荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

自分にとって、素敵な歳の重ね方・理想の高齢者

こんばんは。

高齢者について感じたり、

考えている荒馬です。

 

秋田県高齢者が多いです。

特に荒馬が住んでいる地域は、

後期高齢者がとても多いように思います。

(実際、多いと思います)

高齢者が多い事が目立つように感じますが、

要は、

若い人が少ないという事なのですが……。

 

さて、小さな地域ではあるのですが、

それでもやはり、

顔を合わせて、お話をするのは、

ごくごくご近所の方くらい。

荒馬が住む家の近所は、

若い世代が本当に少なくて、

しかも、

荒馬が住む地域の共働き率は80%と高め。

(今はどの地域もそうなのでしょか)

たとえ、ご近所にいたとしても、

あまり、若い世代と関わる事がありません。

 

子どもが学校に通っていると、

親同士の繋がりも生まれそうなものですが、

小さな地域なのに珍しく、

横の繋がりも少ないらしく、さらに、

引っ越して来たばかりの荒馬には敷居が高いのが現状。

案外、無くても何とでもなるものですが…。

 

ということで、必然的に高齢者の方との会話が増えます。

そして、

昼間、お見かけするのも、やはり高齢の方が多いです。

 

荒馬、顔と名前が一致していなくても、

むしろ名前も顔も知らなくても、

自宅の前や近所で会う人なので、

挨拶をしています。とびきりの大きな声で!

声を掛けられて驚かれる方もいらっしゃいますが、

それよりも、

その次の行動に、人柄が出るモノです。

 

これは高齢の方にだけ言えることではないのですが、

荒馬は、

できることなら、

いつもニコニコして、穏やかなお婆ちゃんになりたいと

思っていて、

できれば、

周りの高齢の方も、

そういう人達で溢れていて欲しいと思っているわけです。

長い年月、様々な経験をしてきたからこそ、

歳を重ねた時には、ドンと・デンと

穏やかにできるのではないかと、勝手に思っていました。

 

よく、歳を取ると頑固になると言いますが、

それは、

持って生まれた性格や人柄によるところが多いと思うので、

一概に、みながそうなるわけではありません。

とは言え、

現役時代と比べて、生活にハリがなかったり、

子どもや孫が遠方で、少し寂しい。

老後にやることが見つからない。

と言ったケースの場合は、

少なからず、性格や人柄に変化が生じてきます。

これがひどくなると、高齢者特有の鬱や認知症を引き起こすこともあるとか。

 

荒馬も近所の方との会話でよく聞くのが、

「凡師家さんが羨ましいわ」という言葉。

子どもと孫が帰って来て、一緒に暮らしてくれる。

ほんのちょっとだったとしても、

これは年老いた親の願いなのだと思います。

「孫も大きくなってから、面倒がって来なくなっちゃったの」

「いつの間にか、自分たちの生活の方が優先になっていくのよね」

「こんな田舎になんて暮らしたくないって、お嫁さんが言うのよ」

「息子も田舎に帰って、どうすれって言うんだって言うのよ」

「だから、暇な、おら達が遊びに行くんだ」

「それでも、寂しい」

こんなお話を、多くの方から聞きます。

 

ご近所の方、みんなが、そんな風に仲良く話してくれるわけではありません。

中には、

挨拶を何度しても、無視する方もいます。

挨拶も、

ちょっとしたタイミングを逃すと、

距離だったり、声の通りだったりが離れてしまうため、

声を出した挨拶をしそびれることも…。

そんな時にだけ決まって

「うちには、挨拶もしないのよ」なんて言っていたり…。

 

会う度に文句を言う方もいます。

羨ましいを通り越して、妬みに変わっているんだよ。

と言う人もいるのですが、

それにしても、

悪質で、意地悪なんです。

 

老いも若きもですが、意地悪な人は、

その理由が様々なことが多いモノです。

その背景を理解してあげることも大事ですが、

一定の距離を保つことも大切です。

会社の上司などは、特にそうです。

そして、

意地悪な人というのは、人相に出るのだとか。

いつも怒ったり、文句を言っているので、

次第に、穏やかな表情を忘れてしまうのだそうです。

 

たしかに、あの人も、顔つきが……。

 

さっきも言ったように、荒馬の勝手な思い込みですが、

歳を重ねると、穏やかになるもの

と思っていたので、何だか、そういう人を見ると、

何故、そんなにも、尖っているのか、

知りたくなってしまいます。

何が彼を、彼女を、そうさせてしまうのか、

そうさせ続けてしまうのか…。

 

それでも、荒馬は、

元気な大きな声の挨拶をし続けようと思います。

仲良くならないにしても、距離を保っていても、

挨拶は、また別物ですので…。

 

今は、以前の住んでいた場所よりも、

多くの高齢者の方を目にします。

ここで暮らしながら、

自分の中で、理想の高齢者像や歳の重ね方を

明確にし、

そう遠くないであろう、高齢者人生に向けて、

準備をしていこうと思いました。