みなさん、こんばんは。
唯一の自慢は、憧れの職業に就いたことである荒馬です。
小学4年生の時の担任の先生との出会いで、
教師を目指すようになりました。
そのために、一心不乱に努力…まではしていませんが、
いつもギリギリのところで、荒馬が荒馬にストップをかけていたのが、
【あんたは教師になるんだろう】という言葉。
何事においても中途半端な荒馬ですが、
唯一、自慢できる点です。
13年間という短い期間でしたが、
憧れの教師の職に就けたことは、とても幸せな日々でした。
退職して5年。
新しい夢や目標を見つけ、
それに向けた資格取得をしたり、少しずつですが準備を進めています。
遠足前の小学生のように、
準備の今が、とても楽しいです。
さて今日は、
カエルたちの憧れである、バスのガイドさんになる夢を持った主人公クコ。
久しぶりにバスガエル募集が出されました。
多くのカエル達が試験に向けて、猛練習。
母親との衝突。そうして迎えた試験。そして、結果は……。
色彩が鮮やかで、質感も出ている絵は見ているだけで面白いです。
さらに、色々なページに出てくる、カエルマーク(オタマジャクシも)。
これを探すのも楽しさの1つです。
何より、カエル達の表情が豊かで、
【服を着ているカエルなんて…】と、
ちょっと文句を言いたくなる大人の方も(笑)魅了されると思います。
絵本セラピーは、大人のための参加型ワークショップです。
自分から申し込んで参加する人もいれば、
企業研修などで行う場合もあるので、
「絵本なんて子どもの本だろう」「大人が絵本なんてバカにしている」と
感じられる方も中にはいらっしゃいます。
動物がしゃべること、服を着ていることに疑問をぶつけたり、
そんなのあり得ないと思ったり…。
それでも、グッとくる絵本に出会ったり、
フィーリングの合う絵本と出会うことで、
絵本の世界を感じ、絵本から何かを読み取ったり、感じ取ったりできます。
色々な感じ方があっても良い。
一冊の絵本を読み聞かせしてもらうことで、
実に色々な感じ方が出てくる自分に驚くことも。
荒馬がそうでした。
子どもに絵本を読み聞かせはしていたほうですし、
今もしています。
それでも、【ただ読んでいた】だけでした。
絵本セラピーと出会って、偉そうな言い方ですが、
絵本を見直しました。そして、惚れ込んでしまいました。
色々な本を読んできた中で、
荒馬自身も絵本をバカにしていたのかもしれません。
以前も書きましたが、
授業の中で中学生に絵本を読んだ時の、素敵な反応を、
いつの間にか忘れていました。
今は、一冊でも多くの絵本に出会いたくてたまりません。
できるなら、
死ぬまでに、出版されている全ての絵本を読みたいです。
大人にこそ絵本。
カバンの中には、お気に入りの小説と絵本を入れて、
持ち歩く大人達が増えるといいなぁと思っています。