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荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『ネコヅメのよる』

みなさん、こんばんは。

昔、猫会議に参加したくて、飼い猫を尾行した荒馬です。

 

彼の名前はリョウ。

血統書つきの由緒正しき猫。

生まれて間もない彼は、少々、病弱。

飼い主さんがどんな理由かは分かりませんが、

ある日突然、

【犬派の父。猫派の母。動物全般ダメの兄。虫でも何でもOKの荒馬】の家に

リョウを預けることになりました。

 

愛くるしい表情と仕草で、一気に家族4人を虜にし、

大切な家族の一員となって半年ほどで、

お腹を壊し、回復できないまま、この世を去りました。

もともと病弱だった上、まだ体が小さく、抵抗力も回復力も弱かったようです。

寂しがり屋のリョウは、亡くなるときも、1人では寂しかったのでしょう。

荒馬の腕の中で、「クー」と最後に発し、亡くなりました。

「ニャー」と鳴けない猫でした。

外へ出るのが苦手な猫でした。

 

そんなリョウ。

砂利の触感が苦手で、外へ出たがらなかったのですが、

昼間にいそいそと出かけていくようになりました。

ちょうど、荒馬の家の裏は、

猫のたまり場 いえ、 集会場になっていました。

そこに参加するため出かけ行くようですが、新参者ゆえ、

なかなか仲間に入れてもらえません。

 

最初は、とにかく外出してケガなどしないか心配で尾行していましたが、

追い出されて帰ってくるリョウが不憫で、隠れて応援。

そのうち、

誇らしげに(荒馬にはそう見えました)帰路に向かうリョウを見て、

ますます【猫会議】を近くで見たくなりました。

 

いつも尾行は途中までだったので、決死の覚悟で集会場まで。

10匹ほどの猫が集まっています。

荒馬には、ただみんなで寝そべり、おのおのが自由にしているという

感じにしか見えませんでしたが、

おそらく【猫会議】。

 

みんなで何をしているのかなぁと思ったものです。

ちなみに、この時の荒馬は高校生。夏休みだったと思います。

バイトなどがあったので、毎日は無理でしたが、

遅い時間にシフトを組み、なるべく【猫会議】尾行作戦を決行していました。

 

今日は、リョウと、自分のちょっとおバカな出来事を

思い出した一冊です。

ネコヅメのよる

ネコヅメのよる

 

「そろそろかもしれない」「まちがいない、こんやだ」と感じ、

真夜中にそうっと出かけていく猫。

たくさんの猫が同じように出かけていきます。

さて、猫たちが向かった先とは…。

 

文章が少なく、想像が掻き立てられます。

表紙の絵が気になって、購入してしまいました。

猫の表情がたまりません。

 

この絵本の主人公は作者の飼い猫。

こんなふうに出かけたのかは分かりませんが、

猫は懐けばなつくほど、色々と猫の秘密を教えてくれるのです。と

あとがきで書いています。

 

荒馬には分かる気がします。

短い期間しか一緒にいられず、しかも、まだ子どもの猫でしたが、

リョウから教えてもらったことは、あると思っています。

 

リョウが亡くなり、埋葬まで済んでから、

【猫会議】の場所へ出かけ、リョウの訃報を伝えに行きました。

不思議な事に、

翌日から、【猫会議】の場所が変更されたようで、

あれ以来、リョウの先輩たちには会っていません。