みなさん、こんばんは。
現在の家庭科の授業に感謝している荒馬です。
荒馬が中学生の時から、家庭科・技術科が男女必修になった
ような気がします。
男子も家庭科を学び、女子も技術科を学ぶ。
自分が学生時代の頃には【ありがたい】と感じた記憶はありません。
しかし、
大人になってから
【家庭科には全て詰まっているのだ】という事を感じます。
教員時代、家庭科を受け持った事がありました。
自分の家庭生活を振り返ったり、保護者にインタビューをする中で、
今の自分にできること・将来、身につけたいこと などを
学習すると、生活も劇的に変化してきたことがあり、
保護者の方々にお礼を言われたことがありました。
その時も【ありがたい】感覚は、今ほどではありません。
今回、小凡師くんが家庭科の授業で、
【家の人に家事についてインタビュー】をすることと
【家事を手伝って、感想を書き、家の人にも感想を書いてもらう】という
宿題をひっさげてきました。 5日間の記録表です。
小凡師くんの手伝い項目は
【掃除機をかける・茶碗洗いをする・ご飯をよそう・テーブルふきをする】
自分から進んでやれば◎ 言われてからやれば〇 やらなければ△を
つけるのですが、全日程・全行程 ◎でした。
昨日までの宿題だったのですが、
今日も4つの作業を、自然とやっている姿に驚きです。
掃除機がけに関しては、普段は午前中にやるのですが、
夕方にシフトチェンジをしました。
「お母さんは、この他にも、たくさんの家事をやってるんだよね」
「1人で住むようになったら、全部やらないといけないんだね」
という発言も。
これまでも、布団敷きやおつかい・調理の助手などなど、
機会を見てお願いしたり、すでに固定化された家での仕事もあるのですが、
家庭科の授業を機に、少しだけ見る角度や考え方が変化したようです。
素晴らしい!!! ビバ家庭科!!! です。
家では、どうしても押しつけになってしまったり、
「お母さんはこんなに頑張っているんだよ」みたいなテンションになったり
しがちなのが、客観視できて良かったです。
他にも、
凡師さんもごくごく自然に家事をやる人だというのも大きいと思います。
小凡師くんの中で、
男子厨房に入らずという概念がありません。
気がついた人が、気がついた時にやる。
みんなでやれば早く終わる。というのがあるからだと思います。
これには凡師さんにも感謝せねばなりません。
今後は家でも、そういう意味での【生きる力】も教えてあげないと
いけませんね。