荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『たねぽっくる』

こんばんは。

誰かと何かをやることで、

思いもよらぬ成果が出ることも

あるよなぁと思った荒馬です。

 

荒馬、【協力】【チームワーク】が

苦手です。

というより、経験値が低いので、

その良さを理解しきれていません。

部活はずっと陸上部。

学校生活でも、

集団でいるよりも、

1人の方が気楽で、何事も早く済みますし、

不便を感じたことがありませんでした。

もちろん、

和を乱すことはしませんが、

行事などの時の、

取って付けたような団結力に、

それらしく装うことしかできませんでした。

 

働くようになってからは、

それでもチームを意識しました。

特に、生徒のことに関しては…。

この子の先生ではなく、

この学校の先生だということ。

連携を忘れないこと。

ある程度の足並みをそろえなければ、

連携を取らなければ、

そこから生徒指導が崩れて行きます。

教師が、

指導事例を誘発したり、助長してしまうことは、

実は多かったりします。

ここに気付かない教師が多いのも事実。

目の前の生徒のみ、

自分の仕事の範囲のみに注力すると、

実は、

他にほころびが生まれるものです。

 

とは言え、

教師には、生徒と関わらない仕事も

たくさんあります。

係仕事や文書作成などは、

1人でやる方が、

作業効率も、精度の高さも

格段に変わってくるため、

ついつい1人でこなしてしまいました。

チームでやると、

力量の差・価値観の差がぶつかり合い、

無駄な説明・無駄な打ち合わせが増えます。

有益なことも、

たくさんあることは分かりますが、

荒馬の場合は、

却って仕事が増えたり、

かなり遅い時間からの会議が入ったりと、

デメリットの方が多い職場の経験が多く、

1人でやることが加速しました。

 

プライドが高すぎるのも考えものです。

譲歩しない・柔軟になれない・謙虚さがない

このトリプルパンチに、

何度、頭を悩ませたか…。

 

こんな時、決まって思うのが

勉強ができるのに越したことはないが、

それだけの学生時代は、後々に響くなぁ。

ということ。

みんながみんな、そうではないですが、

学生時代の人間関係の経験値、

一般社会経験値(育った環境も含めて)が

低いと、こんな歪みが生まれるのか。

そんなことを思っていました。

 

今日はこちらの絵本

 

 

俳優の沢村一樹さんの作品です。

三兄弟が力を合わせて、

困難に立ち向かうというストーリーです。

 

子育て中の親なら、

自身の子に向けて願う気持ちが

描かれているように感じるかもしれません。

しかし、

荒馬、この絵本を最初に読み終えた時、

なぜか、

上に書いたように、

自身のこと、教師時代のことを

思い出しました。

 

それこそ、荒馬自身の、

チームワーク・協力の経験値の低さが、

良い経験の少なさが、

そのような気持ちを引き出したのだと思います。

そして、

教師時代を思い返した時、

教師同士(大人同士)では、

そんな経験はできなかったけれど、

生徒たちには、

たくさん教えてもらえましたし、

そんな場面を見せてもらえたことも、

思い出しました。

 

大人よりも、

高いスキルを持っていると思いました。

そして、

かなりドラマチックな展開になります。

「これ、ドラマか映画か⁉️」と

思うほど。

 

力を合わせることで、

一人では成し得なかったことが、

できるようになったり、

アイディアがたくさん生まれ、

予想以上の結果と満足感が生まれたり…。

 

自分の経験値が低いからといって、

それを否定したり、受け入れないのは、

ダメだなぁ。

長々と書きましたが、

荒馬が最終的に感じたことです。

物事には両面があります。

どちらも理解し、受け止めていかなければ、

独りよがりに陥ります。

気を付けなければ…