みなさん、こんばんは。
楽観視したり、「なんもなんも~」(北海道弁)の心って、
自分をラクにするなぁと思った荒馬です。
北海道弁である「なんも」「なんもさ~」「なんもなんも~」
あるブログでその説明が書かれていました。
なんもさ【何もさ】[北海道弁]
お礼やお詫びなどに対して、「いえいえ、どういたしまして」や「何もそんなに気を遣って頂かなくても」というニュアンスを、他人行儀や事務的ではなく、よりフレンドリーに伝える言葉。
その奥には、「私とアナタの間に、感謝(お詫び)など必要ないよ」というスタンスがある。
相手に気を遣わせまいとする「やさしさ」と、自らを鼓舞しようとする「力強さ・我慢強さ」、そしてまた、少々の照れ隠しなどが入り交じった、道産子ならではの奥深い表現。
フロンティアスピリットの中で育まれた、忍耐強さと思いやりが生んだ言葉。(和英)Don't worry, Be happy. (和中)無問題
その土地に住み、使い慣れている人にとって、
「それってどういう意味?」と聞かれても、上手に説明できないもの。
この「なんもさ」は、
「一番あったかい北海道弁」と言われており、
ビールのCMでも嵐のメンバーが使っていました(北海道限定の放送なのかな?)
道外出身の友人「今日はありがとう」
荒馬「なんもだよーー」
友人「好きだなー」
荒馬「えっ!!!!」
友人「その、「なんもだよー」。なんか良い言葉だよね」
荒馬「あっ、そっちね」
というやり取りが昔あったことを思い出しました。
この絵本を読んで、そんなことを考えました。
- 作者: シビルウェッタシンハ,Sybil Wettasinghe,猪熊葉子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/05
- メディア: ハードカバー
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絵本セラピスト®の同期が教えてくれた絵本です。
同期の読み聞かせがとっても上手で、すぐに購入しました。
町で、生まれて初めてかさを見たおじさんは、「なんてきれいで便利なものだろう」と、喜んで村へ買って帰りました。ところが何度かさを買っても、そのたびにぬすまれてしまい…? 小さな村を舞台にのびのびと語られる、ユーモラスなお話。第三回野間国際絵本原画コンクール入賞作、待望の復刊。
昔のスリランカの小さな村が舞台のお話です。
村の人達に傘を自慢しようと買うも、何度も盗まれてしまいます。
ある日、かさどろぼうを突き止めるために、あるしかけを傘に。
そして……。
盗まれても盗まれても傘を買うおじさん。
結末も心温まるものでした。
嫌なことに遭遇しても、こんな風に考えられるのって、
素敵だなぁと思いました。
そして、先ほどの「なんもさ~」を思い出しました。
荒馬は短気ですし、ついつい悪い方に考えたり、
悪い方に深読みをしてしまうのですが、
最近は、それを気をつけようと努力中です。
無理に努力しているわけではありませんが、
何だか今の方が、何倍も心が穏やかで、ラクになっている気がします。
以前も書きましたが、
怒ったり、イライラしたり、悩んだりする方が、
パワーが必要です。
同じパワーなら、別のことに使いたい。
そのためにパワーを溜めたいと思っています。