荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『ずっとあなたが好きでした』

こんばんは。

恋愛小説を読んでも、

キュンキュンしなかった荒馬です。

 

今回読んだ小説は、こちら。 

ずっとあなたが好きでした (文春文庫)
 

荒馬、Instagramで、

絵本や小説などの読書記録を載せており、

【#】を付け、そこから飛ぶと、

他の方の読書記録も見ることができたり、

フォローしたりできます。

好きな作家さんや趣味傾向が偏るため、

こういった、

他の方のpostを参考にすることで、

新しい本との出会いがあります。

これ、とても楽しくて、

これまでも、

フォロワーの方のpostを見て、

購入した本(絵本も含めて)がたくさん。

 

『ずっとあなたが好きでした』も

そのうちの一冊です。

 

フォロワーさんの

紹介&感想の文章がとても上手で、

「読んでみたい」と思った一冊です。

 

ブログは長文。

Facebookは長めの人、短めの人。

Instagramは、短めの文章&【#】

Twitterは、短文。

荒馬の中では、文章量でいくと、

Twitter < Instagram < Facebook < Blog

こんな感じです。

 

さて、小説の方に話を戻して…。

13篇の短編で構成されているのですが、

ジャンルを性格に表すと、

【恋愛ミステリー短編集】でしょうか。

作者の歌野晶午さんは、

【サスペンスの名手】【ミスターどんでん返し】などと言われており、

予想できないラストが、彼の作品の良さである  と

様々なところで書かれています。

 

確かに『ずっとあなたが好きでした』と

単純な恋愛小説ではありません。

恋の描き方も、淡い恋心のものもあれば、

勘違いの恋、こんな状況で?という恋。

本格的なミステリーもあります。

 

サクサクと読み進められて、

さらに、

最後の最後で、素晴らしい仕掛けが施されていました。

 

キュンキュンよりも、ハラハラしたり、ドキドキしたり…。

「えっ!? どうなるの? えっ!? どうして?」という

気持ちに何度もさせられました。

 

話しかけられているコトにすら気付かないくらい

入り込んで読んでしまいました。

荒馬としては、少し珍しいほど…。

 

どっぷり恋愛モノで、「はぁ」と溜息を漏らすのも好きですが、

元来、

恋愛小説は苦手だったりするので、

今回は、本当に楽しめました。

どっぷり恋愛小説モノは、

どこか冷めた自分がいて、

「はぁ」よりも「けっ」みたいな視点が多い気もします。

へそ曲がりなのか、そんな素敵な感情を忘れてしまっているのか…。

 

歌野さんの他の作品も再読したり、

読んだことのないものを、読んでみたくなりました。

荒馬、

こういう部分では、ある意味男性的な一面もあるようで、

コレクター魂だったり、とことんハマったりします。

飽きるのも早いのですが…。

一度ハマると、どんなことも夢中になって、

追究したくなったり、研究したくなったり、集めたくなったり…。

 

このところ、外出が多いので、

ゆっくり読書に耽る時間が少ないので、

今は、読書熱を欲している時かもしれません。

来週で春休みになるので、

少し、その時間を持つことができそうです。

 

次は何を読もうかなぁ。