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荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『キツネ』

みなさん、こんばんは。

学生時代、友情に多くを求めなかった荒馬です。

 

何度もブログで書いているので、詳しいことは割愛しますが、

小学生~短大生まで、友達関係では苦労の連続でした。

苦労と言っても、言葉にするほどの苦労ではなく、

便宜上【苦労】と書いているだけですが…。

要は、

面倒くさい日々だったということです。

信頼と不信・嫉妬と羨望。

こういうモノが一瞬で変化し、それがややこしくなります。

集団心理により、1人の言い分が天下となり、

1人の言い分が悪となります。

 

とにかく煩わしくて、面倒くさくて…。

同じように思っていた友人達とは今でも繋がっていますが、

人間関係の断捨離は、早いうちに済ませておいた気がします。

社会人になったと同時に。

 

今でも忘れられない強烈な人が数名います。

保身のためなら、どんな手を使ってでも…という人。

当該の人は分かっている腹黒さを、

決して周りには出さず清廉潔白を装ってた人。

本当に厄介でした。

話がこじれて、巻き込まれていく人達が不憫で、

いつも最後は、荒馬自身を悪者にして、終着をはかっていました。

 

この【巻き込まれる人】が本当に可哀相。

「荒馬と仲良くするなんてクズだから」

「あんな人(荒馬)と仲良くしないでね」

「荒馬なんて最低なんだから、あんた達、分かってるでしょーね」

と言って、どんどん【お抱え】を増やして力を付けようとしていました。

 

そんな学生時代の【闇】の部分を思い出したのは、

この絵本をじっくり読んだから…。 

キツネ

キツネ

 

中学教師になった教え子が、道徳で使ったという話を聞いて、

ずっと欲しかった絵本。

それでも、ずっと買うのを後回しにしていました。

「よし買おう」と思った時には、売り切れていたり、

在庫切れで高値が付いていたり…。

巡り合わせの悪い絵本と思い込んでいたのですが、

この1ヶ月ほど、本屋さんで必ず見かけたり、

常に在庫ありの状態になっていたり…。

先日、ふらっと行った地元の本屋さんにも並んでいました。

荒馬が欲しい絵本が並んでいるなんて珍しことです。

【やはりこれは買うべき絵本なんだ】と、

財布の中身が無くなるのを気にせず、購入しました。

 

この絵本の帯には【 絶望と希望、友情と孤独」……そして「憧れと嫉妬」】と

書かれています。

手書きの文章がとにかく読みづらいです。(文章の向きが多方向にあるので)

絵も内容もかなりインパクトがあり、

メッセージ性は強いです。

感じ方も、どの登場動物にフォーカスするかで、大きく変わりますし、

読む度に感想も変化する絵本だと思います。

 

ただ、「あまりに意訳過ぎる」という指摘がある絵本です。

原書を読んでいない荒馬(しかも英語は苦手)にとっては、

その真偽が分からないので、ぜひ、原書も欲しいところです。

 

友情について深く考えさせられます。

子どもの世界だけに限らず、

大人の世界でもこういうのはあるのだろうと思います。

幅広い世代に響く絵本だと思っています。

ただ、読み聞かせをするのであれば、

使うタイミングや場面は重要かもしれません。

特に授業で扱う場合には…。

教え子はどういう意図で、どういう使い方をしたのか…。

今度、詳しく聞いてみようと思います。

 

深く考えさせられるという点では、とても貴重な絵本です。

そして、作者の方とじっくり話をしたくなる一冊です。

この絵本を作るにあたり…という視点で、色々聞いてみたいです。