に大変なことなんですね。

 

そんな時は、

焦らず行かねば!

いつか必ず、

これまでのように、

ワクワクする過ごし方が、

アイディアが溢れ出る時間が、

生まれると信じて……

 

 

 

『バンブルアーディ』

こんばんは。

誕生日にあやかって、

誕生日がテーマの絵本を読んだ荒馬です。

 

絵本セラピスト®︎になってから、

季節や行事に合わせた絵本や

テーマに合わせた絵本のセレクトを

するようになりました。

昨日、隣の市にある、

大きな本屋さんに行きました。

 

本屋さんにいるだけで

楽しくて、落ち着いて、

日常とは別世界にいる感覚になれます。

凡師さんとも、

「一日中、ここにいたいね」と

話していました。

タリーズコーヒーが入っている本屋さんなので、

長居もできそうです。

 

近所の本屋さんと同じ系列ですが、

隣の市にある方が大きく、

蔵書数も比較になりません。

もちろん、

絵本の数もたっぷり!

自宅にも同じ絵本があるのに、

本屋さんで手にとってしまいます。

ベンチも置いてあって、

お母さんが子どもに

読み聞かせをしてあげていました。

娘さんが楽しそうに、

お母さんにぴったりとくっついて、

どんどん次の絵本を持って来ます。

お母さんも嫌がることなく、

楽しそうに、穏やかな声と表情で、

読んであげていました。

 

素敵な親子。

素敵な時間です。

 

誕生日ということで、

凡師さんから大量に絵本を

プレゼントしてもらえました。

荒馬には最高のプレゼントです。

そんな誕生日後に迎えた、

この週末。

忙しくお出かけしましたが、

夜はゆっくり読者タイム。

 

そこで読んだのがこちら。

 

バンブルアーディ

バンブルアーディ

 

 

生まれて一度も

誕生日を祝ってもらったことのない

バンブルアーディ。

9歳の誕生日に初めて祝ってもらいます。

おばさんには内緒で、

友達を呼ぶのですが…

 

この絵本を買った時は、

中身に目を通さずに表紙の絵だけ見て、

買いました。

誕生日がテーマの絵本とは知らずに…。

 

これを読んで、小学生の時の、

誕生日パーティを思い出しました。

母がご馳走を作ってくれて、

たくさんの友達を呼んで、

パーティを開催。

今となっては、

誰が来てくれたのか、

どんなパーティだったのかは

思い出せなかったのですが、

母が作ってくれた料理は覚えています。

当時、パーティと言えば、

いつも、デザートにフルーツポンチを

作ってくれていました。

 

兄も6月生まれなので、

同じ月に2度も食べることができて、

嬉しかった記憶があります。

兄に電話したら、

「あのフルーツポンチ美味かったよなー」と

しっかり覚えていました。

数年はあのフルーツポンチを

作ってくれましたが、

いつからか、

デザートには別のモノが

テーブルに並ぶようになりました。

 

久しぶりに食べたくなったのですが、

母のレシピを教えてもらえずじまいで、

荒馬にとっては、

幻のデザートになっています。

兄も、

「あの作り方聞いたか?

    えっ?聞いてないのかー、

    あれ食べたいよなぁ。でも、

    母さんのオリジナルだから、

    どこに行っても食べられないな」

 

聞いておけば良かったー。

 

他にも、

聞いておけば良かったレシピは

たくさんあります。

今頃、悔やんでも仕方ないのですが…。

 

母直伝のレシピには、

父の大好物の茶碗蒸しがあります。

父も、

どんなに美味しい茶碗蒸しを

お店で食べても、

「母さんのには敵わない」と言います。

毎年、

父の誕生日と正月に作ってあげていました。

何度も一緒に作り、

完ぺきに覚えたので、

母の味を出せるようになりました。

父も満足してくれています。

 

もし今年、帰省できたら、

作ってあげようかな。

孫と囲む食卓も恋しいでしょうし、

茶碗蒸しも恋しくなっているはずです。

週末のお出かけ

こんばんは。

心地よい疲労感に包まれている荒馬です。

 

こちらに来て2ヶ月半。

週末にみんなで出かける機会が、

本当に増えました。

近場へのお出かけなら、

8:00に出発しても、

14:00には、

十分楽しんで帰宅できます。

 

改めて車で2時間圏内に、

見所が満載なのは素敵です。

以前、住んでいた所では、

見たい・行きたい所があっても、

なかなか短時間では難しく、

泊も伴うことが多かったので、

できなかったのですが、

今は、

楽しんで楽しんで帰宅しても、

家でゆっくりできる時間がたくさんあります。

 

今日はバラガーデンで開催されている、

ばらまつり

秋田犬博物室へ足を運びました。

その後、買い物もしました。

あいにくの雨でしたが、

とても楽しかったです。

ランチは焼肉。

義両親が

「いつもありがとうね。誕生日だったから、

   ご馳走するよ。体に変化が起こる年代だから、

   無理せず、健康に気をつけて」

なんて、嬉しい言葉をかけてくれました。

 

ここは遠慮せずに食べよう!

モリモリ頂きました。

感謝です。

 

バラガーデンは、こぢんまりしていましたが、

500種類のバラが咲いており、

一帯に良い香りが漂っていました。

週末の3日間は、

ナイトガーデンも開催されているとのことで、

帰宅したのち、

夜に再び出かけて、

ライトアップされたバラを愛でて来ました。

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雨の雫が、また素敵で、

カメラでパシャパシャと

撮りまくり。

他の来場者の方々も、

お気に入りのカメラを片手に、

いろんな姿勢で、

いろんなアングルで、

何度も撮った写真を確認しながら、

やっぱり

パシャパシャ。

 

まだ蕾が多いバラがあったり、

ライトアップのライトも花型だったり…

楽しくて楽しくて、

小凡師くんが

心配して探しに来てくれるほど、

1人で黙々とシャッターを押していました。

 

こちらに来て、

より、

カメラに夢中になりました。

 

写真を撮るようになってから、

何気ない景色、

細かな所に目がいくようになります。

小さな変化に敏感になったり、

残しておきたい、

見ることができない誰かに見せたい。

そんな風に思うようにもなりました。

 

自分で言うのもなんですが、

そういう感覚って素敵だなぁと思います。

ともすれば、

素通りしてしまう場所の一コマ

素通りしてしまう生活の一コマ

全てを注意深く、取りこぼしなく

というのは無理ですが、

1つでも多くの小さな事に、

目を向けられるような心持ちで、

いたいものだなぁと感じました。

 

明日もお出かけの予定。

今日は歩いたし、

写真を撮る時にもいろんな態勢になったので、

少し筋肉痛ですし、

油断すると、

座ったままでも寝てしまいそうなほど、

疲労がありますが、

重く暗い疲労感ではないので、

嬉しくなります。

ウキウキし、楽しくて…。

 

眠すぎて目眩するほどです。

 

今日は綺麗な虹も見られました。

 

明日はどんな1日になるのでしょう。

なんだか、

明日になるのが楽しみ

という感覚も久しぶりだなぁ。