荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

救われた一言

みなさん、こんばんは。

お医者さんからの一言で、心が軽くなったというか、

自分を認めてあげられて、頑張ったよなぁと思えた荒馬です。

 

この6年、大袈裟かも知れませんが、

荒馬にとっては激動の6年でした。

その少し前から入れると、この12年は、荒馬の人生において、

変化が多い年。

結婚・妊娠・出産を経験し、

母が亡くなり、祖母が亡くなり、

職場を異動し、責任ある立場になりました。

これが前半の6年。

 

後半の6年は、

2人目の妊娠・出産そして退職

資格の取得。

別の道を志す

そして今に至ります。別の道に関しては現在も継続中です。

 

生活環境や状況だけでなく、

考え方・生き方とも向き合うことになります。

嬉しく楽しいこともありますが、

それ以上に

悲しかったり、辛かったり、

腹立たしかったりという出来事もたくさんありました。

 

もちろん、生きていれば、

そして、

20代前半・後半、30代前半・後半は、

人生の中でも、変革と転換を繰り返し、生活環境が変化する年代でもあります。

荒馬だけに限らず、

多くの人達が経験することではありますが、

荒馬は、

その多くの人よりも、少し違う経験もしていると思っています。

 

それは、子どもの介護。

 

妊娠すれば、普通に子どもが産まれる。

とは限らないのだと実感しました。

本当に命がけですし、何が起こるか分かりません。

昨日まで、お腹の中で元気に手足を動かし、

元気いっぱいだった我が子が、

翌日、外の世界に出てみたら、

声も出せず、手足も動かせなくなっている。

そんなことが

起こり得るとは分かっていても、それは他人事。

自分はそうならないはずだと、妙に自信たっぷりに思っていました。

 

現実と向き合い、受け入れるまでに、

かなりの時間を要しました。

今もまだ葛藤の途中なのかもしれません。

良くも悪くも【諦める勇気】を持ちました。

両腕の腱鞘炎と腰痛とも仲良くなりました。

人の温かみを感じられる体験も多くありますが、

人の何気ない目線や言葉に傷つくことも多くなりました。

 

もう6年も経つので、慣れてしまっていた習慣や感情。

それが今日、

改めて振り返り、ちょっと立ち止まって俯瞰してみられる機会が

訪れました。

この6年、ずっと荒馬親子を見てくれていた

お医者さんとスタッフの方に、

「本人はもちろん、頑張っているんだけど、

  僕から見れば、お母さんが一番変わったよね。

   たくましくなったし、元気になった。

    本当にこれまで、よく頑張っていたね。

     もちろん、この先も長いけれど、

      偉そうに言わせてもらうと、お母さんは、

       もう大丈夫。安心したなぁ」

と言われたのです。

 

他の誰でもなく、

この6年を知っていて、近くで見守ってくれていた人だから、

心から嬉しかったです。

 

頑張らなきゃ

元気でいなきゃ

笑顔でいなきゃ

と自分に言い聞かせる日々が、いつしか、呪いのようになり、

自分を苦しめている時もありました。

今では、穏やかに過ごしている自分に気付くと同時に、

この6年という時間を、

家に戻ってから、じっくりと振り返る機会にもなりました。

 

よく頑張ってる。

自分で自分をのことを、そう思ってあげられました。

そして、

この先もやれるよ。

と思えるようにもなりました。

救われました。

 

頑張ったね。の一言で、救われたと感じたのは、

38年の人生で、初めてかもしれません。

「頑張る」「頑張れ」という言葉、

今まで苦手だったんですよね。

言うのも、言われるのも。

今は、

少し見方を変えることができました。

 

今日はご褒美に、

普段は食べない甘い物を食べました。