こんばんは。
久しぶりに乳幼児と遊んで、
パワーと癒しをもらった荒馬です。
近所の子育て支援センターさんから、
ご依頼を頂いて、
0〜2歳のお子さんとお母さん達と
絵本を使って楽しんできました。
昨年11月の講演会に参加された方から、
「是非、来て頂けませんか」と
お声をかけてもらいました。
当初、
前半をお母さん達に向けた絵本セラピー®︎
後半は親子で一緒に楽しめる読み聞かせを
という内容でしたが、
お母さんと離れた活動が難しい
ということだったので、
それなら、一緒にゆるーくやりましょうと
ご提案。
親子、先生、総勢20名ちょっと。
1つのお部屋で、
ワイワイと遊んで来ました。
絵本を使って歌って踊り、
絵本を使ってクイズをし、
絵本を見た後にお絵描きをしたり…。
合間、
少し飽きた子ども達がオモチャで
遊んでいる隙間で、
お母さん向けの絵本を読んだり、
お話をさせて頂いたり…。
0〜2歳の子どもは、とにかく元気。
疲れ知らずで、次々に遊びを開拓。
泣くのも笑うのも元気。
イヤイヤ場面もニコニコ場面も、
本当に全力。
何だか、
生きることに全力だなぁと感じました。
表現も全力です。
まだ話すことが上手ではないのですが、
だからこそ、
伝えたいという全力さ。
そんな子ども達が夢中になっていた絵本は、
- 作者: デビッド・A.カーター,David A. Carter,きたむらまさお
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: 単行本
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あの夢中になる目が堪りません。
お母さんと一緒に楽しむ姿。
素敵な時間でした。
それでも、【母親】という
視点になると、
ついつい黒い荒馬が顔を出します。
1人で上手に座り、歩き、
物を掴み、泣いて、笑って、
お母さんに抱きつく。
その全ての動きに、
微笑ましさや癒し、パワーを
もらえたのは本当です。
その反面、
そのどれもができない小小凡師くんの
ことを思い出しては、チクリと痛むものが…。
小小凡師くんは、どんな声なのだろう。
もし歩けていたら、
どんなヤンチャをしたのかなぁ。
もしお話できたら、
なにを一生懸命、話してくれるのかなぁ。
もし◯◯なら…。
そんな事を、どうしても考えてしまいました。
もう心の整理をつけ、
前に向かって歩いていたはずなのに…。
いいなぁ。
羨ましいなぁ。
そんな風に心の奥底で思う自分が、
ひどく嫌な存在に感じました。
また、
とうに荒馬の背丈を追い越した小凡師くん。
こんな風に、
受け止めてあげられていたかなぁ。
と頭をかすめる瞬間も。
だからこそ、帰宅して、
義母と遊んでいた小小凡師くんを見て、
「ただいまー、今日はねー」と
帰宅する小凡師くんを見て、
いつもより何倍も愛おしくなりました。
過去を振り返っても、
今の現実は変わらないし、
今の2人は、
これまでの12年間と7年間の
親子の関わりがあったからこその
姿なのだと。
もちろん、
周りの人との関わりの中で形成された、
2人の息子の姿でもあります。
今できることを。
これからできることを。
荒馬の笑顔のためにも、
そして、
周りの人たちの笑顔のためにも、
自分で自分を整えようと思った日でした。
こんな風に、
他のお子さんやお母さんを
客観的に見る機会があることで、
荒馬も、
自分を客観視する機会が生まれます。
介護に全てを押しつぶされないよう、
バランスを大切にして、
周りの人との繋がりを大切に
していきたいなぁと、
感じました。