荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『3びきのかわいいオオカミ』

みなさん、こんばんは。

たとえパロディでも、視点を変えるだけで、

新しい思考や発見などが生まれるんだなぁと思った荒馬です。

 

みなさん、『3びきのこぶた』のお話は知っていますか?

昔話は、時代によって、結末や詳細が変化していたり、

削除されたり、追加されたりするので、

みんなが同じ内容を知っているというわけではないかもしれませんが。

今日は、そのパロディとも言える絵本です。 

3びきのかわいいオオカミ

3びきのかわいいオオカミ

  • 作者: ユージーントリビザス,ヘレンオクセンバリー,Eugene Trivizas,Helen Oxenbury,こだまともこ
  • 出版社/メーカー: 冨山房
  • 発売日: 1994/05/18
  • メディア: ハードカバー
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荒馬も数年前に読んで、大好きな絵本の1つです。

パロディではあるのですが、とっても秀逸。

ツッコミどころが満載なのですが、オチまでしっかり。

落語に似ている雰囲気があります。

この絵本、犯罪学者と人気の画家さんの作品なのだそうです。

 

文章が少し長いのですが、

最後まで楽しめると思います。絵も可愛らしいので。

この絵本、

ほとんどのページに出てくる同じアイテムがあって、

そのことには触れられていないので、気になっています。

絵本を研究している人達の間でも、論議になったり研究対象にもなっていると、

絵本セラピスト協会の代表から聞いてからは、

余計に気になっています。

 

合わせて読むと、これもまた面白いのが、 

三びきのコブタのほんとうの話―A.ウルフ談 (大型絵本)

三びきのコブタのほんとうの話―A.ウルフ談 (大型絵本)

 

こちらは『3びきのこぶた』のお話の後日談のようなものです。

オオカミにインタビューをして、真相を聞いた という内容のもの。

こちらも大笑いできます。オチも含めて…。

 

とかくオオカミは悪者として登場することが多いですよね。

【一匹狼】という言葉も、あまり印象の良い言葉として使われませんし。

荒馬、「一匹狼だよね」と言われたことがあるので、

ことさらに、オオカミに対する思い入れがあるのかもしれません(笑)

 

こんな風に、視点を変えるだけで、見えるものも違ってくる、

ということが、数多くあると思います。

見えている世界が全てではないし、正しいとも言い切れない。

最終的に判断したり、決断するのは、自分自身なので、

多角的にみるように心がけたり、柔軟性を持った見方や考え方ができたり、

そのためのアンテナを張っておくというのは、

必要なのではないかと思っています。

 

こと、子育て真っ最中の荒馬にとっては。

親の言動が、子どもの善悪の基準になってしまったり、

行動の基準になってしまいます。

もちろん、自分自身で考えられる日がくれば、

変化していくものでしょうが、それでも、ベースを作るという点では、

あまり決めつけではなく、子どもが考えるための余白を残しておくという

のが大切だなぁと、

最近、本当によく考えます。

 

さてさて、そろそろ溜まっている書類仕事に着手しなくては。

先延ばしにしすぎて、自分で自分の首をしめそうなので…。