荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『アブディーの冒険物語』

みなさん、こんばんは。

マインドコントロールは、使い方次第で、大事だと思う荒馬です。

 

マインドコントロールという言葉は、

どうも否定的に捉えられがちですが、

【自分を信じる力】【気持ちを盛り上げる】【モチベーションをあげる】という

言葉に変換できます。

もちろん、誰かを操ろうと思ったり、

悪事や邪な心のために使うのは、宜しくないですが、

自分自身を可愛がってあげる、自分のご機嫌を取るという手段なら、

時には大事ではないでしょうか。

自尊感情が低いよりも、何でも悪い方向に考えてしまうよりも、

ほんのわずかでも幸せな時間を過ごせるなら。

 

前にも書いた気がしますが、

人間の脳というのは、放っておくとマイナスに引っ張られます。

それなら、ちょっと無理してでも、取って付けたようでも、

せめてゼロに戻すなり、プラスに引き上げてあげるという

行為ができたら良いですよね。

 

さて今日は 

アブディーの冒険物語

アブディーの冒険物語

 

 マドンナの絵本シリーズの4作目がこの絵本。

他の5作品はまだ読んだことがないので、

次はそれを読んでみようと思っています。

帯には

『信じる心』の力を伝える物語。

幸せをつかむ人と、手放してしまう人。

その違いはどこになるのでしょう?

答えは、この本の中にあります。

と書かれていました。

ストレートなメッセージが込められた絵本です。

 

両親を亡くし、宝石職人のおじいさんと一緒に暮らしている少年。

おじいさんは、たくさんのことを少年に教えます。

少年もその教えを真面目に受け止めます。

そして、互いに大切に思い合って暮らしています。

強い信念を持つものには、可能性が果てしなく広がるもの

 

すべてはなるべくしてなっている、この世で起きることは

かならず良い方に向かっているのだ。

 

そして、海外絵本に多い【直球絵本】。

子どもには理解できないんじゃないか…という概念が

おそらくないのだと思います。

大人も子どもも同等に見ているから、

難しい言い回しだったり、言葉を使っても伝わるんだというのを感じます。

 

【絵本って子どものモノ】でしょ。

荒馬の周りでもよく聞くセリフ。

なら、大人の本って何?って聞き返したくなります。

「これイイ」「これが読みたい」と思えば、

大人も子どもも関係ありませんよね。

子どもにとって難しい漢字や言葉が出てきたら、

教えてあげれば良いだけです。

 

絵本セラピーという言葉を聞いても、

「あ~、子どもいないから」と興味も持ってくれません。

興味の無い人にゴリ押しするつもりはありませんが、

なんか、そういう思考ってもったいないって思います。

荒馬は、

まずは興味を持って、話を聞いてみたり、体験するようにしています。

今まで自分が知らなかったことを知ることができれば、

楽しいのに…と。

 

それこそ、『アブディーの冒険』のように

信じる心・必ず良い方へ向かうと思いながら、

これから少しずつ広められることができればと思っています。

荒馬の背中をポンッと押してくれて、

「よし、やってみよう」と思わせてくれる絵本でした。