こんばんは。
何事も準備をしっかりしておくと
自信を持って挑めたり、
不測の事態にも臨機応変に対応できると
体感した荒馬です。
有り難いことに、
[絵本セラピー][絵本セラピスト]という
キーワードに興味を持って頂けたり、
体験してみたいという相談やご依頼を受け、
先日、2度、
絵本を使った講演会という形で、
講師を務めさせて頂く機会がありました。
興味を持ったところで、
皆がそれを実行に移したり、
やってみようと思うわけではないので、
周りの方々の行動力や決断力に感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、
これまでは講演ではなく、
絵本セラピーが活動の主でした。
絵本セラピーは、
絵本を読み聞かせして、
こちらから、いくつかの質問をし、
ワークシートに書いてもらい、
それを
グループごとにシェアリングしていくという形式。
1時間の枠があれば、
だいたい5~6冊の絵本を使い、
その時々のテーマに合わせ、絵本を選書し、
荒馬は、
読み聞かせをすること
と
ファシリテートすることが、主な役目です。
荒馬が話しすぎたり、出過ぎるのはよろしくありません。
いかに、参加された方々の心と体をほぐし、
いかに言葉を出しやすくできるか、
初対面の人同士でも、それが成立するように、
時にはエンターテイナーとして、
絵本の力を借りながら、場を展開していきます。
講演会はそうはいきません。
1時間の枠の中で、
絵本を読み聞かせしたとしても、
荒馬の言葉で、[伝える]ことがメインです。
今回は
子育て支援に関わる方々への講演
と
PTA研修会で、お父さんやお母さん方にする講演。
どちらも[子育て]がテーマですが、
切り口や話す内容は大きく異なります。
荒馬のこれまでの経験と言っても、
この世に出てから39年。
教師として13年。
母親として12年
と、まだまだ未熟者。
とは言え、
祖母の介護・次男の在宅介護などなど、
これまでの人生で、
このような経験をこんなにした人は多くないだろう。
どれか1つはあっても…
と考えるようにして、準備を進めました。
もちろん、専門家の論文を読んだり、
関連する書籍も読み漁り、
インターネットに載っている情報やデータも参考にしました。
絵本セラピーをする際も、
今回の2つの講演も、
台本をしっかり作って、何度も何度も読み返します。
そうすることで、
時間の配分、絵本の選書も変わってきたり、
少し俯瞰して自身を見ることで、
冷静にダメ出しができたり、使う言葉を精査できます。
何より、準備をすることで、
突発的な出来事に対処しやすくなります。
教員時代も、
「こんなにするの?」「そこまで考える?」と
言われるほど、想定するトラブルや対処法を準備しました。
最悪のことを想定しておく。
これによって、生ものである[場]への対応も、
焦らずに対応していくことができます。(荒馬は)
今回は、
参加される方々はお知り合い同士。
しかし、講師とは初めまして。
最初の5分で、どこまで[関心を抱いてもらえるか]
ですので、
掴みの部分は、本当に勉強しました。
今回は、
初めてのタイプの講演ということで、
新鮮さがあったようです。
また、大人になってから絵本を読み聞かせしてもらって、
絵本の奥深さや面白さを再発見される方が多く、
結果、
絵本のお陰で、講演もお褒めの言葉を頂きました。
しかし、
仲良くさせてもらっている講演家の方と話した時に、
褒めてもらうのは、大人でも嬉しい。
でも、良い反応を示さなかった人達、
感想を寄せてくれなかった人達がいることも、
逃げずに正面から受け止めて、
日々、改善しながら進化しないといけないよ。
と言われました。
文句を言う人も出てくる。
批判の声も聞こえてくると思う。
その時に、
自分自身がどこまで覚悟を持って、
愛情や想いを持って、話すことができるか、
今のチヤホヤされている現状に満足しちゃダメだよ。と…。
仲が良いからこそ、同じような活動をしているからこそ、
胸に突き刺さる事を言ってくれました。
そういう友人達がいることにも感謝です。
すぐに図に乗る荒馬には、
本当に有り難い存在です。
これからも、荒馬ができることがあるなら、
謙虚な気持ちと姿勢を忘れずに、
歩んでいこうと思いました。
もちろん、
入念な準備を毎回大切にして…。