みなさん、こんばんは。
クリスマスがテーマの絵本を読むつもりが、
思いがけず深い絵本に出会った荒馬です。
その深い絵本とはこちら。
樹が、種から立派な樹になり、その後の思いを綴っている絵本です。
荒馬の勝手なイメージですが、【樹】という字を見ると、
野太く、それでいて落ち着ける声をイメージしてしまいます。
ですので、自分で読んでいると、
ついついそんな声が朗読してくれている感覚になりました。
樹の一人称で語られている文。
絵の効果も相俟って、一文がズーンと心に染みこみました。
決して難しい言葉を使っているわけではありません。
ですので、理解は簡単にできます。
しかし、
その言葉の重みというか、語りかけられている感じが、
心に脳に染み渡ります。
樹の一生と人間の一生が重なる部分のあり、
読み終わった時「ふーーー」と深いため息というか感嘆の声というかが、
出てきました。
昨日、愚痴めいたブログを書いただけに、
昨日の自分への戒めな感じさえして、
「荒馬、自分はちっちぇー人間だなぁ」と、
もう1人の荒馬が言っているようでした。
今日は、昨日のブログの件で、
仲良くしている友人にも愚痴をこぼしました。
さすが彼女は、全て話さなくても、分かってくれました。
そして、今の私が欲しい言葉を言ってくれました。
こういう友の存在は本当に有り難いです。
グチグチ言っているだけではダメだと分かっていても、
いつもにっこり笑っているのも難しいのが現実。
たまには、
こうして、愚痴って、【黒い荒馬】を排出し、
また元気に笑えるというのは必要だと、改めて感じました。
その後に、この絵本を読んだので、
乾いているスポンジに水がしみこんでいくように、
スルスルと吸収していきました。
日が短く、夜が長いこの季節は、
考え事をしたり、深く考えたりする時間が増えます。
それが時には、【黒い荒馬】を表出させることもあるのですが、
割と、こういうの、好きです。
とは言え、クリスマスの楽しい気分も絵本で味わいたいので、
明日は、ニッコリ笑えるクリスマス絵本を読もうと思います。
:余談:
(最後の「クリスマス」という文字を入力するとき、
「苦します」になって、苦笑いをした荒馬でした)