荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『かさどろぼう』

みなさん、こんばんは。

楽観視したり、「なんもなんも~」(北海道弁)の心って、

自分をラクにするなぁと思った荒馬です。

 

北海道弁である「なんも」「なんもさ~」「なんもなんも~」

あるブログでその説明が書かれていました。

なんもさ【何もさ】[北海道弁

お礼やお詫びなどに対して、「いえいえ、どういたしまして」や「何もそんなに気を遣って頂かなくても」というニュアンスを、他人行儀や事務的ではなく、よりフレンドリーに伝える言葉。
その奥には、「私とアナタの間に、感謝(お詫び)など必要ないよ」というスタンスがある。
相手に気を遣わせまいとする「やさしさ」と、自らを鼓舞しようとする「力強さ・我慢強さ」、そしてまた、少々の照れ隠しなどが入り交じった、道産子ならではの奥深い表現。
フロンティアスピリットの中で育まれた、忍耐強さと思いやりが生んだ言葉。

(和英)Don't worry, Be happy. (和中)無問題

 

その土地に住み、使い慣れている人にとって、

「それってどういう意味?」と聞かれても、上手に説明できないもの。

この「なんもさ」は、

「一番あったかい北海道弁」と言われており、

ビールのCMでも嵐のメンバーが使っていました(北海道限定の放送なのかな?)

 

道外出身の友人「今日はありがとう」

荒馬「なんもだよーー」

友人「好きだなー」

荒馬「えっ!!!!」

友人「その、「なんもだよー」。なんか良い言葉だよね」

荒馬「あっ、そっちね」

というやり取りが昔あったことを思い出しました。 

 

この絵本を読んで、そんなことを考えました。 

かさどろぼう

かさどろぼう

 

 絵本セラピスト®の同期が教えてくれた絵本です。

同期の読み聞かせがとっても上手で、すぐに購入しました。

町で、生まれて初めてかさを見たおじさんは、「なんてきれいで便利なものだろう」と、喜んで村へ買って帰りました。ところが何度かさを買っても、そのたびにぬすまれてしまい…? 小さな村を舞台にのびのびと語られる、ユーモラスなお話。第三回野間国際絵本原画コンクール入賞作、待望の復刊。

昔のスリランカの小さな村が舞台のお話です。

村の人達に傘を自慢しようと買うも、何度も盗まれてしまいます。

ある日、かさどろぼうを突き止めるために、あるしかけを傘に。

そして……。

 

盗まれても盗まれても傘を買うおじさん。

結末も心温まるものでした。

嫌なことに遭遇しても、こんな風に考えられるのって、

素敵だなぁと思いました。

そして、先ほどの「なんもさ~」を思い出しました。

 

荒馬は短気ですし、ついつい悪い方に考えたり、

悪い方に深読みをしてしまうのですが、

最近は、それを気をつけようと努力中です。

無理に努力しているわけではありませんが、

何だか今の方が、何倍も心が穏やかで、ラクになっている気がします。

 

以前も書きましたが、

怒ったり、イライラしたり、悩んだりする方が、

パワーが必要です。

同じパワーなら、別のことに使いたい。

そのためにパワーを溜めたいと思っています。