みなさん、こんばんは。
あんなにピュアな気持ちで成長を喜んだのは
一体いつだったかなぁと小凡師くんを見て感じた荒馬です。
最近、凡師家長男【小凡師くん】のネタが続いていますが、
今日も小凡師くんネタです。
4月から5年生となった小凡師くん。
校内で5年生と言えば[サブリーダー]です。
先週から、5年生は1年生の教室へ給食準備のお手伝いに行っています。
器への盛り付け・配膳・配置のしかたなどの一連の流れを、
初めての1年生に教えてあげるという校内の取り組みです。
先週は、まずお手本としてやってあげる週。
今週から、実際に1年生がやっているのを、見守って教えてあげる週。
先週のスタートから、毎日、【手伝い隊】の報告をしてくれる小凡師くん、
今日は、
「今日の手伝い隊の時の話で2つあるんだ。
1つ目は、先週きちんと見ていてくれていたから、今日の1年3組の
みんなは、とっても上手にできていたんだよ。お皿を持つ手が震えていたり、
こぼしそうになっていたけど、頑張ってたよ。」
「先週、小凡師たち5年生が見せた、お手本が良かった証拠だね。
スゴイじゃん。カッコイイじゃん。」
「そうだね。みんなで頑張ったからね。
で、2つ目がね。僕の腰くらいの背の高さの子が、
「お兄ちゃん背はどのくらいなの?」って聞いてきたから、「161㎝だよ」
って教えてあげたら、「ヤバッ!!」って言ったんだ。
ヤバッっていう言葉はちょっと…だけど、すごい可愛くて、
照れくさかった。本当にまだ小さいんだよーーー」 と。
身体の大きさの違い、
給食配膳の様子、
1年生と5年生では、こんなに違うものなのかと、
改めて感じたようです。
「僕も1年生の時には小さくて、高学年のお兄ちゃんがカッコイイなぁって
思ってたなぁ。それに、上手によそったり、運んだりできなくて、
泣いた時もあった気がする。
いつのまにか、僕も余裕でできるようになって、教えられるようになって、
僕も大きくなったよね。お母さん」
何とも頼もしい言葉ではありませんか。
照れくさそうにニヤニヤしながら話してくれていましたが、
立派な姿に見えました。
そこから、しばらく、1年生の時と今の自分の話が続きました。
ひらがなしか書けなかったのに、難しい漢字まで書けるようになった。
1けたの足し算も指を使っていたのに、今は少数や分数・体積も解ける。
47都道府県が言えるようになった。
「それは、できなくて悔しくて泣いても、毎日毎日、
頑張ってきたからだよね。エライ!! スゴイ!! さっすがーー」と
伝えてあげましたが、まさしくこの通りなのです。
それを自分で気付けた今日は、特別な日になった気がします。
大人になると、
〇〇をあれだけやったんだから、△△できたんだ!!
と、論理的に成果や成長の説明をしていますよね。
今日の小凡師くんのように、
振り返りを通して、感覚的に、純粋に気付いたのとは
ちょっと違っていると思います。
どちらが良いとか悪いではありません。
自分の成長に気付くという事が大切なんですよね。
自己評価が低かったり、到達目標が高すぎたりすると、
なかなか成長を実感できず、自分に厳しくなったり、甘くなりすぎたり、
追い込んでしまったり、放り投げてしまったり。
何だか、今日の小凡師くんを見て、
上手く言葉で伝えられませんが、
日常のささやかな事や当たり前の事に、喜んだり、感心したりする
感覚って、忘れていたなぁと思ったんです。
今日も元気にケガもなく、1日を過ごせたこと。
ご飯が食べられたこと。
綺麗な月を見て、キレイだと感じられたこと。
大好きなコーヒーを飲めたこと。
昨日よりもここは良かったなっと感じること。
【ありがとう】の気持ちをもっと大切にしないといけませんね。