荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『そらいろ男爵』

みなさん、こんばんは。

何かをしたい・何かを伝えたいと思った時、

手段とか、やり方って、大切だなぁと思った荒馬です。

 

「〇〇したい」「〇〇を伝えたい」と思うと、

割と直球で、相手にぶつかってしまいます。

考えなしにというほど、浅はかではないつもりですが、

もっと他のやりかた、もっと良い言葉のチョイスが

あっただろうなぁということも。

 

もちろん、きちんと考えてから、

相談・連携をしてから、という必要があるものは、きちんとしますが、

合理的に進めたいという気持ちもあります。

分からない者同士で話し続けていても、いっこうに進みません。

誰かに聞くことで分かるなら、

照れや恥などの感情などお構いなしに、聞きます。

この【分からなければ聞く】【調べてみる】というのが、

できない大人・しない大人って増えているような気がします。

(荒馬の周りに多いだけなのかなぁ)

 

おっと、話が逸れていきそうなので、この辺でやめておきます。

 

今日は久しぶりに絵本のご紹介 

そらいろ男爵

そらいろ男爵

 

 読んでから知ったのですが、

第一次世界大戦開戦から100年目の2014年に

フランスで刊行され、サン=テグジュペリ賞絵本部門受賞作のこの絵本。

 

帯には

鳥が飛ぶ青い空と、読書をこよなく愛した男が、

爆弾のかわりに投げたものは…

いま子どもと大人に伝えたい、いちばん大事なこと 

と書かれています。

 

素敵な絵本です。

こういう発想って素敵だなぁと思います。

絵本のストーリーだけに着目すれば、

絵本の世界だから実現するんだろうね…と冷めた視点も当然あると思います。

それでも、

今、自分たちが暮らしている世界に置き換えた時、

この視点って、ともすれば忘れてしまいがちです。

論点をすり替えるなって声も、聞こえてきそうですが……。

この絵本を読んで、

特に大人たちに読んでもらいたい絵本だなぁと感じました。

そして、

子ども達と一緒に考えてみたり、話してみるのも素敵だなぁと。

 

最近、すっかり絵本には興味を示してくれない小凡師くん。

でも、小凡師くんの感性や感覚に近いので、

是非、いっしょに読んで話をしてみたいと思っています。

興味を示してくれないと分かっていても、

「時間がある時、読んでみて。この本棚に入っているから」と

声をかけるのですが、

「面白そうだね。読んでみるよ」と社交辞令だけは返してくれます。

開いてくれている様子はないのですが…。

 

無理矢理、読ませるのも、響き方が変わるので、

待つしかないのですが、

こういう絵本、授業の中(道徳など)で取り上げると、

周りの同年代の人の反応も見えて、 

考えるきっかけになるのになぁと思います。

 

高学年以上になると、

親よりも、周りの大人に勧められるという形の方が、

時には良かったりするのでしょうね。

思い返せば、教師時代も

「親に言われるとムカつくんだよね」

「分かってはいるんだけど、親と一緒には無理だなぁ」という声、

よく聞いていました。

 

あ~、小凡師くんも、そういう年代に突入したということでしょう。

ゴリ押しはせず、

でも、勧めるくらいはして、

手に取る日を待とうと思います。

きぼう新聞・くらしのきほん、夜のよみもの

みなさん、こんばんは。

素敵な文章に触れた荒馬です。

 

凡師家では、定期購読している雑誌や新聞があります。

その中のいくつかを今日はご紹介。

 

【きぼう新聞】

株式会社KIBOU(愛知県)が出している新聞です。

こちらは、毎月2回定期発行している新聞です。

普通の新聞とは、ひと味もふた味も違います。

編集長が、伝えたいコト・知って欲しい人をクローズアップし、

載せてあります。

 

これと同様の新聞が、

 

【みやざき中央新聞】

これは凡師さんが定期購読していて、

届くと、すぐにファイルに入れて仕事場へ持っていき、

職場の同僚達に紹介したりするため、

最近、荒馬は読んでいませんが、

人や出来事に注目し、連載だったり、特集だったりを組んでいます。

講演の様子なども載っており、

その記事がきっかけで、

凡師さんが講師の方をお招きして講演を開催したこともあります。

 

今日は【きぼう新聞】の編集長が担当しているコーナーで、

素敵な文章に触れることができました。

【くらしのきほん】のHPに載っている

【夜のよみもの】というものです。

夜8時~朝5時までの限定コンテンツで、

これまで25号まで配信されています。

 

きぼう新聞に載っていたのは、その25。

どんなものでも温め直しが必要じゃないかと思う。

という内容の文章。これは物質のものを言っているのではなく、

感情のことを言ってるのですが、

例えも分かりやすく、スーッと頭の中に入りました。

 

毎日、この限定コンテンツを開く楽しみができました。

たくさんの人が発信する、言葉や文章って、

スピリチュアル要素が高いものや、説教じみたものも多くありますが、

それでも、

自分が今まで持っていなかった視点があったり、

「なるほどー」がたくさんあったりと、

自分の中に取捨選択しながら、取り込むことができます。

 

こういったコラム・メルマガはたくさんあります。

なるべく多くの物に触れたいなぁと思う荒馬でした。

『希望ふたたび』

みなさん、こんばんは。

この冬の旅行で素敵な出会いに恵まれた荒馬です。

 

今回は思い切って長期間・長距離の旅行をしました。

おそらく、

こんなに長い期間、こんなに遠くまで、

家族4人で旅行へ出かけるのは、今回が最後のような気がします。

小凡師くんはあと数年で中学生。

中学生以上になれば、優先すべき事が変わってくるでしょう。

小小凡師くんも、小凡師くんに負けず、

体がグングンと成長しています。

単純な体の成長は嬉しいのですが、

それに伴うリスクも持っている小小凡師くん。

一緒に遠出するには、本人も家族もかなり大変な思いをすることになります。

 

今回の旅行は、

まず会いたい人に会いに行く。

小凡師くんが好きな歴史に関して、本物を見せてあげたい。

何より家族みんなで知らない土地で、知らない物を食べ、

楽しむこと。

その中で、

友人のツテなどのあり、

多くの方に出会うことができました。

その方々が、

それぞれの場所で観光案内をして下さり、

思い出の残り方が違うことを実感しました。

 

出会いの中の1人に、広島県在住の女性がいらっしゃいます。

加藤りつこさんです。

多くのメディアで取り上げられ、

先日、ドキュメンタリー番組も放送されていました。

著書も出ています。

それがこちら。 

希望ふたたび: 阪神・淡路大震災で逝った息子のただ1通の手紙から

希望ふたたび: 阪神・淡路大震災で逝った息子のただ1通の手紙から

 

22年前の阪神・淡路大震災で最愛の息子さんを亡くされ、

息子さんが大学入学時に、りつこさんに渡した手紙が反響を呼び、

新聞などのメディアに取り上げられました。

この本には、息子さんへの愛がちりばめられた、

息子さんとの人生・失った悲しみ・

そこからの新たな出会いや希望を見つけられた今が書いてあります。

 

りつこさんとは、年末にお会いしたばかり。

共通の友人が、縁を繋いで下さいました。

一緒に広島平和公園広島城を巡り、

半日ほどの短い時間でしたが、素敵な時間を過ごしました。

明るい笑顔と優しい所作、

あの笑顔を取り戻すのに、どれだけの時間を要したのか…。

 

22年前、荒馬は高校生。

遠い場所の出来事としか感じていませんでした。

東日本大震災の時も、同様な思いでした。

無関心だったわけではないですし、

テレビで流れる映像に胸が痛んだのも事実ですが、

大変だなぁ。切ないなぁと、無責任に感じるだけ。

 

自分の子どもを亡くした経験も、

天災にみまわれた経験もありません。

本当の意味での、理解や共感はできませんが、

そんな荒馬にだって、

何かができるはず。

 

この本を読み、ドキュメンタリー番組を視聴後、

そんなことを考えました。

すぐに行動に移すことは難しいですが、

自分にできることを見つけ、できることからやってみる。

改めて、

生かして頂いていることへの感謝を忘れない。

 

そんなことを考えていました。

りつこさんに、お手紙を書こうと思います。

あの素敵な笑顔を思い浮かべながら…

救われた一言

みなさん、こんばんは。

お医者さんからの一言で、心が軽くなったというか、

自分を認めてあげられて、頑張ったよなぁと思えた荒馬です。

 

この6年、大袈裟かも知れませんが、

荒馬にとっては激動の6年でした。

その少し前から入れると、この12年は、荒馬の人生において、

変化が多い年。

結婚・妊娠・出産を経験し、

母が亡くなり、祖母が亡くなり、

職場を異動し、責任ある立場になりました。

これが前半の6年。

 

後半の6年は、

2人目の妊娠・出産そして退職

資格の取得。

別の道を志す

そして今に至ります。別の道に関しては現在も継続中です。

 

生活環境や状況だけでなく、

考え方・生き方とも向き合うことになります。

嬉しく楽しいこともありますが、

それ以上に

悲しかったり、辛かったり、

腹立たしかったりという出来事もたくさんありました。

 

もちろん、生きていれば、

そして、

20代前半・後半、30代前半・後半は、

人生の中でも、変革と転換を繰り返し、生活環境が変化する年代でもあります。

荒馬だけに限らず、

多くの人達が経験することではありますが、

荒馬は、

その多くの人よりも、少し違う経験もしていると思っています。

 

それは、子どもの介護。

 

妊娠すれば、普通に子どもが産まれる。

とは限らないのだと実感しました。

本当に命がけですし、何が起こるか分かりません。

昨日まで、お腹の中で元気に手足を動かし、

元気いっぱいだった我が子が、

翌日、外の世界に出てみたら、

声も出せず、手足も動かせなくなっている。

そんなことが

起こり得るとは分かっていても、それは他人事。

自分はそうならないはずだと、妙に自信たっぷりに思っていました。

 

現実と向き合い、受け入れるまでに、

かなりの時間を要しました。

今もまだ葛藤の途中なのかもしれません。

良くも悪くも【諦める勇気】を持ちました。

両腕の腱鞘炎と腰痛とも仲良くなりました。

人の温かみを感じられる体験も多くありますが、

人の何気ない目線や言葉に傷つくことも多くなりました。

 

もう6年も経つので、慣れてしまっていた習慣や感情。

それが今日、

改めて振り返り、ちょっと立ち止まって俯瞰してみられる機会が

訪れました。

この6年、ずっと荒馬親子を見てくれていた

お医者さんとスタッフの方に、

「本人はもちろん、頑張っているんだけど、

  僕から見れば、お母さんが一番変わったよね。

   たくましくなったし、元気になった。

    本当にこれまで、よく頑張っていたね。

     もちろん、この先も長いけれど、

      偉そうに言わせてもらうと、お母さんは、

       もう大丈夫。安心したなぁ」

と言われたのです。

 

他の誰でもなく、

この6年を知っていて、近くで見守ってくれていた人だから、

心から嬉しかったです。

 

頑張らなきゃ

元気でいなきゃ

笑顔でいなきゃ

と自分に言い聞かせる日々が、いつしか、呪いのようになり、

自分を苦しめている時もありました。

今では、穏やかに過ごしている自分に気付くと同時に、

この6年という時間を、

家に戻ってから、じっくりと振り返る機会にもなりました。

 

よく頑張ってる。

自分で自分をのことを、そう思ってあげられました。

そして、

この先もやれるよ。

と思えるようにもなりました。

救われました。

 

頑張ったね。の一言で、救われたと感じたのは、

38年の人生で、初めてかもしれません。

「頑張る」「頑張れ」という言葉、

今まで苦手だったんですよね。

言うのも、言われるのも。

今は、

少し見方を変えることができました。

 

今日はご褒美に、

普段は食べない甘い物を食べました。

 

 

『ねこねこ日本史』

みなさん、こんばんは。

じわじわとハマり始めている荒馬です。

 

現在、Eテレで放送されているアニメ『ねこねこ日本史』

毎週水曜日午後6時45分から放送されています。

歴史好きの小凡師くんは、

欠かさず番組を観ています。

 

登場するのが全てネコ。

毎回、様々な時代の人物が登場し、

何をやったのか、どんな時代だったのかなどを、

ギャグも交えながら伝えています。

笑えるし、勉強にもなるし…。

 

小凡師くんは、すでに知っている知識と照らし合わせ、

時には、自宅にある本を引っ張り出しながら、

観ています。

そして、微妙な違い(年代だったり、石高だったり、人数だったり…)に

突っ込んでは、

荒馬にも確認をしてきます。

「時代が古ければ古いほど、文献が残っていないものなんだよ。

  だから、正確な情報はないのかもね。社会科の教科書も常に変わってるんだよ。

   将来、調べてみるのも楽しいかもねーーー」と

何だか、もっともらしいことを言っては、

内心(「へ~、なるほどねー」)と思っています。

 

その大好きなテレビ番組の本を発見。

ねこねこ日本史 (コンペイトウ書房)

ねこねこ日本史 (コンペイトウ書房)

 

本の方が先立ったのかも知れません。

詳細は、ちょっと分かりません。

この本、

偶然、帰省先の本屋さんで小凡師くんが発見。

実は小凡師くん、

2学期末に、

学校で取り組んで応募した標語(緑化活動啓発作品コンクールだったかな?)

で、奨励賞を受賞し、副賞として、

3,000円分の図書カードを頂いたのです。 

 

意気揚々と、図書カードを使って、

購入していましたよ。

今でも、毎日読み返しては、ゲラゲラ笑ったり、

別の歴史の本を引っ張り出したりしながら、

楽しそうにしています。

 

本当にスゴイなぁと思います。

もうすでに、その知識量は、

ただの歴史好きの域を超えていると思います。

点と点で覚えているのではなく、

それらを複雑な線で結び、

関連させ、整理できている。

 

ですので、小凡師くんの説明は、

非常にわかりやすいですし、

本人が楽しそうに話すので、

聞いているこちらまで、楽しくなってきます。

 

「分からないことが、分かるようになるって、

  知らない事を知ることができるって、本当に楽しいね」と

満面の笑みを浮かべて言っています。

その基盤があるので、

学校での勉強への取り組み方も、家庭学習の取り組み方も、

積極的で意欲を感じます。(あっ、学校での様子は知りませんが…)

 

荒馬は、テストの点数にはこだわりません。

むしろ、間違った理由だったり、苦手分野の発見だったりについて、

話すことが多いのですが、

本人も、

点数や苦手分野でウジウジせずに、

「間違いはラッキーなんだ。覚えるチャンス」

「苦手でも、一生懸命やるのが大事」

とまるで呪文のように唱えては、日々を過ごしています。

 

4月からは6年生。

来年は中学生になります。

 

すでに、勉強に関しては、

荒馬の手を離れ、自分で考え、進めています。

荒馬は、宿題の丸つけと、

「〇〇の範囲の復習プリントをやりたいから、プリントアウトして!」

というお願いがあった時に、ネットの無料プリントを印刷するくらい。

 

この先も、大事に育てて欲しい、気概です。

 

 

手紙を書く

みなさん、こんばんは。

久しぶりにハガキではなく、手紙を書いた荒馬です。

 

帰省中にちょっと気になる筆ペンと便せんを買いました。

普段使っているノートで書いてみると、慣れていないこともあって、

あまり上手に書きこなせなかったのですが、

その便せんを使って書いたところ、

とても滑らかに筆が運び、

思いもしっかりのせて手紙を書くことができました。

 

毎月書いている筆文字メッセージハガキ、

このところ少しバタバタしていて、書けていません。

書く字は決まっていて、

試し書きをして、バランスなども調整したのに…。

一度に数十枚書いて、出すので、

そこにじっくりと向き合う時間がとれなくて、

あ~、何だかバタバタは続いていると感じています。

 

今週末、同期の絵本セラピスト仲間達との

勉強会が予定されています。荒馬は行くことはできませんが、

紙面参加という形で、参加することに。

プログラムを作り、今回の主催者である仲間に

レターパックで参加人数分を送ることに。

そこに添え書き程度の手紙を…と思って書き始めたのですが、

書きたいこと、伝えたいコトがたくさんあって、

気付くと4枚ほどに。

読む方は大変ですよね。

 

でも荒馬、手紙となると、簡潔にまとめるのが苦手で…。

ついつい、あれもこれもと書いてしまいます。

その上、

先ほど書いたように、スルスルと書けてしまう筆記具だったので、

より一層…。

 

とは言え、久しぶりに手紙を書きました。

メールも手軽ですし、リアルタイムでやりとりができます。

ハガキだって好きなのですが、伝えたいコトの半分以下しか

書くことができません。(荒馬の文才が低いだけなのですが…)

ですので、

今回の手紙は、

時間差が生じますが、じっくり時間をかけて、

今荒馬が考えていること、その仲間に伝えたいことを

書かせてもらいました。

表情がない分、どこまで伝わったのかは分かりませんが、

彼女なら、字の羅列から、思いをくみ取ってくれると信じています。

 

このブログもそうですが、

伝えたいコトを簡潔に…というのは苦手です。

話をしても、長引いてしまうし、

手紙にしても枚数がかさむし…。

読書をしたり、他のブロガーさんのブログを読んでいるのに、

いっこうに自分の才に活かすことができません。

 

自己満足だけを書き流して、

読み手を意識した文章構成ができないのは、

ある意味、

致命的なのかもしれません。

 

簡潔に話せるようになりたくて、ブログを書いていて、

簡潔に書けるようになりたくて、日常の会話も気をつけているのに…。

 

たぶん、自分が考えているほど、

直したいと思っていないのかもしれません。

直す必要性も今は特にない状況なので…。

 

それでも、絵本セラピーをする上では、

独話術というか、講演力というか、

話す力は必要です。

鍛錬が必要です。バランス良く力をつけていかなくては…。

1人でドライブ

みなさん、こんばんは。

ドライブをして、何だか晴れやかになった荒馬です。

 

と言っても、ふさぎこんでいたわけではありません。

旅行&帰省から戻り、

あっという間に新学期になり、

バタバタと落ち着いたようで、落ち着かない日を過ごしていたので、

今日は、リセットできた日でした。

 

2月末に絵本セラピーの依頼を受け、

本日、片道40分(冬道なので)の小中併置校へ

事前打ち合わせに行ってきました。

養成講座に通っている5月の段階で、

「資格取得したら、やって欲しい」と言ってくれていました。

教員時代の先輩教師で、

今は校長として勤めている学校の、

地域の子育てネットワーク会議の場で、出番を頂きました。

 

今日は、校長先生と教頭先生に絵本の読み聞かせを1冊だけして、

絵本セラピーの説明や、大人にとっての【絵本とは?】の説明を、

1時間ほどさせて頂きました。

お二人とも、興味を示して下さり、

是非お願いします。と、打ち合わせもトントン拍子に。

会の流れやテーマなどを打ち合わせ、使う教室を見せて頂き、

その後は、

校長先生自らが淹れて下さったコーヒーを飲みながら、

雑談をしました。

 

あ~、あの頃もこんな風に、教育談義に花を咲かせていたなぁと、

懐かしさがこみ上げました。

大変、謙虚で、柔軟性のある先生で、

まだ教師になりたての生意気な小娘だった荒馬の話に、

いつも真剣に耳を傾けて下さり、たくさんのことを教えてくれた先輩です。

今も変わらず、

ニコニコしながら、話を聞いてくださり、

即座に、話の内容を理解し、会の流れを構築する。

教頭先生とも相性が抜群で、

まさに阿吽の呼吸でした。

 

そして、偶然にも学校の近くには、

母が眠るお寺があるので、帰りによって、

手を合わせ、久しぶりの訪問だったので、

これまでの話をしてきました。

母の大好きな【中華まんじゅう】を持参して。

 

そして、

少々吹雪いていたのですが、

走りやすい道だったので、

大好きな音楽を流し、熱唱しながらのドライブ。

 

こうして出かけられるのも、

訪問看護師さんのお力添えがあるからなのですが、

束の間の休息を頂くことができ、

たいした重くもない荷物ですが、それらをおろし、

ふっと力を抜くことができた時間でした。

 

母でも妻でもない自分。

この数ヶ月は、なかなかそういった時間を満喫できなかったので、

余計に有り難い時間となりました。

贅沢な時間でもあります。

そういう時間を持ちたくても持てない人達はたくさんいて、

心も体もクタクタになっている人も、たくさんいると思うので、

本当に、

恵まれた環境の中で、生活ができていることに、

改めて感謝しました。

 

と同時に、

やりたいことをやらせてもらえている環境にも…。

 

半年以上前から頂いていた依頼ですので、

1人でも多くの方々に、

絵本の魅力や、参加して良かったと思って頂ける時間を

提供できればと思っています。

そのために、今からプログラム作成です。

 

感謝の気持ちを忘れずに、謙虚な気持ちで!!!

美味しいものに出会う

みなさん、こんばんは。

満腹なのに、どんどん食べたくなる荒馬です。

 

【目は食べたい】でも、満腹。

そんな状態が続いています。

旅行へ出かけ、実家へ帰省すると、

常に何かを食べている状態が生まれてしまいます。

自制心のたがが、外れやすく、締めづらい…。

 

帰宅してからも、その状態は継続中。

そういう面では、まだまだ休みボケです。

 

旅行へ出かけると、凡師家は高速道路をよく利用します。

なんと言っても、

計画段階で、移動距離がハンパなく長いため。

1つの県に、2日以上滞在はしません。

ですので、

移動が必然的に高速道路になりがち…。

 

一般道を走り、変わりゆく町並みを見るだけでも、

北海道との違いに驚くばかりなのですが、

せっかく計画した旅行だから、思い切って…

という気持ちから、多くの県を行きたいと思ってしまいます。

小凡師くんの自由研究【冬の城と歴史を巡る旅】という

毎度の旅行記を見ると、なんと13県も行ったようです。

 

高速道路のSA・PAに立ち寄ると、

その土地、または、近辺の特産品に、手軽に出会えます。

地元の方から言わせると、

〇〇なら、あのお店で食べた方が美味いのに…。

というのもあるとは思いますが、

ガイドブックを見ても、多さに迷うだけですし、

凡師家は、キャンピングカーなので、

駐車場問題も発生するため、

SA・PAを利用しています。

 

今回は、よく食べました。

ラーメンやうどん・そばなどの麺類を食べるだけで、

北と南、東と西の味付けの違いに驚き、

ラーメンでは、麺の種類に驚き…。

お土産品を覗いても、

最近だと、バラ売りのお菓子も増えたので、

数個買って、その場で食べるということもできます。

 

高松市の高級ホテル内にあるベーカリーで買った、

【明太子フランスパン】が、荒馬の中でヒットでした。

特産品でもないですし、

明太子フランスが、有名なベーカリーではありませんでしたが、

ヒット!!!。

もちろん、その他にもヒットはあったのですが…。

 

地元に戻って、駅の中に入っているベーカリーで、

凡師さんが【めんたいフランス】を発見。

興奮して買ってきてくれました。

あのとき食べた味とそっくりで、

一気にたいらげてしまいました。

翌日、再び買いに行ったのですが、

売り切れだったのか、店頭に出していなかったのか、

買うことができず…

その翌日も…。

 

昨日も足を運んだところ、

偶然、出来たてのパンを並べる瞬間に!!

3つ並べられていて、

3つ買って帰ってきました。

今日、行ったら、やはり売っていません。

定番メニューではないのか、

不定期メニューなのか、

1日に数本しか焼かないのか…。

真相を解明して、獲得率を上げたいと思っています。

 

美味しいものに出会い、

美味しいものを、一緒に食べ、

それだけで、

ニコニコとできる時間を過ごせる。

なんとも、

ありきたりなのでしょうが、

素敵な時間だなぁと思った荒馬でした。

『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』

みなさん、こんばんは。

この2日間ほど、色々と、はかどっている荒馬です。

 

絵本セラピーの依頼が、ありがたいことに増えてきて、

プログラム作りに追われています。

嬉しく、有り難い限りです。

この数日、ようやく脳が活性化しだしたので、

色々な事が、とてもはかどっています。

これも、

有り難い限りです。

 

さて今日は、絵本ではなく小説のご紹介です。 

秘密結社Ladybirdと僕の6日間

秘密結社Ladybirdと僕の6日間

 

 喜多川泰さんの作品は、読み始めると、

時間を忘れて一気に読み終えてしまいます。

この作品も同様。

 

youtubeでも、紹介映像がありますので、ご覧下さい。

こちらをご覧になれば、荒馬の拙いあらすじの説明より、

何百倍も良いと思います。


喜多川泰の最新刊 『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』 Short PV


『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』(喜多川泰 作) 二階堂肇からのメッセージ

 

喜多川泰さんの作品は、ほぼ全て読破しています。

実際に、講演を聴いたり、

お会いして話をさせて頂いたりしているので、

余計にそう思うのですが、

作品だけでなく、喜多川さん自身も素敵な方です。

ですので、

さらに作品も好きになります。

しかも、

不思議な事に、喜多川泰さんの作品は、

荒馬にとって絶妙なタイミングで、

出会うことが、本を開くことが、多いのです。

 

悩みというほどのものではないけれど、

ちょっと立ち止まっている状態、

ちょっとした停滞期の状態、

そして、

何かを始めようという意欲のある状態、

環境の微妙な変化がありドキドキしている状態、

そんな時に、

不思議と喜多川作品を開く時間が生まれたり、手にしたり…。

 

そして、

その時の自分にマッチしているので、

喜多川さんの作品を読む時には、

いつもメモをしながら読んでいます。

直接本に書き込んだり、線を引いたり、付箋を貼るのが、

嫌なので、メモなのですが…。

喜多川作品の多くは、自己啓発小説と言われているようです。

 

時には、

自分を鼓舞したり、

励ますために、

時には、

背中を押して欲しかったり、

道筋をうっすらとでも照らして欲しかったり、

そういう時がありますが、

荒馬は天邪鬼なので、

人からの言葉では、心が動きません。

 

こういう時は、

本を読む方が、すーーっと入ってきます。

今回も、

実行はもう少し先ですが、輪郭ができていることへの

起爆剤になった一冊です。

 

昨日、読み終えて迎えた今日、

何だか、充実していた1日でした。

これが長続きしないのが、

荒馬の悪いところです。

 

 

 

『もう ぜったい うさちゃんって よばないで』

みなさん、こんばんは。

子育てや思春期・反抗期について考えてみた荒馬です。

 

小凡師くんの3学期がスタートしました。

4月には6年生になる小凡師くん。

今日、二計測があり、なんと荒馬と並ぶ170㎝に。

体の成長もさることながら、

心もグングンと伸びていて、

驚きと戸惑いを感じています。

 

日常を過ごしていると気付けないことが、

旅行へ出かけたり、

家族以外の大人との会話を聞いていると、

その成長が顕著。

 

この冬休みは、そこに気付くことができました。

気をつけていたつもりが、

子どもの能力を下に見ていたり、

子ども扱いしている自分があぶり出されたという方が正しいです。

 

さて今日はこの絵本。 

もうぜったいうさちゃんってよばないで

もうぜったいうさちゃんってよばないで

 

体の小さいうさぎのジャンは、

周りから「うさちゃん」と呼ばれるのを嫌がります。

どうすれば、「うさちゃん」と呼ばれなくなるのか。

そこでジャンが思いついたのが、

ワルになること。

試しにお母さんに反抗してみますが、なかなかワルにはなれません。

そして、さらに思いついたのが、

なんと銀行強盗になることでした。

でも、警察に捕まって刑務所に入ることに…。

そして、出会った、ジャンよりも体の小さいうさぎでした。

そうして2匹は…。

 

こういう絵本は、日本ではあまり見かけません。

それでも絵本だからこその魅力や表現、感じ方ができる気がします。

あっという間に読めてしまう絵本。

内容も結末も、予想外でした。

 

そして、レビューを見ていても、

賛否両論がありました。

絵本=子どもが読むモノと思っている大人にとっては、

読ませたくないと感じる人も…。

自分の子どもが幼ければ余計に。

しかし、

荒馬は、5年生の子を持つ親。

そして、

元教師。

そういう大人が目にすれば、別のモノを感じると思います。

 

もちろん、中高生が読んだ感想も面白いのでは?と感じました。

思春期の葛藤って、こういうものかもしれません。

「うさちゃん」と呼ばれたくない。

きちんと名前で呼ばれたい。そう思っていただけなのに…。

後に引けなくなって、さらに、引けなくなって…。

ついには、戻ることすらできなくなってしまう。

 

たくさんの人に手にとって欲しいなぁと思った絵本でした。

そして、

感想をどんどん聞いてみたいなぁと。

 

荒馬も親として、大人として、色々と考えてみました。

先日、センター試験がありましたよね。

それに関わる、親側・子ども側の思いや主張を、

SNSやニュース・ネットの記事で見ていて、

色々な事を考えていたので、余計に……。

 

この絵本、

大人同士で、絵本の深読み会などをやる時に、

取り上げてみると面白いかもしれません。

実現したいなぁ【深読み会】