荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

「女は強いんだな。おまえも嫁も」

みなさん、こんばんは。

今でも兄と仲が良い荒馬です。

 

荒馬には4歳上の兄が居ます。

荒馬と性格は真逆。

背は同じくらいですが、どんなに食べても太らない

超やせ型で、荒馬は親しみを込めて【骨皮筋ぞう】と呼ぶことも。

両親は、兄が女で荒馬が男だったら、どんなに良かったか…と

言っていたほどです。

 

そんな荒馬兄から午前中に電話が。

暇な時間があると、フラリと家に来たり、電話をよこす兄。

しかし、仕事中じゃないの? この時期は忙しいって言っていたのに。

何かあったのか? と思い通話ボタンを押すと…

「俺、B型になった」

「いや、君は元々B型でしょうが」

「いやいや、血液型じゃなくて、インフルエンザ」

「はぁ!?!?! バカが病気すると長引くんだってー」

「うるせー。〇〇(義姉)は居ないし、熱は下がったから暇で。」

「暇で連絡するのが、妹とは笑えるわ」

「昼間に暇なのはおまえくらいだ」

 

と相変わらず、兄妹でおバカで、挑発をし合う会話です。

思えば久しぶりの会話だったので、色々な話に花が咲き、

楽しい時間に。

 

題名にある言葉は、そんな兄からの言葉

「おまえさ、ガキの頃は病弱だったのに、母親になってからは

  強いよな。ぎっくり腰やるくらいか。でも、おまえはさ、

   母さんと体質が似てるんだから、気をつけろよ-」

 

「嫁も子どもと関わる仕事してるし、姪っ子の

  面倒も手伝っているのに、全然、体壊さないんだよ。

   女って強いよな。俺は年々、風邪引きやすくなって、ついにインフル」

 

としみじみと言っていました。かなり高熱が辛かったのでしょう。

そして、日頃、兄の帰宅を遅くまで待ち、温かいご飯を用意してくれる

義姉に今回のインフルエンザで改めて惚れ直したということかもしれません。

 

ただ、亭主関白の父を見て育った兄は、嫁を気遣うような

気の利いた言葉を言わない人間。いい男なのですが、そこが難点。

「きちんと感謝の言葉を言わないとダメだよ。あんたみたいな

       男と10年以上も一緒にいてくれる嫁を大事にしなよ」

と、ややぶっきらぼうに言うと

「分かってる!! 偉そうに!! 

   おまえのそういう悪ぶってるところは気に食わん」と言っていました。

 

以前、

「女は脱皮を繰り返し強くなる生き物で、

   男は脱皮もせず、弱くなる一方らしい。

      男はどう頑張っても女には勝てない。って話をきいたけど、

                      本当にその通りだと実感した」

という話を、人生の大先輩がしてくれたことがあります。

 

こと病気で言うと、男の子の方が病弱。

メンタルも含めて、男は弱いものなのだとか。

その真偽は分かりませんが、確かに男の子はよく体調を崩します。

女は、特に母親になると、

体調を崩しているヒマもありません。

強く言い聞かせているわけではありませんが、

家族みんなが体調を崩しても、最後の砦よろしく元気なまま。

 

まっ、先日まで体調を崩し、今も体調が不安定な荒馬が言っても

何の説得力もありませんが……

 

色々な文献や本を読んでも、

今の風潮なのか、【男性の方が実は弱い】という

脳科学的、ホルモンなどの体質的な点を突いているものが多いです。

生命維持を優先するのか、プライドを優先するのか、

寡黙で感情表現をしないのが美徳なのか、思いのまま行動するのか

など、様々な観点で書かれています。

男性には男性の、強さと弱さ

女性には女性の、強さと弱さ

その両方はタイプが違うモノが多いのだと思います。

それを一概に【男はこうだ!! 女はこうだ!!】と括るのは、

どうなのでしょうね。

タイプが違うモノ同士が、協力し合って、高め合って、支え合って

良いモノを創り出す、良い関係を築いていこう!!

これで良い気がします。

 

さて、兄との電話。

通話時間が1時間を越えていたのを見て、

笑えたのと同時に、なんだか、ほっこりとした春直前の午前中でした。