荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『6わのからす』

みなさん、こんばんは。

気持ちを伝え合うことで、

大概の揉め事や誤解は解消するだろうと思う荒馬です。

 

とは言っても、

その【伝え合う】が成立する状況の方が、

難しいことの方が多いのですが、それでも、やはり、

言葉を口にして伝え合うことは大切だと思います。

相手の反応や相手の気持ちを気にしすぎたり、深読みしすぎて、

伝える事を躊躇してしまうと、

あらぬ誤解をうけたり、自分自身も悪い方悪い方に考えたり…。

以前も書きましたが、

人間の脳は放っておくと、マイナス思考に引っ張られます。

だから余計に、

悪い方悪い方に考えてしまうのですね。

 

ある雑誌のインタビューで、ネプチューンの名倉さんが、

奥さんにいつもと違う表情や言動が見えたら、

相手の都合やタイミングなんて気にせずに、

どんどん介入します。

「何かあったの?」「どうしたの?」

「まとまっていなくても良いから話して」と…。 

 というような事をお答えになっていました。

ご夫婦揃ってのインタビューだったので、奥さんの返答も。

こっちは、感情が高ぶっていたり、

考えが整理できていないのに、「後にして」

「後からちゃんと話すから」と言っても、聞く耳を持たない。

でも、話していると、だんだん頭の中で整理されていくんです。 

とお答えになっていました。

 

まずは、勝手に相手の気持ちを解釈したり、変な予想を立てずに、

聞いてみる・話してみるのが

ベストではなくても、ベターなのかもしれません。

 

そんな絵本をご紹介 

6わのからす

6わのからす

 

 麦をめぐって、6わのからすと農夫が

攻防戦を繰り広げます。攻防戦というより、知恵くらべですね。

そうこうしているうちに、麦畑に異変が…。

そこに現れた1羽のふくろう。

「言葉には魔法の力がある」と、からすと農夫に伝えます。

そして…。

 

【ふくろう】は、もの知り・知恵をさずけるなどの役目で

登場する絵本が多いように思います。こちらも同じ。

 

似たような絵本を、日本人作家さんも出しています。 

いもさいばん (講談社の創作絵本)

いもさいばん (講談社の創作絵本)

 

 こちらの方が、より深く、人間とは?動物とは?と

考えさせられる絵本です。そこでいくと、『6わのからす』の方が、

実にシンプルな絵本だと、荒馬は思います。

 

「言葉には魔法の力がある」

この文がとても印象に残ります。

日常生活の中でも、「きちんと話せば…」「きちんと伝えていれば…」

なんてこと、たくさんありますよね。

 

荒馬も、ついつい【伝える】ということを面倒くさがってしまいます。

それでも、心の中はのぞけません。

言葉にして、伝え合うこと、大切にしようと思います。