荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

学ぶ

こんにちは。

最近の教育や子育てについて、

本を読みながら、

メモをして、

調べて、考えて、

勉強をしている荒馬です。

 

子育てと教育は、

切っても切り離せないモノだと考えています。

家庭では、

子育てをしつつも、年齢が上がるにつれ、

教育分野の知識や情報を持っているだけで、

子どものサポーターになれます。

もちろん、指導や具体的アドバイスは、

プロ(学校・先生など)に任せるとして、

親は、支援するために、

自分の経験した持論だけでなく、

最新の知識が必要。

その上で、住んでいる地域の実態も考慮し、

子どもと話し合ったり、

子どもへの情報提供をする立場だと

思っています。

 

学校(教師)は、

社会を見据えた学びの場を経験できるよう、

学力面のみならず、

広い分野の研修や学びが大切で、

子どもや保護者に向けて、

発信者になっていくのが理想かなぁと

思っています。

もちろん、綺麗事ではなく、

まだまだ学力が重要な世の中。

勉強をすることを通じて、

学力だけではない知識や思考を養う教育と

学力向上も目指していく…。

(あー、先生ってたいへんだぁ)

 

保護者にせよ、教師にせよ、

大人達が学ぶことを楽しめたら良いですよね。

そこが難しいのかもしれませんが…。

秋田県に来てから思うのが、

学校現場に、

研究者や評論家が多いなぁと感じます。

地域の違いなのか、人の違いなのか…?

学力1位の秋田県 というキャッチコピーは、

案外、学校現場を苦しめるモノになっていたり、

先生達の向上心・向学心を削いでいるのかもしれません。

また大人達が、

目の前の生活にいっぱいいっぱいで、

学ぶことに消極的な気がします。

これは、この地域に限らずかもしれませんが、

その割合が非常に多く感じます。

と言うのも、

以前、教育委員会が主催する教育講演会に参加したのですが、

いくら高齢者が人口の6~7割と言われている地域とは言え、

保育園・小中学校・高校がある地域です。

少ないと言っても、数百人の子どもが居て、

関わる大人の数はもっと多いはずです。

それなのに、

講演会に参加していたのは、20人。

 

周りの人たちに話してみても、

「忙しくて」

「そんなのあったの?」

「周知徹底が弱いよね」

「話を聞くだけでしょ」

と、なんとも後ろ向きでアンテナの低いお返事ばかり…。

 

昨年の夏に、教育委員会に後援になってもらい、

夫婦で講演会を開催した時も、

来ていたのは高齢者ばかり。

学校の先生、保護者、子ども達に聴いてもらいたくて、

割と宣伝活動も頑張っていたのに…。

 

「イベントが少ない」

「イベントの周知徹底がない」

「やり方が悪い」

話をすれば、マイナス発言ばかり耳にします。

いやいや、

この地域、他の地域よりもイベント多いですよ。

情報をキャッチしたい人は、自らアンテナ張ってますよ。

と、心の中で突っ込みつつ、

その時は話を聞くだけでした。

と言うのも、

そういった声を聞きたくて、独自調査の最中だったので。

 

雑談カフェという、広く市民に開き、

気軽に来て下さい。色んな話しましょう。

というものに参加もしてきました。

曜日や時間帯もあるのだと思いますが、

そこに集まったのも10人程度。

 

点と点は、たくさん存在しますし、確かにあるのです。

それが、なかなか線に繋がらない。

船頭さんがいないのかもしれませんし、

現在、改革中なのかもしれません。

システムができるまでは、点を線にして繋ぐ人の存在は重要です。

しかし、

話を聞く人みな、自分はなりたくないようです。

 

少しの余裕が生まれると、

アンテナの感度も上がったり、意識改革も少しは進む気がします。

 

こちらに引っ越して来て、もうすぐ2年。

家族として生活も落ち着き、

子ども達の学校環境・生活環境も整いました。

じわり、じわりと動き出してはいますが、

まずは地域を、住民を知ろうと年明けから思い、

実態調査中です。

 

何ができるか、

誰とできるか、

1人では限界はありますが、

人口の少ないコンパクトな地域だからこそ、

案外、

1人で動き出しても何とかなるような気がしてます。

 

実態調査と平行して、勉強も。

参考にしたのは、これらの本。

目から鱗のこともあり、

なるほど~と思うこともあり、

勉強になりました。 

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高齢者が非常に多い地域なので、

市の予算の半分以上が福祉や医療に使われ、

教育・社会教育分野にお金を使いません。(使えない?)

これは、とても残念なことです。

また、

20・30・40代の方々と話をすると、

「60代以上、下手すると80代でもバリバリ現役の地域だから、

 我々の世代は全くアテにされていない。と言うか、発言権がない。」

そんな言葉を多く耳にします。

だから、言う必要はない。動く必要がない。

やってくれるし、頼まれもしないから…。

そうして、受け身になっていく。

それでも、モヤモヤやイライラがあるから、

とにかく、

陰口・悪口が多くなります。

 

少し調べると、県民性もあるようです。

いいふりこき という方言があり、

良い格好をする。見栄を張るという意味合いのようですが、

表の顔と裏の顔の落差があるようですね。

秋田県民みんなとは言いませんが…。

沿岸部と内陸部の差もあるようですよ。(聞くところによると)

 

北海道とは、

文化も慣習も県民性も違うのは当然です。

荒馬も、

北海道民として37年間暮らしてきたので、

その違いに戸惑うこともありますが、

比較をして、文句を言うのは終わりにして、

良いところ取りできるように、

柔軟性と苛つかないココロを持っていこうと思っています。