荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『12にんのいちにち』

みなさん、こんばんは。

人は知らず知らず、みなが繋がっているのだと思った荒馬です。

 

今日は、先輩絵本セラピスト®さんが、

荒馬の住んでいる町へお仕事でいらっしゃいました。

帰りのバスの時間まで余裕があるということで、

急遽2週間前に絵本セラピー®を開催することに決まり、

場所を押さえ、Facebookのイベントページを開設し、

興味のありそうな荒馬の身近な方々へ連絡して、

口コミで宣伝をしました。

急だったことや、各種行事・イベントなどが重なり、

少人数でしたが、無事に自主開催では初の絵本セラピー®を

やることができました。

 

先輩セラピスト®さんの好意で、荒馬も2冊ほど読ませて頂き、

自分がセラピーを受けつつ、セラピストとして、

目の前で学ぶことができて、感激の時間でした。

 

参加された方々も、実はどこかで繋がっていたり…。

かつて、幼稚園の先生とその保護者という関係だったり、

自分の母校で、直接教えてもらったことはないけれど、

現在教師をしている人と親近感があったり、

「あなたあなたが繋がっていたなんて、驚きー」という瞬間がありました。

 

そこで浮かんだのがこちらの絵本 

12にんのいちにち

12にんのいちにち

 

 どこにでもありそうだけど、どこにもない、すてきな町の物語。

帯にはこのように書かれています。

12人それぞれが、同じ時間にどんなことをしているのかという、

1日を見ることができる絵本なのですが、

表紙を見ても分かるように、年齢も性別も職業もバラバラ。

人間ではないモノもあります。

それでも、縦や横で、どこかで繋がっていて、

同じ空間にいたり、同じモノを見ていたり…。

これだって、見えない・気付かないけれど、【繋がり】ですよね。

 

今日は絵本というツールを使って、

いくつかの質問について、じっくりと考え、書き出し、

それをみんなでシェアリングするという時間の中で、

【初めまして】の人同士なのに、

自分を存分に開示し、受け止めてもらい、

相手の開示を、無条件に受け止め、

普通に会話をしていたら出てこないであろう、

心に抱えた悩みや気がかりなことを、素直に打ち明けられたり。

という時間を過ごしました。

 

14歳~60歳までの男女。

素敵な空間で、優しく穏やかな時を過ごし、最後には、

みんなで笑顔になっています。

 

この空気感・この素敵な時間を、

荒馬が住む町でも広げたくて、

子どもの読み物と思っている多くの大人達に

絵本の面白さや深さを1人でも多くの人に知って欲しくて、

絵本セラピスト®になりました。

9月に依頼をされてセラピー®はやりましたが、

限られた人しか参加できない会でしたので、

今回が、本当の意味でスタートになった日です。

 

少しでも多くの人に知って欲しい。

そうすれば、

書店でも図書館でも、もっともっと絵本の蔵書が増えると思うのです。

そうすれば、

もっともっとたくさんの絵本が、多くの人の手に届くと思うのです。