荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

強風が運んできた地元への懐かしさ

こんにちは。

思いがけず、地元を思い出して嬉しくなった荒馬です。

 

爆弾低気圧の影響で昨夜から強風が吹いています。

荒馬の住む地域では、風が強いだけでしたが、

同じ県内でも地域によっては、

停電が起きたり、家屋破損があったり、

交通機関が麻痺したり、臨時休校になったりと、

朝から大変なようでした。

 

医療的ケア(痰吸引)が必要な小小凡師くんは、

スクールバス乗車ができないため、荒馬が毎日、学校へ送迎しています。

学校へ着くと、

先生や保護者、児童生徒達が

「ひどい風だ」

「寒いし、風は強いし、逆戻り」と、

口々に言っていました。

荒馬と小小凡師くんは、他の人たちほど動じません。

というのも、

以前住んでいた北海道北部は、

毎日、今日のような強風が吹き荒れている場所だったから。

もちろん、4年も経てば、身体が忘れ始めているのですが、

一度、体験したものは、記憶として残るので、

周りの人たちほど、驚きなどは起きませんでした。

 

ここは秋田県内陸部

確かに強風が吹き荒れるのは、とても珍しい。

対して、北海道北部は、

四季を通して強風(暴風)が吹き荒れます。

おそらく、今日はとても大変なことになっていたのでしょう。

 

家から出て、

車から出て、肌と身体で感じる強風

風に運ばれてきたのは、

愚痴や文句でもなく、

冬に逆戻りの気温でもなく、

遠く離れた地元の感覚でした。

懐かしい

嬉しい

木々が揺れて、ゴーゴーと鳴り響き、

建造物が鳴らす聞き慣れない音が響き、

大人でも「怖いね」と言っているのを横目に、

荒馬は、ニヤニヤしてしまいます。

(不謹慎ですね)

 

それでも、とても心地よくて、懐かしくて、嬉しかったのです。

何事も感じ方・捉え方ですよね。

今日は、マイナスを受け取らなかっただけかもしれませんが、

とても良い心地がしました。

 

そんな今日は、こちらの絵本をご紹介(おっ、絵本紹介も久しぶりです)

 

かぜ

かぜ

 

 

風がどこから吹いてくるか見に行こうと、姉弟が歩いていきます。

途中で出会う人・動物

風に喜んだり、愉しんでいたり、嘆いたり、文句を言ったり、

感じ方は様々

風の音に耳をすませて聞こえてくるもの。

風が運んできてくれたものや香り

そんなことが描かれた絵本です。

 

 

ふと空を見上げると、青空と曇り空が混在していて、

強風の時に空を見上げるのが、好きだったなーと思い出しました。

雲の動きが速いので、めまぐるしく変化する空や雲が、

ただ面白かった。

窓からの景色が良い場所に住んでいたので、

こんな強風の日は、ボーッと空を見つめていたなーと……

 

今の家は、窓からの景色が良くないので、

外に出て、何歩か歩かないと、空を見渡すことができません。

こちらに来てからは、車から見える空が多くなりました。

 

杉の木が大きく揺れる景色は、北海道ではなかったので、

新鮮です。

そもそも杉の木が新鮮。

真冬でも緑色は変わらず、季節が変わろうとも、

俺は変わらずここに居るという強さを感じます。

(花粉に悩まされているので、勘弁して欲しいですが)

 

明日も引き続き警戒が必要な天候のようです。

今月は、絵本セラピーや講演会の予定は、もう入っていないので、

次の仕事に向けて、家でお仕事&勉強タイムが続きます。

時間に余裕を持って、心に余裕を持って、

風の音に耳をすませて、何を運んできてくれるのか期待しながら、

過ごそうと思っています。