荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』

こんばんは。

映画を観てきた荒馬です。

 

今年度も、もうすぐ終わりますね。

そして、明日で、

秋田県に移住してきて1年が経とうとしています。

1日・1週間・1ヶ月単位では

長く感じたり、忙しくしていたりとしていましたが、

こうして1年が経つと、あっという間でした。

 

そして、

今年度は、映画館で映画を観ることが多かった1年でした。

北海道にいる時には、

住んでいる市内に映画館があり、便利。

ここでは、

車で1時間半ほど走った都市へ行かないと、

観ることができません。

それなのに、映画館に行くことが多かったです。

大きな映画館なので、

上映している映画の数も多いというのも要因かもしれません。

 

今回観た映画は、『空海 KU-KAI』 

 

先月、『祈りの幕が下りる時』を観に行った時に、

上映予告をしており、観に行きたかった映画。

 

今回は小凡師くんと一緒に観ました。

空海】というキーワードだけで、食いついたのですが、

予想していたのとは少し違っていたようです。

荒馬は、

原作が夢枕獏さんの『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』と

知っていたので、余計に楽しみだったのですが…。

 

『沙門空海~』は読んだことがなかったので、

原作本を買って帰ってきました。

一緒にコミカライズ(映画の内容のコミック)も… 

 

空海 -KU-KAI- 上巻 (単行本コミックス)

空海 -KU-KAI- 上巻 (単行本コミックス)

 

 

 原作本(文庫版ですが)は分厚く、

しかも、四巻もあります。

映画の内容をさらに濃くしたモノ、詳細が描かれているのだと

思うと、今から読むのが楽しみです。

 

コミックは、まだ上巻しか発売していないらしく、

早く下巻を読みたいです。

 

荒馬の中では、夢枕獏さんと言えば、こちら。 

陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

 

 陰陽師が好きです。

昔から、妖怪や旧暦などが好きで、

短大でも、その分野をよく調べていました。

 

さらに、十二支が刻印された腕時計も持っていました。

本格的な時計が欲しいのですが、

文字盤が十二支になっているだけの時計が多く、

以前、

作家の喜多川泰さんとも、

その時計の話で盛り上がったのを思い出します。

 

さて映画の話に戻しますが、

楊貴妃の最期には諸説あります。

日本に逃げてきて、日本で亡くなったという説を

初めて聞いたときには、

興奮したのを覚えています。

今回は、幻術が登場するので、

夢枕獏さんらしい、展開と最期だと思いました。

あの説が濃厚なのかどうかは、

実は、そこまで詳しく知らないので、

改めて勉強したくなります。

 

そして、

空海阿倍仲麻呂の存在感も素晴らしかったです。

倭の国から来たというだけで、

一目置かれる場面もありました。

 

もう一度、ゆっくりじっくり観たい映画です。

李白白居易(白楽天)も出てくるのですが、

今ちょうど、海外の詩に興味があり、

何冊か本を買ったばかりだったので、

なんとも引き寄せを感じました。

 

今回は劇中にも登場した李白の筆のボールペン(映画グッズ)も

買ってきてしまいました。

最近は、

パンフレットは必ず買いますが、

グッズを買うことがなかったので、

その筆で、

小凡師くんと、その場面の再現などをやってみたりしました。

 

さて、

これから原作本を読み始めようと思います。

とても長いので、

いつ頃、読み終わるかなぁ。最近、読むのが遅くなって来たので…