荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『幸せのきっぷ Kiss&Goodbye』

こんばんは。

これぞ、読書の醍醐味だなぁと

思う絵本と出会った荒馬です。

 

夏休みに小凡師くんの学校で、

読み聞かせボランティアをすることになり、

【怖い話系】の絵本を数冊、購入。

その他、

ついでに、気になってた絵本も

数冊、購入しました。

 

夏休み・小学生ときたら、

やはり【怖い話】ですよね。

怖いけど、見たい。

怖いけど、やりたい。

外は暑いけど、何だかゾクゾク・ゾワゾワ。

今回は、

小説家さんが文を担当した、

割と本格的に怖い絵本も購入しました。

読み聞かせが楽しみです。

 

そして、

同じく夏休みに、

小学校に勤務する先生達向けに、

絵本セラピー®︎をやらせて頂くことになり、

大人に向けた絵本を再読したり、

最近は少し離れていた絵本セラピー®︎向けに、

荒馬自身を絵本モードに切り替え中です。

 

プログラムや使用絵本は、

だいたい決まっているのですが、

気になる絵本は

際限なく欲しくなるので、

吟味しながら購入しています。

ついに、

我が家の絵本蔵書数が、

530冊になりました。

 

今回はこちらの絵本をご紹介。

 

幸せのきっぷ Kiss & Goodbye

幸せのきっぷ Kiss & Goodbye

 

海外絵本(台湾)です。

2015年に、

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ】に

参加し、JR飯山線アートプロジェクトから

生まれた作品のようです。

 

少年が犬と、

列車に揺られながら、

色々なことを思い出したり、考えたり

する絵本です。

作品の背景が明言されていないのですが、

おそらく、

こんな感じなのかな?という、

読み手が自由に想像したり、

読み手自身も考えたりしながら、

読み進める絵本な気がします。

 

実は絵本の方が、

読み手の発想・想像・思考を

自由にするのではないかと思います。

もちろん、

絵があることによって、

文だけでは分からないことを

サポートしてくれていたら、

明言している絵本もありますが、

物語や小説よりも、

話の背景が分からないようになっている

気がします。

 

『幸せのきっぷ Kiss&Goodbye』は

まさに、

読み手の想像・思考が促されます。

これが、

読書の楽しみでもありますよね。

こうなのかなぁ。

いや、違うかなぁなどと、

考えたりするのが、

時には楽しい時もあります。

絵本だからかもしれません。

 

荒馬は、

小説・映画など、

内容がしっかりとしていて、

ページ数が多い本に関しては、

特にラストの部分は、

【読者の方の想像にお任せします】

というのは好きではありません。

そこまで書いたなら、

最後までお願いしますよー

という心境になります。

 

作家さんだったりの作り手さんが、

思う・考えるラストシーンが

知りたいのです。

そこだけ突然、

読み手に委ねるなんて、

ナンセンスじゃないの?と思うわけです。

作品を作る上で、

登場人物や場所などの設定を、

詳しく考えていたはずです。

たとえ、本編で出てこないにしても。

それなら、

ラストだって…と思うわけです。

 

ただ、絵本に関しては、

この余韻が、却って良いなぁと

思うこともあります。

完結型も好きですが、

大人になってから絵本を読むと、

想像して、考えて、照らし合わせて

読み進めるので、

【読者の方の想像にお任せします】

は、楽しみながらやれます。

 

今回も、色々と想像し、

それによって、

荒馬自身の経験と照らし合わせていたり、

思考してみたり…。

短い時間で読み終えるのですが、

頭の中ではフル回転でした。

 

読むたびに感じ方が変わりそうです。

絵本モードになるためには、

そういった、

自由度も大切です。

 

今日はもうすぐ寝ますが、

また明日、

数冊、絵本を開いてみようと思います。