荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『べべべんべんとう』でコラージュ

こんばんは。

新しい取り組みにチャレンジする荒馬です。

 

お陰様で、今年度に入り、

講演会や絵本セラピーのご依頼を多く頂けるようになりました。

今は主に保育園で保護者向けの講演だったり、

親子一緒の子育て支援センターだったり、

公民館が主催する定期講座の場で、出番を頂いています。

やはり、

絵本というツールは、

大人よりも子どもと接する機会が多い方々にヒットするようです。

 

もっと大人達にも興味を持って頂けるよう、

荒馬自身も努力を重ねなければと思っています。

 

そんな中、昨年もご依頼を頂いた特別支援学校から、

今年度もリピートがありました。

リピートがあるというのは本当に嬉しいモノです。

特別支援学校では、

美術の時間で、絵本を使ったワークショップを行うというもの。

昨年度、荒馬にとって新しい挑戦でした。

これまでやってきた内容や形式とは違うパターンだったので、

特別支援学校の先生とは、入念な打ち合わせを行いました。

 

学校現場で出番を頂いた時には、

特に打ち合わせを大切にしています。

普段は、それぞれの学校に勤務する先生達が授業を行います。

それ以前からの関係があり、授業後も関係が続いていく。

それを、壊すことのないように、配慮が必要だと思っているからです。

学校現場は、

荒馬のこれまでの経験上、なかなか外部から講師を呼ぶのを嫌います。

それは、

先生達のプライドなどもありますし、

学校予算で、講師料の捻出が難しいという場合があります。

 

これに関しては、

地域性もあったり、自治体が教育への支出に前向きがどうかも

関係してきます。

 

荒馬が住んでいる現在の地域は、高齢者が非常に多い地区。

ですので、

福祉も子どもより、高齢者が優先されるのか、

教育にお金を費やすのは少ないなぁと感じています。

 

2年前で住んでいた地域では、

学校現場に自治体(教育委員会)が力を入れており、

全国的にも有名な講師の方々をお招きして、講演会を実施したり、

地元出身の歌手を招いてライブをやったり、

建築家や作家さんを招いて、共同で制作活動をするなど、

多様な取り組みをやっていました。

 

秋田県は学力トップではありますが、

そういった活動は残念ながら推進されていないように感じます。

勉強と部活(中学校では)に力は入れているように見えますが、

その他の部分では、なかなか…

 

そんな中なので、特別支援学校が非常に積極的に

そういう活動をしていることは、すごく良いなぁと感じています。

小小凡師くんが通っている特別支援学校も、

非常に多様な取り組みをしています。

今回、伺う特別支援学校も同様です。

 

今回は2回目ということで、

昨年度の授業をベースにしつつも、美術の授業ということで、

新しい取り組みを行うことにしました。

使用する絵本は4冊ですが、その中の1冊がこちら。 

べべべん べんとう

べべべん べんとう

 

様々なお弁当が出てくるのですが、

読み進めるうちに、とても面白い、ユニークな弁当が登場します。

お弁当の概念が、もっと自由になる…。

荒馬はそんな気がしています。

 

読み聞かせ後に、コラージュという手法を応用して、

【好きなお弁当を作る】という活動を入れました。

四角い紙皿をお弁当箱に見立てて、イラストのおかずを

貼り合わせて作成します。

 

この週末、必要なものを買い出しに出かけ、

まずは、荒馬がやってみました。

面白い。

これは、とっても楽しい。

 

荒馬、お弁当作りが苦手です。

これまで数回しか作ったことがない上に、

料理も人並みなので、

Instagramなどでみかけるような、素敵な凝ったお弁当作りは、

かなりハードルが高い。

作ろうとも思ったことがないのですが、

食べてしまえば一緒じゃん などと、身も蓋もない言い訳をする始末。

 

しかし、この活動は楽しかったです。

 

この授業をやるのは、今月中旬ですが、

今から、とても楽しみです。

せっかくご依頼を頂いたので、是非、

生徒さんにも先生達にも楽しんでもらえたらと思っています。