みなさん、こんばんは。
欠点も弱さも含めて、自分を好きになりたい荒馬です。
人は誰でも欠点や弱さを持っています。
ついつい誰かと比べて、
自信を失ってしまったり、羨んでしまったり。
そのくせ、自分の欠点や弱さにからは目を背けてしまう。
最近、子育てにおける言葉がけや行動の変換術や
発達障害を持った子どもへの声がけや行動の変換などを
耳にしたり目にします。
【集中力がなく、落ち着きがない→好奇心旺盛、視野が広い】
【「うるさい!」→「声をこれくらいにしてくれる?」】などなど。
ものの言い方、見る視点を変えるだけで、
欠点や弱さを克服するための、受け入れるための視点に立つことができます。
今日はそんな絵本をご紹介
話の内容は非常に有名なものです。
荒馬も教師時代、まだ道徳が教科化される以前から、
道徳の授業をきちんと行っている学校に勤務していた頃、
取り上げたことがある作品です。
水くみの少年が2つの壺をもち、毎日川から水をくんでいます。
1つはひびのない壺・もう一つはひび割れ壺。
ご主人の屋敷に着く頃には、水がもれて半分になってしまいます。
ひびわれ壺は悲しい気持ちを抱えながらあ、2年間を過ごしますが、
ある日少年に「わたしのせいで、お役に立てなくてごめんなさい」と
言うのです。
それを聞いた少年の、ひびわれ壺への返答が、
なんとも言えず、素敵なものでした。
その場を取り繕う言葉ではなく、ひびわれ壺が
「自分はこれで良いんだ。役に立てることがあるんだ」と思えるような
返答です。(実際にひびわれ壺がこう言ったわけではありませんが…)
道徳の授業は、
【正解・不正解ではなく、色々なとらえ方や考え方があって良い】という前提で
進めていきます。賛否評論がありますが、取り扱いかたや授業の展開の仕方に
よっては、素敵な時間を送ることができると、荒馬は感じます。
絵本セラピー®も、似たような要素を持っています。
実際に、小中学校へ道徳の授業の講師として行っているセラピストさんもいます。
大人にも、子どもにも、やり方によっては素敵なエッセンスになりますし、
ちょっと足を止めて、考える機会やきっかけを提供することができます。
先日、絵本セラピー®の正式な依頼を受けました。
【子育て】がテーマで、約2時間の枠を頂きました。
9月に行われる予定なので、推薦して頂いた方に
「やっぱり推薦して良かったわ」と言われるように、
また、参加して頂く方に素敵な時間を提供できるように、
頑張りたいと思います。