荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

給食時間に何を求め、何を育てたいか

こんばんは。

小凡師くんとの会話で、

学校での給食・家での食事について考えた荒馬です。

 

転校してきて2週間。

6年生での転校。

学校ではリーダー学年と呼ばれ、

4月のスタートから色々と仕事が任されます。

周りはすでに、

【〇〇小学校流】のやり方が当たり前になり、自然なことに。

小凡師くんは、

5年間通った以前の学校流がベースにあるので、

戸惑いや疑問が日々ありながらも、

先生やクラスメートに質問しながら、自分の中に取り込んでいます。

 

先日、

「お母さん、文句とかではないんだけど、

    お母さんはどう思うか、聞きたくて」

と、帰宅後に小凡師くんから話題提供されました。

最近は、

あまり学校のことを話さなくなって、

これも成長さ。でも少し寂しいなぁと思っていたのですが、

4月になってから、

たくさんの事を話してくれたり、荒馬の考えを聞くように。

 

今回の話題は給食について。

「前の学校では、班の形になって、会話をしながら、

 ワイワイと給食を食べていたの。給食中に放送が流れる時も

 あったけど、その内容について話したりしていたんだよね。

 でも、

 新しい学校は、みんなが黒板を向いて食べて、

 私語も禁止なの。毎日、放送が流れるから、

 それを聞かないといけないのは分かるんだけど、

 ちょっとも話しちゃダメなのは、少し寂しいなぁと思って。

 お母さんはどう思う?」

これが、小凡師くんの話の内容です。

 

今と前の学校のやり方に悩む気持ちも、

給食や食事に求めるモノについての感覚も、

よく分かります。

 

「前と真逆の食べ方だから、戸惑うし、少し寂しいと思う気持ちは、

 分かるなぁ。せっかくなら、楽しく話をしながら食べたいよね」

と言うと、

「でも、それが〇〇小学校の形だから、慣れないとね。

 話をしたかったら、休み時間に話せばいいし」

と返答した小凡師くん。

 

その後、食事について話もしました。

 

教師側は、給食時間も【給食指導】として考えます。

どんな力を育てたいのか、何を求めるかによって、

やり方は様々だと思います。

そこに、良いとか悪いというのではなく、

子ども達が(時には保護者も)、

先生の意図や思いや、育てた力などの説明を受ければ、

納得できる部分だと思っています。

 

荒馬は、

給食時間は、それぞれの家庭や躾が垣間見られたり、

子ども達同士の素が見えるモノだと思っていたので、

教師時代には、

班の形にして、毎日、別の班を回りながら、

一緒に食べていました。

放送が流れる学校に勤務してた事も、

放送が流れない学校に勤務していたこともあります。

 

個人的には、【食事は楽しく】と思うので、

話をしながらの食事は悪いとは思いません。

もちろん、

給食指導ですので、楽しい中にもマナーを教えたり、

節度ありますが…。

黒板だったり、人の背中を見ながら、無言で食べる…

というのは、寂しいなぁとも思います。

 

ただ、そこに、

しっかりと求めるモノや育てた力などが

明確になっているのであれば、「なるほどー」とも思います。

 

今度、担任の先生に聞いてみようかなぁ。

でも、怪訝な顔をされるでしょうか。

 

皆さんは、食事・給食について、

どんな事を思いますか???