みなさん、こんばんは。
学ぶ楽しさを息子から教わった荒馬です。
先週末は自宅を留守にしていた荒馬。
今週はやけに小凡師くんが追い回すように話しかけてくるので、
小小凡師くんには我慢をしてもらい、
小凡師くんとの時間を多めにした今日の昼間。
平日は宿題と家庭学習の時も脱線したりしないのですが、
休日の勉強時間は、多少の脱線をしながら、
自分の決めた内容をこなしていく小凡師くん。
今日は、新しく習った漢字の復習と4年生の復習(算数と理科)を。
漢字の練習というと、漢字一字をひたすら書くという
勉強になりがちなのが小学生。
荒馬、嫌なんですよ。あの勉強法が。
ですので、[漢字練習ノート]を作ってあげました。小1の時に。
それが5年生になった今でも続いている事が驚きなのですが、
小凡師くんにはピタッとはまったようです。
その最中に、
「慶っていう字は、慶長の慶だよね。さて、慶長時代には何があったでしょう。」
と、突然、歴史の問題を出題されました。
とっさに答えられない荒馬。
「資料を見てもいい?」 「仕方ないなぁ。いいよ」と
資料集を開いて確認。
「慶長の前は文禄だったんだね。慶長の後は元和。うわっ、短い。」などと、
2人で調べては、新しい発見も。2人とも顔を見合わせてニコッ。
起こった出来事などを見ていきました。
その都度、互いに知っている知識を出し合い、
「小凡師、スゴイね。よく知ってるね~」
「お母さん、どうして、そんなことまで知ってるの?」
などと、互いを褒め合い、だんだんと調子に乗っていく2人。
あの瞬間、思ったんです。
「あっ、今、めちゃくちゃ楽しい。
知らない事が次々に出てくるのがワクワクしてる」と。
こと歴史に関しては、時代は限定されますが、
小凡師くんの方がすでに歴史博士となっています。
『真田丸』を観ていても、
あまりにサラッと、「この後〇〇になるんだよ」「この人は後の△△だよ」と
言うほど。凡師さんと荒馬は「へぇーーーーーーーーーーー」です。
荒馬も文学分野では、小凡師くんから「へぇーー」をもらえます。
「このとき、〇〇が『△△』という作品を発表したんだよ」
「あっ、それ知ってる!! ◇◇は~~。っていうやつでしょ」
小凡師くんも前のめりで、反撃してきます。
「あっ、今、2人もワクワクしている」
そんな瞬間でした。
荒馬、小凡師くんの勉強中は、教えることはしません。
質問には答えますが、やり方のみ。
隣に座って、荒馬も一緒に勉強をしています。
勉強をするタイミングも内容も、小凡師くんに任せて、
「よし、勉強でもするかな」という合図で、
「じゃ、お母さんも勉強タイムにしようかな」と始めます。
勉強中、注意するのは
①姿勢
②鉛筆の持ち方
③集中力が途切れた時の声かけ
気になるポイントはたくさんありますが、
ここは学年が上がるにつれて、グッと我慢することを覚えました。
どうしても、[教師モード]が発令されてしまうのです。
いっそ、上の3点にだけ絞って、他は何も言わない。と
決めてしまった方が、ラクになりました。
小凡師くんが、自信満々で荒馬に教えている姿は、
本当に目がキラキラしています。
「それ、詳しく教えてー」なんて言ったら、
もう大変。
教科書・ノート・辞書・自分の持っている本など
あらゆる資料を使って、懇切丁寧に教えてくれるのです。
その分、
自分が分からない時には、しっかりと聞いてくれます。
今、教壇に戻ることができたなら、
あの頃よりも、もっと良い授業を作れる気がします。
これなんですよね。勉強って。
とても清々しい時間を、貴重な時間を過ごすことができました。
明日は小凡師くん、日曜参観日。
どんな表情で授業を受けているのか。楽しみです。