みなさん、こんばんは。
ちょっとバタついていて落ち着かない荒馬です。
先週から今週にかけて、保護者として忙しくしています。
PTA役員をやっているので、様々な夜の会議が立て続けに
入っています。
おそらく7月に入ると、先生達は成績処理・通知表の作業で
忙しくなるため、この時期に入るのではと思っています。
そんなバタつく時は、読書をして、落ち着きを取り戻す荒馬。
今は小説を読んでいるのですが、
ふと、以前のブログで【別の機会に紹介します】と言った絵本を
思い出しました。
その絵本がこちら。
以前のブログにも書いたように、
自分で読んだ時にはそうなりませんでしたが、
読み聞かせをしてもらって、涙が止まらなくなった絵本です。
読み聞かせをしてもらうと、絵に集中し、物語(文章)に集中するので、
内容もしっかりと入るのは当然ですが、
そこに自分の経験や思い出・今、気がかりなことなどが浮き彫りになります。
大人は、絵本を【経験・思い出・持っている知識など】で読み取ります。
自分に重ね合わせたり、身近な人に重ね合わせたり…
求めなくても、深読みをするものです。
この『わたしはあかねこ』も、
無意識に深読みをしてしまう代表的な絵本です。
家族のみんなとは違って、1匹だけ色が特殊な赤ねこで生まれた主人公。
両親も兄弟も同情するのですが、本人は気に入っています。
周りと違うからと認めてもらえない。そんなあかねこがある行動を起こします。
絵本だけに限ったことではありませんが、本は中身だけではなく、
【表紙・裏表紙・カバー(表裏)・表紙裏】など全てのページに
作者・出版社・編集者の思いが詰まっています。
今まで、見過ごしていた部分ですが、
絵本セラピスト®の勉強を進めながら、意識するようになりました。
この絵本も、裏表紙までストーリーが続いています。
そういった絵本、探すとたくさんあります。
内容だけを見るのではなく、深読みをしてみること
装丁にも注目してみると、色々な人の本に託す思いが見えてくるようです。
絵本セラピー®でもよく用いられる絵本の1つです。
私は2回読み聞かせをしてもらいましたが、
まるで違う感想・重ね合わせがありました。
こうしてバタついている時に読むには、向いていませんが、
哲学してみたい時・ふと自分と向き合ってみたい時、
考えたい時などは最適だと思います。
もちろん、ブックトークのような読み方をするのにも向いています。
今日は紹介のみで、中身を読むのはやめておきます。