荒馬のつれづれ日記

好きなことを、好きな時に徒然と綴る日記です。

勉強をして、改めて、背筋が伸びる

みなさん、こんばんは。

【信頼関係】の大切さを改めて考えた荒馬です。

 

このところ、絵本を読んで勉強する事に集中していましたが、

久しぶりに小説を読んだり、カウンセリングの知識をアップデートしました。

今の勉強にも通じるのですが、あまり、片方向に偏りすぎは

良くないと感じ、たまに別方向からの風を入れるのも良いと思いました。

 

小説の方は、以前、北海道砂川市の本屋店主さんが行っている

【一万円選書】で購入した本です。これについても今度、詳しく書きたいと

思います。

 

カウンセリングについては、

なるべく、常に新しい情報や知識を入れるようにしています。

今日は、基礎に立ち返り【信頼関係の築き方】の勉強を再び。

カウンセリングに限らず、子どもでも大人でも、人と接する上で、

信頼関係を築けるかどうか、それを維持できるかどうかはとても大切です。

 

信頼が崩れるのは本当に一瞬です。

昨日まで全幅の信頼を置いていても、翌日には脆くも崩れ去る

こんなことはよくある話です。そして、何より難しいのは、

【信頼関係を築くこと】よりも【信頼を回復すること】です。

 

信頼関係を築くには

 ①自己開示を自らすること

 ②自分自身を信頼すること

 ③相手に感心を持ち、相手が大切に思っているもの(こと)を

  大切に思ったり、認め受け入れること

が重要だと言われます。

 ①については、

  相手に心を開いてもらったり、話してもらうことを求めてばかりで、

  自分は心を開かず、何も言わない。これでは、信頼は生まれません。

  とても勇気が必要だと思いますが、

  この行為を上手にできる人は、信頼関係も早くに結べると思います。

 

 ②については、

  荒馬は【自分の芯】を持つことだと解釈しています。

  これを勘違いすると、上から目線になってしまったり、

  つまらないプライドばかりが勝ってしまうのですが、

  自分の弱さや愚かな部分も受け入れた上で、

  自分に自信を持ち、「私は大丈夫」と自分が思ってあげること。

  この部分は、本当に難しいです。 カウンセリングではこの部分が

  実は本質の相談であることが多いので…。

 

③については、

  ②できていないと、③を考える余裕も生まれません。

  自分の尺度でしか考えたり想像できないので、そこから外れると、

  バカにしたり、批判する人をたくさん見てきました。

  私も友人が夢中になっていることを、他の人に馬鹿にされて、

  嫌な思いをしたことがあります。

  「あ~、この人は自分しか見えていない。むしろ、

        自分も見えていないのかもしれないなぁ」と感じました。

 

上記は、他の人の力を借りて、変える事も伸ばすこともできます。

カウンセラーやセラピストに限らず、家族だったり先生だったり友人だったり。

 

やっかいなのは、【信頼の回復】です。

信頼を支えているの、[ウソがないこと][裏切りがないこと]

これは仕事でも言えることだと思います。そこが崩れてしまうと、

相手が不信感を抱きます。

そして、さらに[その場しのぎを言い逃れをし、ウソを重ねる]という

事態に発展するのが定番な気がします。

これは、誰かが仲介に入っても、なかなか改善できません。

当人同士で解決しなければいけなくなります。

そして、謝罪だけで終わるケースが多く、

「謝ったのに」「その後、こんなに努力をしているのに…」という

二次的なものが発生します。

謝罪するなら、きちんとした説明責任が必要です。

そう至った原因や背景、今後どのような改善努力をするのか、

しっかりと語らなければ、全く意味を為しません。

本人が謝ったかどうかではなく、相手がそれに納得をしたのかどうか。 

これが、重要なのですが、ここを勘違いすると、

逆ギレをしたり、本人の中では終わったものと勝手な解釈をしてしまう。

裏切られた方としては、

理解しようとすれど、時間が必要です。

そして「一度やったのだから、そういう人間なのだ」

   「あいつはまた同じ事をする」

という呪縛からなかなか抜け出せません。そうなると回復なんて無理ですよね。

 

時間をかけていく必要がありますが、

仕事の場合は、契約が白紙になったり、退職することなったり。

人間関係の場合も、同様のことが言えます。

自分中心の言動は思わぬ事態になります。気付いたところで遅いことも。

誰しも未来を予測できるわけではありませんが、

自分の言動が何を招こうとしているのか想像することはできるはずです。

おそらく、サインも発せられているはずなのです。

そこに気付くことができるのか、

そして、自分の芯をって、相手を大切にできるのか。

 

そんなことを勉強を通して、再確認しました。

このようなカウンセリングの相談がきた時には、クライアントさんの

お手伝いを自信を持ってできるように、

荒馬も、もっと磨いていかなければと、強く感じました。