荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

『オニのサラリーマン』

みなさん、こんばんは。

絵本出版社の図書目録やカタログを取り寄せている荒馬です。

 

先日購入した絵本に、出版社あてのハガキが入っていたので、

感想などを書き、目録や新刊案内が欲しいですと書き加えてポストへ。

本日、それが届いて、他社のも欲しいなぁと、数社に問い合わせをしました。

自分の知らない絵本がこんなにもあるのかと1社だけでも驚いています。

選書力・絵本力を身につけるためにも集めようと思っています。

 

さて、今日は父の日シリーズと勝手に銘打った第2弾 

 もしも地獄にいるオニがサラリーマンだったら…という設定で始まるお話です。

毎日スーツでびしっと決め、愛妻弁当を持って、満員バスに揺られ通勤。

閻魔大王(会社でいう社長)に挨拶して、その日の勤務場所が決まります。

この日の勤務場所は血の池地獄の見張り番。

その後の展開も本当に会社員のようで、クスッと笑える内容です。

そして、絵も面白いですし、細部までこだわって書いてあるので、

絵を見て、文字を読み、また絵だけを見るという楽しみ方ができる絵本です。

 

表紙カバーの裏には、主人公の子どものメッセージが。

「しごとはまいにちたいへんそう  かえってきたらかたもんであげようかな」という

台詞が何とも言えず。世のお父さん達は「分かる分かる」と

頷ける絵本なのではないかと思います。

 

昨年、凡師さんにお父さんがテーマの絵本を数冊プレゼントしました。

お母さんがテーマの絵本はもちろん多いのですが、

お父さんがテーマの絵本もたくさんあって、

おじいちゃんやおあばあちゃんの絵本もあります。

普段、頻繁におじいちゃんおばあちゃんに会えない人などは、

絵本を片手に話題のきっかけになると良いですよね。

凡師さんのご両親とは離れて暮らしているので、

電話やFAX・ハガキなどをたまにします。とても喜んでくれています。

荒馬の父は近くに住んでいて、週に1度、家に来てもらっています。

あの世代の男親は自分からは、子どもにも孫にも連絡をしませんし、

遊びにも来ないので、あえて理由をつけて来てもらっています。

 

友達の多い荒馬父ですが、やはり孫と話すのは嬉しい様子。

すっかり小凡師くんに、身長も足のサイズも越されて、

少し落ち込んでいます。

 

試しに荒馬も、父に絵本を贈ってみようかしら!?