荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『いえでをしたくなったので』

みなさん、こんばんは。

やっぱり自宅が一番!! 

家の中に籠もっているのが好きな荒馬です。

 

活動的なイメージを抱かれやすい荒馬。

休日も必ず、どこかに出掛けていそう…と言われたことがあります。

その実、

出かけるよりも、家の中でのんびりしていたい。

許されるなら、1日中寝ていたい 荒馬なのです。

もちろん、

外出が嫌なわけではないので、出かけた時には、

それはそれは、精一杯、満喫してくるのですが…。

 

さて、今日はこの1冊 

いえでをしたくなったので (海外秀作絵本)

いえでをしたくなったので (海外秀作絵本)

 

 この絵本も、絵本セラピスト®の同期が紹介してくれました。

絵本の内容もさることながら、

そのテーマで、この絵本。絶対に荒馬では選ぶことができない絵本です。

 

両親がケンカをしている絵がスタートです。

その説明がないのですが、絵で判断ができます。

最初に出てくる文章は「いえでを したくなったので」。

4人の兄妹は荷物を詰めて、そろって引っ越しをします。

行き先々で、ちょっとしたトラブルが起こり、

それさえなければ好きな場所なのに…と、何度か引っ越しをします。

最後に引っ越した先は…

 

モノクロで描かれているのに、表情や描写が繊細なため、

みずみずしく、鮮やかに見えてくる絵本です。

そして、七五調でリズム良く読める文章です。 

もともと、リズム良い文だったのか、

訳者の方がそうしたのか、そこまでは分からないのですが、

海外の絵本は、割とリズム良く読める文が多いように感じます。

と言うことは、

訳者の方の配慮なのかもしれませんね。

 

子どもの頃、

「嫌なら出て行きなさい」と言われて、

「私は家が好きだから出て行かない。

     それなら、みんなが出て行けばいいよ」と

言い返したことがあるそうです。全く覚えていませんが。

そもそも、

「出て行きなさい」と言われた記憶もなかったのですが、

よほど、

両親の逆鱗に触れることをやらかしたのだと思います。

両親は、理不尽な怒り方をしない人達でしたし、

感情にまかせた怒り方もしない人達でした。

怒られる時は、大概、荒馬自身も相当ヤバイと思っている事が多かったです。

 

荒馬自身も親になり、「嫌なら出て行っても構わないよ」と

小凡師くんに言ったことがあります。

「お父さんもお母さんも大好きだから、それだけは絶対嫌だ」と

返されて、ついつい笑みがこぼれそうになりました。

荒馬も両親のように、

感情にまかせて怒らないように心がけています。

それは、教師時代に身につけることができました。

今は、この子にとって必要だから、ちょっと過剰に怒らないと

そんな風に、まず、どんな対応が適切かを考えてから、

説諭するなり、怒るなり、褒めるなりの術を、

先輩達が教えてくれました。

きちんとできていたかは別として、

心がけることは大事にしていました。

 

それでも、教師だって人間ですので、

許せない線を越えていることに関しては、そんな冷静な対応は

できていなかったように思いますが…。

歳と共に、感情の境界線も変化するようです。

 

さて、そろそ暑中見舞いを完成させないと、

立秋が迫って来てしまいました!!!