こんにちは。
戦争と平和について勉強をしている荒馬です。
今年度から、市民定期講座の講師を務めさせて頂いています。
秋田県民になって3年目。
絵本セラピストとして、お仕事の依頼を定期的に頂けるようになり、
有り難い忙しさの日々を過ごしています。
市民定期講座では、基本的には絵本セラピーを行っています。
参加されている方は、20代~80代の女性。
毎回、テーマに合わせて数冊の絵本を使い、
読み聞かせを取り入れて、ワークシートに感じたことや考えた事を書き、
それをグループごとにシェアリングするという内容です。
8月9日に第3回目があります。
3回目は、受講者の方々からリクエストがあり、
テーマを【戦争と平和】に決定しました。
教師時代、毎年、平和教材を使いながら、授業をやっていました。
国語の教科書には必ず戦争がテーマの作品が掲載されており、
その作品を学習する中で、
作品に合わせた資料を準備して、授業の導入をしていました。
また、それとは別に、
道徳の授業で扱ったり、以前住んでいた土地には、平和の日があり、
その時にも平和教育を行っていました。
毎年、別の教材を扱っていたので、その都度、事前準備のために
しっかりと勉強をして、間違いのないように、
また、
感情的にならず、私見のみに偏らないように気をつけていました。
教職を離れて9年。
私自身が戦争や平和について考える機会がなくなりました。
息子達と語ることもありません。
今回、受講者の皆さんのおかげで、講座の準備のために、
改めて勉強をしなおす機会をもらえて、
今は、絵本選びや資料作りをしています。
今回、調べる中で、これまでの知識が、いかに浅かったのかがよく分かりました。
自分の中にしっかり落とし込まずに、知識の詰め込みで満足していたことが。
もちろん、
今回の勉強でも足りていない部分は多くあると思うのですが、
それでも、今回は以前よりも深く学べた気がしています。
そして、秋田に来てみて、
高齢の方々と接する機会が増えたので(さすが高齢者県)、
戦争の捉え方や感情が違うのだと実感です。
次の定期講座は荒馬の方が学ぶべき時間となりそうです。