荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『かんぺきな こども』

こんばんは。

少しドキッとしつつ、

大人としての在り方や立ち位置を

考える機会になった荒馬です。

 

久しぶりに絵本の投稿です。

今日はこちら。

かんぺきなこども (ポプラせかいの絵本)

かんぺきなこども (ポプラせかいの絵本)

 

子どもがいないご夫婦。

「かんぺきなこども」を買いに行きます。

なんでもできる、まさしく完璧な子。

しかし、ある日、

ワガママな態度をとります。

困った夫婦は返品に向かうのですが…。

 

大人、とかく親は、

ついつい子どもに様々なことを求めたり、

できるようになってもらいたくて、

ハッパをかけてしまったり…。

改めて話をすると多くは求めていないようで、

日常の中では、やはり。

 

この絵本を見ていると、

大人の在り方・親の在り方を考えてしまいます。

そうは言っても、

荒馬も、小凡師くんや小小凡師くんに

知らず知らずに、

要求を出しているのかもしれません。

だからこそ、

求めるだけの大人なのかと自問自答しています。

子育てに限らず、大人社会でも言えること。

 

今年度、荒馬が住むところの

社会教育委員を委嘱されて、

教育に関する機会が増えました。

地域・学校・家庭、社会教育・生涯学習など。

会議や学校訪問などに行くと、

色々な役職の大人達と話す機会があります。

また、

絵本セラピストとしても、

今年度に入ってから依頼が増えて、

子育て世代・現役世代・高齢者世代の方々と

触れ合う機会も増えました。

 

ここ数年、

特に北海道にいる頃は、自宅にいる時間が長く、

外へ出かけても、

気の合う友人だったり、

同じことに興味のある人達だったりと、

荒馬にとって居心地がよく、

会話も噛み合わないことが少ない場所にいました。

心は満たされるのは当然ですが、

しかし、議論の場ではないので、

考えて、話すということがありませんでした。

 

こちらに来て、

上記したような場面に出かけると、

噛み合わないこと、

引っかかりを感じること、

不快感・不信感を抱くことも…。

世代の違いも当然ありますし、

地域性もあります。

 

県内でも田舎ですし、

人口の7割(言い過ぎ?)は、高齢者なので、

民度というか、文化というか、

そういった違いもあります。

あまり気にしたことがなかった、

県民性というのも気になっています。

 

そうそう、県民性を気にするようになったのは、

おそらく、

秋田県の人たちが、

会話の中に「秋田の人は◯◯だから」

「県民性だなぁ」というフレーズを

聞くようになったからだと思います。

よく聞くようになったので、

調べてみようと思う、

確かに当てはまっている。

あながち県民性もあるのかも…。

 

やはり様々な場に出ると良いですね。

視野が広がり、凝り固まっていた思考がほぐれ、

考えるようになり、行動するようになります。

プラス、

年齢的にも良いのかもしれません。

肩の力を抜いて、

反発だけして、自分を誇示していた若い頃より

柔軟性を持って、受け止めたり、

受け入れられるようになりました。

人との付き合い方も距離感や詰め方・保ち方も

以前よりは、うまくできている気もします。

そのあたりは、

地元から離れたというのが良かったです。

 

だからこそ、

子どもから見える大人としての自分は、

誇れるのか。

大人を楽しんでるように見えるかな。

など、

自分の正面だけでなく背面にも気配りを

しなければなぁなどと。

 

「かんぺきな おとな」って?

「かんぺきな こども」って?