荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

子ども達にパワーをもらいつつ、黒い自分が出現

こんばんは。

久しぶりに乳幼児と遊んで、

パワーと癒しをもらった荒馬です。

 

近所の子育て支援センターさんから、

ご依頼を頂いて、

0〜2歳のお子さんとお母さん達と

絵本を使って楽しんできました。

昨年11月の講演会に参加された方から、

「是非、来て頂けませんか」と

お声をかけてもらいました。

 

当初、

前半をお母さん達に向けた絵本セラピー®︎

後半は親子で一緒に楽しめる読み聞かせを

という内容でしたが、

お母さんと離れた活動が難しい

ということだったので、

それなら、一緒にゆるーくやりましょうと

ご提案。

 

親子、先生、総勢20名ちょっと。

1つのお部屋で、

ワイワイと遊んで来ました。

絵本を使って歌って踊り、

絵本を使ってクイズをし、

絵本を見た後にお絵描きをしたり…。

合間、

少し飽きた子ども達がオモチャで

遊んでいる隙間で、

お母さん向けの絵本を読んだり、

お話をさせて頂いたり…。

 

0〜2歳の子どもは、とにかく元気。

疲れ知らずで、次々に遊びを開拓。

泣くのも笑うのも元気。

イヤイヤ場面もニコニコ場面も、

本当に全力。

何だか、

生きることに全力だなぁと感じました。

 

表現も全力です。

まだ話すことが上手ではないのですが、

だからこそ、

伝えたいという全力さ。

 

そんな子ども達が夢中になっていた絵本は、

 

どっちのてにはいってるか? (あてて・あててえほん)

どっちのてにはいってるか? (あてて・あててえほん)

 

 

しあわせならてをたたこう (つまみひきしかけえほん)

しあわせならてをたたこう (つまみひきしかけえほん)

 

 

Big Book おおきなかぶ

Big Book おおきなかぶ

 

あの夢中になる目が堪りません。

お母さんと一緒に楽しむ姿。

素敵な時間でした。

 

それでも、【母親】という

視点になると、

ついつい黒い荒馬が顔を出します。

 

1人で上手に座り、歩き、

物を掴み、泣いて、笑って、

お母さんに抱きつく。

 

その全ての動きに、

微笑ましさや癒し、パワーを

もらえたのは本当です。

その反面、

そのどれもができない小小凡師くんの

ことを思い出しては、チクリと痛むものが…。

 

小小凡師くんは、どんな声なのだろう。

もし歩けていたら、

どんなヤンチャをしたのかなぁ。

もしお話できたら、

なにを一生懸命、話してくれるのかなぁ。

もし◯◯なら…。

そんな事を、どうしても考えてしまいました。

 

もう心の整理をつけ、

前に向かって歩いていたはずなのに…。

いいなぁ。

羨ましいなぁ。

そんな風に心の奥底で思う自分が、

ひどく嫌な存在に感じました。

また、

とうに荒馬の背丈を追い越した小凡師くん。

こんな風に、

受け止めてあげられていたかなぁ。

と頭をかすめる瞬間も。

 

だからこそ、帰宅して、

義母と遊んでいた小小凡師くんを見て、

「ただいまー、今日はねー」と

帰宅する小凡師くんを見て、

いつもより何倍も愛おしくなりました。

 

過去を振り返っても、

今の現実は変わらないし、

今の2人は、

これまでの12年間と7年間の

親子の関わりがあったからこその

姿なのだと。

もちろん、

周りの人との関わりの中で形成された、

2人の息子の姿でもあります。

 

今できることを。

これからできることを。

 

荒馬の笑顔のためにも、

そして、

周りの人たちの笑顔のためにも、

自分で自分を整えようと思った日でした。

こんな風に、

他のお子さんやお母さんを

客観的に見る機会があることで、

荒馬も、

自分を客観視する機会が生まれます。

 

介護に全てを押しつぶされないよう、

バランスを大切にして、

周りの人との繋がりを大切に

していきたいなぁと、

感じました。