荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

息子からのプレゼント

みなさん、こんばんは。

今日は一日中、雨の多い日でしたが、

心は逆に晴れやかな荒馬です。

 

観光地であるこの土地、全国のどこよりも寒い寒い地域です。

(かろうじて一番寒い地域ではありません)

GWが観光のスタート。

終盤を迎え、昨日くらいしか耐えられる日はなかったことと思います。

今日は昨日よりも気温もグッとグッと下がり、しかも雨。

風も相まって、体感温度はさらに下がっています。

「これも旅の良い思い出よね」と思って下さる方が

どのくらいいらっしゃるのかと思うばかりです。

 

さて、冒頭でも書いたとおり、そんな天候なのですが、

荒馬、晴れやかでございます。

というのも、

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小凡師くんから、

「少し早いけど」と、お花をプレゼントしてもらったのです。

「長い期間楽しんで欲しくて、蕾の多いのを選んだよ。

 いつもありがとう!!」とバラの鉢植えを。

 

 

立派に咲いているのは

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2輪。

あとは大小さまざまな蕾です。

 

「ありがとう」とキラキラした瞳で言われると、

申し訳ない気持ちが先にきます。

彼にとっては、こんな人でも母親と思ってくれますが、

本当に情けないほど手抜きで怠け者の母親です。

「おかあさん、あのね、あのね」とまだ追いかけ回してくれます。

買い物にも一緒に来てくれて、色々と手伝ってくれます。

とは言え、高学年にもなるので、

機嫌を損ねない術も習得し、「お母さんみたいに可愛いね」などと、

これまた絶妙なタイミングで、言葉を失うほどのタイミングで、

言ってのけるのです。

ウソも上手になってきました。凡師さんには話すけれど、

荒馬には話せない・知られたくないことも増えてきました。

 

これが成長なのです。離れていくことは寂しくはありません。

むしろ、嬉しいですし、体だけではなく、心もたくましくなっていく姿を

見ると、誇らしげに感じます。

まだまだ甘えん坊の泣き虫ですが、彼もまた、そんな自分と

闘っているようにも感じます。

 

荒馬もは今の小凡師くん位の時には、

炊事洗濯などの家事を手伝い、

親戚内ではありますが、大人達の嫌な部分・姑息な部分もたくさん見ていました。

両親の別居だったり、親戚のもめ事だったり、

否応なしに自立せざるを得ない状況でした。

早くから、親離れ・子離れができれば、

生活力が本当に身につきます。親が守ってくれない状況では、

自分が何とかしないといけないので、幼いながらも必死だった気がします。

 

そこまでの思いを小凡師くんにはさせたくありませんが、

母親がまず、子離れを始めないといけないなぁと感じます。

父親である凡師さんは、むしろこれから。

ただ一緒に遊ぶ人、から、人生の同性の先輩として。

 

そんな狭間にいる小凡師くん。

お世辞だったとしても、機嫌取りだったとしても、

感謝の気持ちを

言葉と行動で示してくれます。本当に素敵な男だと思います。

思ったことを口に出すというのは、悪い意味で取られがちですが、

とても大切な力です。

心の中で考えていようが思っていようが、

それを相手に伝えなければ、何一つ伝わるものがありません。

それを美徳とは思いません。男女の関係なく。

行動で示すというのもどうかと。

「こういう行動すれば喜ぶはず」は、相手を想っての行動ではありません。

そこに、言葉を加えるだけで、相手を想う行動に一転できますが…。

 

日常的に、小凡師くんは、言葉にできる人間です。

彼の使う言葉は、相手を不快にはしません。相手を想います。

むしろ、想いすぎています。優しさの塊ですね。

この優しさ、いつか彼を苦しめるでしょう。(これ前にも書きましたね)

そんな時は、力になってあげられたらと思っています。

 

それでも、「いつもありがとう」という言葉。

嬉しいですね。

「ありがとう」最近、言われる回数が減りました。

「ありがとう」の行動を荒馬自身がしていない証拠ですね。

 

素敵なプレゼントをもらいました。

荒馬の人としての今の状態を教えてもらいました。

「ありがとう 小凡師くん」