みなさん、こんばんは。
秋を通り越して冬が来そうなこの町で、
何枚も着込んで過ごしている荒馬です。
天気予報を見ると、今週末は初雪の予報。
秋の深まりを感じる間もなく、冬が近づいて来ました。
暖房をつけると、家の中が一気に乾燥するので、
すきま風の侵入を防ぎ、完全防寒をして過ごしています。
ここは、気温が上がらないが、下がらないという地域。
朝の気温と昼間の気温がさほど変わりません。
夜になると少し下がる程度。
内陸部では、朝晩が猛烈に寒くなり、昼間に上がりますが…。
その上、
風が強い地域なので、予想気温から2、3℃低く見積もると、
ちょうど良い感じです。
雪が積もってしまえば、温かく感じるのですが、
雪が積もるまでの間は、なんだか底冷えするような寒さ。
以前、東京に1ヶ月だけ暮らしていたのですが、
その時は2月。今のこの地域と似ている気がします。
雪がない冬を初めて経験し、底冷えを体感し、
それでも、周りの人が着ているようなダウンジャケットや
厚手のコートなど不必要だった荒馬は、
外を歩いても、電車の中でも、あまりの軽装だったので、
周りの人達がジロジロと見ていたのを覚えています。
だって、
みんなみたいに着ていたら、暑いんだもん。
さて今日は、
谷川俊太郎さんの詩と、様々な雪の結晶の写真がコラボした、
写真絵本。
雪の結晶は1つとして、同じ形がないと言われています。
それでも、ここまで鮮明な結晶はあまり見たことがないので、
この絵本を見ると、本当に自然の神秘に驚かされます。
この絵本に掲載されている結晶は、凍える寒さの中で、
北海道・大雪山のふもとに降った天然の雪を
顕微鏡撮影したものだそうです。
【天然の雪】という表記に雪国の荒馬は、クスッとしてしまいました。
以前、沖縄の友人が、
雪の結晶がもっと大きいものだと思ったらしく、
あんなのが毎日降り積もるなんて、なんてロマンチックなの?と
言っていたのですが、
実際は、そんなに大きくないので(数㎜です)、
「うっ、うん、そうだよね。でも、そうでもないんだよ」と
歯切れの悪い返事をしたのを覚えています。
そして、数々の雪の結晶に添えられる、谷川さんの詩。
これは個人的な思いですが、
谷川さんの詩は、その詩を読んでも、
心に深く染み渡ります。
気付けば、谷川さんの詩が載っている本や絵本が、
とても増えている気がします。
今度は、他の詩人の方が書いた絵本を探してみようかな。