荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『かようびのよる』

みなさん、こんばんは。

夜中に野生動物の叫び声で驚き、ついつい外に出てしまう荒馬です。

 

凡師家の周りは緑が多く、

野生のエゾシカ・キタキツネが、道路を歩いています。

普通の光景であり、日常の光景です。

もちろん、エサをあげたり、触ったりはしませんが……。

時々、夜中に叫び声(鳴き声ではなく)が聞こえます。

飼い犬や野良猫とケンカをしているのか、

家族で談笑しているのかは分かりませんが、

日常とは言え、その叫び声には少々驚かされます。

以前務めていた学校は、酪農地帯。

エゾシカの数も数十頭、アライグマにリスなど、

市内では見られない動物も見ることができて、

天然サファリパークのようです。

さすがに、クマの出没は戦々恐々としますが…。

 

さて今日は、 

かようびのよる

かようびのよる

 

 この話しは、アメリカで実際に起こった出来事が題材のようです。

どこからどこまでが本当なのか、

町の住人はどうしたのか、どう思ったのか、

文字が少ない分、想像力が掻き立てられる一冊です。

 

火曜日の夜8時、蓮の葉に乗ったカエル達。

気付けば、町に向かって大勢で飛んでいます。

おばあさんの家で、テレビを観たり、

犬に追いかけられたり、

干しっぱなしのシーツを取って、マントにしたり…

やがて朝を迎え、町には蓮の葉が大量に落ちていて、

テレビカメラやら、インタビューを受ける人やら、

不思議そうな顔で考え込んでいる警察の人が描かれています。

そして、次の火曜日の夜には……

 

絵もリアルなタッチで、

細かい部分にまでこだわって描かれているのが分かります。

短編映画のようです。

たくさん出てくるカエルですが、その1匹1匹の表情が、

とても豊かで面白く、そして、リアルです。

カエルが苦手な人は、凝視できないかもしれません(笑)

 

こんな不思議なことが身近で起こるなんて、

楽しいですよね。

いや、でも実際に起こると、驚愕でしょうか…。

 

この絵本を買ってから、

やたらと外を気にするようになりました。

人間が分からないところで、動物や植物たちが、

なにやら面白いことをしているのかもしれないと、

子どものようにワクワクしている自分がいます。

トイ・ストーリー』を初めて観たときも、

似たような感覚になりました。

 

絵本を日常的に読むようになってから、

想像力や妄想力が増してきて、

荒馬の頭の中では、毎日、楽しいコトがたくさん起きています。